2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         復活節第3主日礼拝

      2022年5月1日  午前10時30分~
                
               司 会    伝道師
 
               奏 楽    奏楽奉仕者

前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    真理は主イエス・キリスト     一 同
  
交  読    詩篇 116篇          一 同
  
聖  書    マタイによる福音書 第28章18節~20節
                     (新) p. 60

                   
祈  祷                     司会者

讃 美 歌     21-4             一 同
  
使徒信条    21-93番 ( 4-A )        一 同

讃 美 歌     21533           一 同

説  教    「いつも一緒です」        牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21342           一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏    (黙  祷)

                                                               説教要約 印刷用PDF

復活節第3主日礼拝
説教
「いつも一緒です」要約
マタイによる福音書 第28章18節~20節


① 福音書はキリストの伝記?

 今朝はマタイ福音書の結末部分です。福音書はよく「キリストの伝記」と説明されますが、厳格には違います。なぜならその記述が公生涯の数年にかたよっているからです。また、伝記はその人の死で終わりますが、福音書は死で終わりません。主は復活されます。だからこそ、これは「伝記」ではなく「福音」なのです。ここは、結末でありながら終わってはいない。始まりです。マタイによれば、復活は全世界に向けての伝道の始まりなのです。11人の弟子(イスカリオテのユダ以外の12弟子)は、主イエスの指示に従って(28:10)ガリラヤに行き、山の上で復活の主にお会いします。山は旧約以来、神と出会う場所です。復活によって全世界の主となられた主イエスは三つの事を命じます。全ての民を弟子とすること。彼らに父(なる神)と子(なるキリスト)と聖霊の名によって洗礼を授けること。あなた方に命じておいたことをすべて守るように教えること。そしてこの命令には確かな約束が伴います。「わたしは世の終わりまで、いつもあなた方と共にいる」。

② 「おしまい」ではなく、ここからが始まり
 
 「はじめてのおつかい」というテレビを見たことがありますか?小さい子が、生まれて初めてたった一人で、あるいはお兄ちゃんお姉ちゃんとだけでお使いに行く番組です。うまく注文できなかったり、転んだり、落としたり。見ている方はハラハラします。でも実は、傍で分からないように大人が見守っています。その子は気づいていないだけなのです。イエス様も、目に見えないし声も聞こえないけれど、いつも一緒にいるよ、と約束して下さいました。今日の聖書の御言葉は、マタイ福音書のおしまいです。でも絵本のようにここで「おしまい」ではなく、ここからが始まりなのです。十字架で死に、三日目によみがえったイエス様は、弟子たちにガリラヤへ行くように伝えてありました。死んだイエス様が蘇るなんてありえないと、復活を信じられない弟子たちもいたのです。でも、言われた通りガリラヤへ行きました。私たちにとって、この「ガリラヤ」は教会のことです。教会に来続けること、聖書のお話を聞き続けることが大切なのです。

いつも一緒です 

 18節から20節までは、私たちキリスト者「すべて」の基本理念として、この礼拝堂の正面にいつも掲げてある聖書の言葉です。ここには、「すべて」を意味する言葉が繰り返し使われています。例外はないのです。「いつもあなた方と共にいる」の「いつも」は、「全ての日々に」という意味です。順境の日だけでなく逆境の日も、復活の主が共にいて下さる。でも、変じゃないですか?イエス様はこのあと天に帰るのです。どうしたらいつも一緒にいられるのでしょうか。「わたしはいつもあなた方と一緒にいます」とは何?どうして共にいるなんて言えるの?それが言えるのは、私たちの信じる神は三位一体の神だからです。「父」も「子」も人格的な存在として天におられながら、同時に地上の私たち一人ひとりに聖霊なる神が内在して下さいます。「父」「子」「聖霊」、三つにして一つなる神だからです。聖霊が、つないで下さいます。いつも一緒にいて下さる神、それが聖霊です。イエス様が、今度は聖霊として私たちと一緒にいて下さるのです。イエス様、父なる神様、聖霊は一つの神様なのです。一緒にいる。それはいつもあなたのことを見ていて、気持ちも知っていて、教え助けてくれるということ、ひとりぼっちじゃないということです。


          ■ あふれる恵み(リタニー)
                      
     司会者    神の恵みが注がれる
            私にトクトク あなたにトクトク

     みんな    乾いた心を潤して
            重い荷物を軽くして

     司会者    涙する人を笑顔にして 
            落ち込む人の顔を上げて

     みんな    神の恵みが注がれる

     司会者    みんなの所にトクトク

     みんな    私の心臓に トクトク


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
   より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
   「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
   る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
   がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
   をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
   します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
   えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
   ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
   聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2022年度 年間聖句

     「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
     神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
     になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
     走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            
             今週の祈り

     ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
     ・病や困難の中にある友のために。
     ・清水ヶ丘教会(横浜市南区)と
       中島聡、片平貴宣、田中尚美牧師のために。
               
            
             本日の集会
      (感染予防対策を講じながら行っています)

     ・10:20~     礼拝準備祈祷会
     ・10:30~11:30  主日礼拝 
     ・11:30~     聖書通読:サムエル記下1章
                    (旧)p.480
     ・11:45~     讃美歌練習



             今週の集会

     ・聖研祈祷会   5月5日(木・祝)10:30-11:30  
        ヨハネの黙示録 2章12~17節
                    (新)p.454

       ( 信徒の友「日毎の糧」欄に記載の聖書の
        み言葉に耳を傾けたのち、清水ヶ丘教会
        のお働きを覚えて祈りを合わせます。)      



             次主日の案内

     ・復活節第4主日(母の日)   5月8日(日)
      準備祈祷会         午前10:20-10:30
      「母の日」礼拝       午前10:30-11:30
       司 会 : 伝道師
       交 読 : 詩篇117篇
       聖 書 : ヨハネによる福音書 10章11~16節 
                      (新)p.186
       説 教 :「イエスは良い羊飼い」   牧師
       献 金 : 献金奉仕者
       奏 楽 : 奏楽奉仕者
       讃美歌 : 旧 -510(まぼろしのかげをおいて)
           21-120(主はわがかいぬし)
     (聖餐式):21-78 (わが主よ、ここに集い)


      ・礼拝後、「聖書通読」サムエル下17章  
                  (旧)p.507
            5月役員会(お茶の会後)
            役員の方はお残りください。





            その他の報告


       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した伝道師が神学校在学時、
    課題で提出したした詞に、讃美歌学を教えて下さった
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念してオリジナル
    に曲をつけていただいて生まれた讃美歌です。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
     牧師の巻頭言をはじめ、当伝道所の初代牧師
    鈴木一郎先生を偲んで語られた言葉、そして、
    2022年度4月より当伝道所に赴任される伝道師
    の派遣実習報告などを載せて3月27日発行いた
    しました。メッセージを語っていただいた方々、
    ご寄稿いただきました方々に心より御礼申し上
    げます。伝道所に連なる方々や来会される皆様
    にお配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     新しい年を迎え、われわれの社会がコロナ禍に直面し、
    早くも3年目に突入しました。
    これまで経験したことのない大きな災いによって、一日
    一日を生きること、そして教会に集って礼拝できること
    が、決して当たり前のことではないことを学ぶことがで
    きました。この与えられた時を大切に、意味あるものと
    して過ごすために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引
    き続き2022年1月2日(日)より「聖書通読リレー」
    を再開しました。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、
    お互いが通っている試練を覚えながら、ともに祈り合い、
    支え合いながら新たな一年の歩みを始めたいと願ってい
    ます。どなたでも無理なく通読できるように、年間通読
    予定表(2022年版)を以下に添付しましたので、ご
    参考のうえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告
   ・讃美歌練習    4月24日(日) 男3、女4、計 7名
   ・礼拝準備祈祷会  4月24日(日) 男4、女8、計12名
   ・主日礼拝     4月24日(日) 男4、女8、計12名
   ・聖書通読     4月24日(日) 男4、女8、計12名
   ・伝道所総会    4月24日(日) 男4、女8、計12名
   ・スプリングコンサート 4月24日(日) 男2、女4、計 6名
   ・聖研祈祷会    4月28日(木) 男1、女2、計 3名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
 更新:2022.4.30 by km.mn


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