2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
          ペンテコステ礼拝

      2022年6月5日  午前10時30分~
                
               司 式    伝 道 師

               配 餐    配餐奉仕者
 
               奏 楽    奏楽奉仕者

前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    真理は主イエス・キリスト     一 同
  
交  読    詩篇119篇(テト ~ ラメド)      一 同
  
聖  書    使徒言行録 第2章1~11節 (新) p.214
                   
祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-62           一 同
  
使徒信条    21-93番 ( 4-A )        一 同

讃 美 歌     21343番          一 同

説  教    「教会が生まれる」        牧 師

祈  祷                     牧 師

聖 餐 式     21-78番           牧 師

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                               説教要約 印刷用PDF

ペンテコステ礼拝
説教
「教会が生まれる」要約
 使徒言行録 第2章1節~11節


① ペンテコステ(聖霊降臨祭)礼拝にようこそ!

 教会(伝道所)は、何によって存在しているのでしょうか? 教会(伝道所)は、イエス様を信じた弟子たちが「ここらで一つ、皆で力を合わせてイエス様のことを宣べ伝えましょう!」と相談し、決意し、一念発起し、総決起大会を開いて、誕生したものではありません。教会(伝道所)は「「聖霊(原語でプネウマ)が降ったことによって、弟子たちが聖霊の力を受けたことによって、即ち神様の力によって出来たのです。人間の決意や努力によってではなく、神様の力、働きかけによって、この世に誕生したのです。茅ヶ崎堤伝道所が今ここに存在するのも、同じ聖霊の働きによるのです。私たちが今、イエス様を信じる信仰者の群れとしてここに集められている、礼拝している、まさにここに教会があります。教会(伝道所)というのは教会堂という建物のことではなく、信仰者の群れ、礼拝の群れのことです。神様の力、聖霊の働きなしには私たちは一日たりとも信仰者として生きることは出来ないし、教会(伝道所)が存在することもないのです。

② 聖霊の力、聖霊の働き
 
 私たちが聖書を読み、聖書の話を聞いている時ハッと気づいて爽やかな気持ちになる、それが聖霊の力です。大勢の人が狭い部屋に集まって、すっかり部屋の空気が悪くなった時、窓を開けるとサッと爽やかな風が入ってきて急に生き返ったような気持になる、それが聖霊の働きです。私たちの人生の中で様々な困難、うっとうしい事が続いたりすると、すっかり落ち込んでしまう。そんな時、礼拝に出席し、聖書の話を聞くと、御言葉が突然、新鮮に飛び込んできて心が洗われたような気にさせられる事があります。それが聖霊の働きです。聖霊は神様の息であり、私たちを生き返らせる爽やかな風です。ギリシャ語では、息も風も聖霊も、同じ「プネウマ」です。「息」も「風」も「聖霊」も、私たちの目には見えないけれど感じる事はできるし、結果で分かります。私たちが教会(伝道所)に来て、共に礼拝し、声を合わせて歌い、共に祈る内にハッと気づいて、よし、やろう!と希望が湧いたなら、最初のペンテコステと同じ聖霊を受けたという事なのです。

教会が生まれる

 復活したイエス様は弟子たちに「神様はあなたたちに聖霊を下さるから待っていなさい」と言って昇天しました。弟子たちは皆、エルサレムの大きな家に集まって一生懸命お祈りしていました。イースターから五十日経った「五旬祭(ペンテコステ礼拝)」の日。ゴォーという風が吹くような音がして「大風かな」「地震かな」そう言っていると、弟子たちの心の中が熱くなって神様の力が一人一人の上に来たの。すると弟子たちは今迄「あぁ、これから私たちはどうなるのかな。イエス様と同じように磔になるのかな」と思っていたけど、今は心の中に神様のパワーが来たから元気になって、「そうだ。私たちはイエス様の事を皆に伝えよう。イエス様は神の子で私たちと一緒にいて下さる。そうお話しよう」。そう言って、弟子たちは皆、元気になって讃美歌を歌って、お話をしました。五旬祭、エルサレムにユダヤ人だけでなく、ローマ人、ギリシャ人など大勢の人々が集まってきて「あっ、私の国の言葉で話してくれたからよく分かります」。皆がそういう言ったの。不思議だね。その日、イエス様を信じる人が三千人もいて、衣食住みんな一緒に暮らして、一緒にお祈りをして、一緒にイエス様のお話をしたそうよ。こうして教会が生まれました。



        ■ ペンテコステ(聖霊降臨日)

  ・「ペンテコステ」とは、ギリシャ語で50という意味で
   ユダヤ教の過越の祭りから50日目の祭りをさす言葉
   でした。もともとは小麦の収穫祭でしたが、イスラエル
   の人々がバビロニアに奴隷として連れて行かれて小麦の
   収穫感謝祭ができなくなった時、ハタと自分たちが神に
   背く生き方をしてきたことに気づき、深く悔い改めて、
   昔シナイ山で神から律法をさずけられたことを思い出し、
   その出来事を祝う日としたのでした。この日に、ユダヤ
   教では子どもたちに蜜をなめさせて、神の律法はこんな
   に甘いものなのだと体験学習させるそうです。

    さて、人々が盛大に律法授与を祝っている時に、エル
   サレムの町の一角に全くさえない顔をして部屋にこもっ
   ている人間がいました。それはイエス様の弟子たちで、
   イエス様が復活なさったと知らされても、頭ではわかっ
   てもどこかで疑っていたのか力にならず、ユダヤ教当局
   の迫害を恐れて家の中にこもっていたのでした。
   ところが、天から風が吹いてくるような音がして、弟子
   たちは人が変わったように積極的な人間になって戸の外
   に出て行き「イエスはキリストだ」と言い出したのです。
   キリスト教会ではこの日を「教会の誕生日」として祝い、
   私たちも神様の力が注がれるよう 祈る日となりました。


        ■ 「ペンテコステ」リタニー(連祷)      
                          
   リーダー… 神さま、ペンテコステの日のように、
         聖霊を風のように送り、
            教会を元気にして下さい。

   みんな … 神さま、はじめの教会が誕生した日のように、
         聖霊を炎のように送り、
            私たちを元気にして下さい。

   リーダー… 戦争を続け、憎しみあう世界に、
         聖霊を、助け主として送って下さい。

   みんな … どう祈ったらいいのかわからないとき、
         聖霊を、助け主として送ってください。

   リーダー… 聖霊が働くと、何かが動き、変わっていきます。

   みんな … 聖霊が働くと、
         違っていることのすばらしさが輝きます。

   一緒に … 神さまのくださる 聖霊の力を 感謝します。




 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2022年度 年間聖句

     「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
     神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
     になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
     走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            
             今週の祈り

     ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
     ・病や困難の中にある友のために。
     ・横須賀上町教会と杉野信一郎牧師のために。
               
            
             本日の集会
      (感染予防対策を講じながら行っています)

     ・10:20~     礼拝準備祈祷会
     ・10:30~11:45  ペンテコステ礼拝 
     ・11:45~     聖書通読:歴代誌上1章
                     (旧)p.625
     ・12:00~     讃美歌練習



             今週の集会

     ・聖研祈祷会   6月9日(木)10:30-11:30  
       フィリピの信徒への手紙 1章27節~2章4節
                     (新)p.362

      信徒の友「日毎の糧」欄に記載の聖書のみ言葉
      に耳を傾けたのち、同欄に”共に祈る教会”と
      して紹介されている横須賀上町教会のお働きを
      覚えて祈りを合わせます。      



             次主日の案内

     ・子供の日・花の日      6月12日(日)
      準備祈祷会        午前10:20-10:30
      主日礼拝         午前10:30-11:30
       司 会 : 伝 道 師
       交 読 : 詩篇119篇(メム ~ アイン 迄)
       聖 書 : マタイによる福音書 6章31~34節 
                     (新)p.11
       説 教 :「美 し い 宇 宙」   牧 師
       献 金 : 献金奉仕者
       奏 楽 : 奏楽奉仕者
       讃美歌 :21-361(この世はみな)
           21-484(主われを愛す)
           こどもさんびか10(ことりたちは)


      ・礼拝後、「聖書通読」歴代誌上 16章  
                 (旧)p.650
           讃美歌練習
           お茶の会  自由参加です
       
      ・6月役員会(お茶の会後)
           役員の方はお残り下さい





            その他の報告


       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した伝道師が神学校在学時、
    課題で提出したした詞に、讃美歌学を教えて下さった
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念してオリジナル
    に曲をつけていただいて生まれた讃美歌です。4月か
    ら主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
      牧師の巻頭言をはじめ、当伝道所の初代牧師
     鈴木一郎先生を偲んで語られた言葉を特集して、
     3月27日発行いたしました。メッセージを語って
     いただいた方々に心より御礼申し上げます。
      伝道所に連なる皆さまや、来会される皆様に
     お配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     新しい年を迎え、われわれの社会がコロナ禍に直面し、
    早くも3年目に突入しました。
    これまで経験したことのない大きな災いによって、一日
    一日を生きること、そして教会に集って礼拝できること
    が、決して当たり前のことではないことを学ぶことがで
    きました。この与えられた時を大切に、意味あるものと
    して過ごすために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引
    き続き2022年1月2日(日)より「聖書通読リレー」
    を再開しました。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、
    お互いが通っている試練を覚えながら、ともに祈り合い、
    支え合いながら新たな一年の歩みを始めたいと願ってい
    ます。どなたでも無理なく通読できるように、年間通読
    予定表(2022年版)を以下に添付しましたので、ご
    参考のうえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

   ・主日礼拝   5月29日(日) 男4、女12、計16名
   ・聖研祈祷会  6月 2日(木) 男1、女 1、計 2名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022.6.4  by km.mn


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