2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
          復活節第5主日礼拝

      2022年5月15日  午前10時30分~
                
               司 式    出 席 役 員
 
               奏 楽    奏楽奉仕者

前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    真理は主イエス・キリスト     一 同
  
交  読    詩篇 118篇          一 同
  
聖  書    ルカによる福音書 第2章25節~32節
                     (新) p. 103

                   
祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-351           一 同
  
使徒信条    21-93番 ( 4-A )        一 同

讃 美 歌     21343           一 同

説  教    「人生は出会いで決まる」     牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21348           一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏    (黙  祷)

                                                               説教要約 印刷用PDF

復活節第5主日礼拝
説教
「人生は出会いで決まる」要約
 ルカによる福音書 第2章25節~32節


① 神様から見放された?!

 幼くして母を失い、父を奪われたため養護施設に入れられていた男の子が詩を書きました。∥ 雨が降ってくる / 悲しそうに降ってくる / 神様から見放されたように降って来る / 地面に落ちて泣いている / 淋しいから淋しい音が聞こえてくる / ぼくも 一緒に泣いた // こういう詩です。この少年がある雨の日、後ろ向きになってガラス窓に息を吹きかけ、指で文字を書いていました。「お母さん 々 」と何度も書いているのです。私は少年の傍に行って横に並び、しばらく黙った後、耳元で歌いました。♪ 誰もいないと思っていても どこかで 々 エンジュルが いつでも 々 眺め~てる。ちゃんと 々 々 々 ちゃ・ちゃ~んと 眺めてる ♪ 子供の頃ラジオで覚えた森永製菓の歌です。その日からこの少年は不思議なくらい変わりました。以前、『山口さんちのつとむ君』という歌が流行ったことがありますが、そのくらい鮮やかに変身しました。神から見放されていると思っていた少年が、根底の所で支えてくれる神と出会ったからでしょう。

② 幼児イエスと出会ったシメオン
 
 マリアとヨセフは幼児イエスを神様に捧げるため、そしてマリアの清めのために、この日エルサレム神殿にやってきました。ごく普通の若い夫婦が、ごく普通の赤ちゃんを連れています。聖画に見るように赤ちゃんに後光が射していたわけではありあせん。エルサレム神殿には同じようにやって来た夫婦が彼ら以外にも何組もあったはずです。誰一人この子がメシアであるなどと思わずにすれ違って行きます。神殿ではありふれた光景だからです。が、幼児イエスと出会ったシメオンは聖霊に「導かれて」、この子が救い主であることがわかったのです。彼は幼児を腕に抱き、神を賛美して言います「今こそ、去らせて下さいます」(29~32節)。自分の救いの喜び、そしてそれだけでなくこの幼児がイスラエルの救い、更に異邦人の救いであることも聖霊が教えてくれました。なぜシメオンはこの赤ちゃんが、主が遣わされたメシアであるとわかったのでしょうか。一つは、聖霊を信じて、約束を待っていたからです。もう一つは、聖霊の働きがあったからです。
人生は出会いで決まる

 私たちにとっての神様からの約束は御言葉です。御言葉を信じ、待ち望むところに聖霊は働きます。待ち望んだ人だけが知りうる出会いがあります。イスラエルの民はメシアを待ち望んでいました。メシアはユダヤのベツレヘムに生まれることは知られていました。が、知識として知っている事と、わかる事とは別です。聖霊が働いて下さらなければ、本当にはわからないのです。シメオンが日常の中でイエス様を見いだしたように、私たちにも御言葉を通して聖霊が働いて下さり、日常でイエス様と出会います。信仰を与えて下さいます。CSに幼い頃から集う子には素直な信仰を与えられている子が本当に多い。そうした一人が大学生になり、洗礼を勧めた時、<私は神様を信じているけれど、何か劇的な転機があったわけでもないのに洗礼を受けていいのか>と問うので、<「聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』とは言えないのです」(Ⅰコリント12:3)から、あなたは劇的なことは何もないと言うけれど、イエス様を救い主と告白できるなら、聖霊があなたに働くという劇的な事が既に起きているのよ>と言うと、「イエスがわかる!イエスを主と告白できる!」と喜んで、…ペンテコステに洗礼を受け…。今、牧師をしています。


          ■ 数えてみよ主のめぐみ      
                      砂山 節子
                      
     わたしはその病院の廊下を手さぐりに行きつ戻りつ、
   行きつ戻りつしながら、「主よわたしは内地から出てきて、
   愛する二人の子どもをおくり、主人の消息はわからず…
   多分、銃殺されたという噂は 本当らしいということは、
   だいたいわかっておりました。…そのうえ目が悪くなって、
   それでも…」と自問自答しておりましたときに、
   「数えてみよ 一つずつ、数えてみよ 一つずつ」という
   讃美歌が心に浮かんできたものですから、わたしは子ども
   のように一つずつ恵みを数えはじめました。

     おまえ、見えなくなっても、まだ歩けるじゃないか、
     まだ聞こえるじゃないか、 まだ話せるじゃないか。

   まず、肉体的な恵みを一つずつ考えているうちに、「常に
   喜べ、絶えず祈れ、凡てのことに感謝せよ、これキリスト
   ・イエスに由りて神の汝らに求め給う所なり 」という御
   言葉がはっきりと示されました。


    ※聖歌604番に「望みも消え行くまでに」という讃美歌がありますが、
    その中で、「数えてみよ、主の恵み」と歌われています。この曲を
    作曲したEDWIN.O.エクセルという人は、この歌の題を「Count your
     blessings」と名付けています。「Count your blessings」。
    「あなたに賜った恵みの一つ一つを数えなさい」という意味です。
    この歌は、詩篇103編2節の「主の良くしてくださったことを何一つ
    忘れるな」が元になっていますが、この賛美によって、どれ程多く
    の人が生きる希望を与えられたことでしょう。この証しをしてくだ
    さった砂山節子先生もそのお一人です。)


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2022年度 年間聖句

     「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
     神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
     になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
     走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            
             今週の祈り

     ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
     ・病や困難の中にある友のために。
     ・横浜本郷台教会と佐野匡牧師のために。
               
            
             本日の集会
      (感染予防対策を講じながら行っています)

     ・10:20~     礼拝準備祈祷会
     ・10:30~11:30  主日礼拝 
     ・11:30~     聖書通読:列王記上6章
                     (旧)p.536
     ・12:00~     讃美歌練習



             今週の集会

     ・聖研祈祷会   5月19日(木)10:30-11:30  
        ヨハネの黙示録 12章1~6節  (新)p.465

        ( 信徒の友「日毎の糧」欄に記載の聖書の
        み言葉に耳を傾けたのち、横浜本郷台教会
        のお働きを覚えて祈りを合わせます。)      



             次主日の案内

     ・復活節第6主日      5月22日(日)
      準備祈祷会        午前10:20-10:30
      主日礼拝         午前10:30-11:30
       司 会 : 伝道師
       交 読 : 詩篇119篇(アレフ~ダレト迄)
       聖 書 : ガラテヤの信徒への手紙 3章14節 
                     (新)p.346
       説 教 :「十字架のめぐみ」  牧 師
       献 金 : 献金奉仕者
       奏 楽 : 奏楽奉仕者
       讃美歌 :21-412(昔 主イエスの)
           21-343(聖霊よ、降りて)
           21-342(神の霊よ、今くだり)


      ・礼拝後、「聖書通読」列王記上19章  
                 (旧)p.565
           讃美歌練習
           お茶の会 自由参加です





            その他の報告


       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した伝道師が神学校在学時、
    課題で提出したした詞に、讃美歌学を教えて下さった
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念してオリジナル
    に曲をつけていただいて生まれた讃美歌です。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
      牧師の巻頭言をはじめ、当伝道所の初代牧師
     鈴木一郎先生を偲んで語られた言葉、そして、
     2022年度4月より当伝道所に赴任される伝道師
     の派遣実習報告などを載せて3月27日発行いた
     しました。メッセージを語っていただいた方々、
     寄稿していただきました方々に心より御礼申し
     上げます。伝道所に連なる方々や来会される皆
     様にお配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     新しい年を迎え、われわれの社会がコロナ禍に直面し、
    早くも3年目に突入しました。
    これまで経験したことのない大きな災いによって、一日
    一日を生きること、そして教会に集って礼拝できること
    が、決して当たり前のことではないことを学ぶことがで
    きました。この与えられた時を大切に、意味あるものと
    して過ごすために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引
    き続き2022年1月2日(日)より「聖書通読リレー」
    を再開しました。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、
    お互いが通っている試練を覚えながら、ともに祈り合い、
    支え合いながら新たな一年の歩みを始めたいと願ってい
    ます。どなたでも無理なく通読できるように、年間通読
    予定表(2022年版)を以下に添付しましたので、ご
    参考のうえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

   ・礼拝準備祈祷会  5月 8日(日) 男4、女8、計12名
   ・主日礼拝     5月 8日(日) 男4、女8、計12名
   ・讃美歌練習    5月 8日(日) 男4、女8、計12名
   ・聖研・祈祷会   5月12日(木) 男2、女1、計 3名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
 更新: 2022.5.14  by km.mn


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