2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         棕梠の主日礼拝

     2022年4月10日  午前10時30分~
                
               司 会    出席役員
 
               奏 楽    奏楽奉仕者

前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    真理は主イエス・キリスト     一 同
  
交  読    詩篇 113篇          一 同
  
聖  書    マルコによる福音書 第11章1節~11節
                     (新) p.83

                   
祈  祷                     司会者

讃 美 歌     21-211           一 同
  
使徒信条    21-93番 ( 4-A )        一 同

讃 美 歌     21307           一 同

説  教    「期待外れ?いや期待以上!」   牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21299           一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏    (黙  祷)

                                                               説教要約 印刷用PDF

棕梠の主日礼拝
説教
「期待外れ?いや期待以上!」要約
マルコによる福音書 第11章1節~11節


① イエス様に対する期待

 皆さんは「神様」って、どんなお方だと思いますか? 「優しい」「厳しい」「何でもできる」など沢山の言葉がでてきます。どれも間違いではありません。ユダヤの人たちにも、ユダヤ人たちなりの神様に対するイメージが沢山ありました。神様がやがて「メシア」として自分たちの前に現れるというのも、その一つです。メシアっていうのは、王様とか、祭司とか、預言者とかを指す時に使われていた言葉です。いつかその三つを合体させたようなスーパーマンのような存在、そんなメシアが現れて、自分たちを救ってくれる。苦しい生活から解き放ってくれる。そう信じていた人たちがいました。だから、そう信じていたユダヤ人たちは、めちゃくちゃメシアに期待していました。きっと何もかも凄いに違いない。王様がまたがるような立派な軍馬に乗って、さっそうと現れるに違いない。どんどん勝手にイメージが膨らんで行って、ハードルは上がりまくりです。でもイエス様は彼らが期待する王様がまたがる立派な軍馬に乗っては来ませんでした。

② イエス様のエルサレム入城
 
 ロバに乗って人々の前に現れました。「ロバ」は当時荷物を運ぶために用いられていた動物です。早く走るわけではありません。大きいわけでもありません。しかもここでは「子ロバ」ですから、更に小さかったでしょう。「馬」が強さの象徴なら、「ロバ」はその反対、貧しさの象徴。そんな子ロバに乗ってエルサレム入城されました。その先には十字架が待っていました。聖書がメシアについて「高ぶることなく、ロバに乗って来る」(ゼカリヤ9:9)と語る通り、イエス様は富と権力の象徴である軍馬ではなく、貧しさとへりくだりの象徴であるロバに乗っての入城です。ここからイエス様のエルサレム入城が聖なる目的のためであることが伺えます(民数記19:2、申命記21:3、サムエル記上6:7他)。その際人々は「自分の服」や「葉の付いた枝を道に敷いた」(8)とあります。これは王を迎える時の行動です(列王記下9:13)。そして詩篇118篇25節の言葉、「私たちに救いを」を意味する「ホサナ」(9)と叫び迎え入れるのです。預言通りのことが起きます。

期待外れ?いや期待以上! 

 イエス様のエルサレム入城を思う時、人々の変わり身の早さを思わされます。つい先日まで「ホサナ」と言っていた人々が、数日後には「十字架につけろ」(15:14)となっている。「同じ口から賛美と呪いが出て来る」(ヤコブ3:10)。他人事ではありません。私たちは神様に対して勝手に期待をしては、勝手に裏切られたと言って腹を立てます。だからイエス様はエルサレムに入られる前、言われました。「人の子は仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのである」(10:45)。イエス様はメシアはメシアでも、人々が思い描くようなメシア(強くて、立派で、お金があって…)ではありませんでした。その点では多くの人たちをガッカリさせたかもしれません。しかしイエス様は、そんな目先の救い(解放)ではなく、もっと根っこにある大きな問題、罪と死の呪いから私たちを救って下さるメシアです。人の荷物を代わりに背負って歩くロバのように、イエス様が私たちの罪を代わりに背負って十字架へと向かって下さいました。イエス様は神の身分でありながら、それに固執せず、私たちの目線にまで下りて共に歩き、死んで下さいました。だから私たちは神の国へと入っていけるのです。


           ■ 公  示
                      
  次のとおり、茅ヶ崎堤伝道所定期総会を開催します
    日時  2022年4月24日(日)礼拝後
    場所  日本基督教団 茅ヶ崎堤伝道所 礼拝堂

    議案Ⅰ 2021年度 活動報告承認の件
    議案Ⅱ 2021年度 会計決算報告承認の件
    議案Ⅲ 2022年度 活動計画策定の件
    議案Ⅳ 2022年度 茅ヶ崎堤伝道所予算決定の件
    議案Ⅴ その他

   ※日本基督教団の『教憲教規』によれば、教会・伝道所
    総会の招集は、2回続けて日曜日の礼拝において公示
    しなければならない(第5章 第28条①)とありますので、
    ここに、総会開催について通知させていただきました。
    また、原則では委任状は認めない事になっています。
    しかし茅ヶ崎市からの要請もあり、新型コロナウイルス
    感染防止の観点から、委任状・書面評決が必要と認め
    ます。よく祈って、よく考えて判断してください。不在
    の方は、議案の可決につき、「書面評決書」をどうぞ!


   ◎ イースター(4月17日)に受洗ご希望の方は牧師まで!



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
   より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
   「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
   る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
   がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
   をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
   します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
   えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
   ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
   聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2022年度 年間聖句

     「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
     神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
     になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
     走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            
             今週の祈り

     ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
     ・病や困難の中にある友のために。
     ・中遠教会と兵藤辰也牧師のために。
               
            
             本日の集会
      (感染予防対策を講じながら行っています)

     ・10:20~     礼拝準備祈祷会
     ・10:30~11:30  主日礼拝 
     ・11:30~     聖書通読:士師記9章
                    (旧)p.396
     ・11:45~     お茶の会(自由参加です)
               4月役員会


             今週の集会

     ・聖研祈祷会   4月14日(木)10:30-11:30  
       ヨハネによる福音書 17章20~26節
                  (新)p.203

       ( 信徒の友「日毎の糧」欄に記載の聖書の
        み言葉に耳を傾けたのち、中遠教会の
        お働きを覚えて祈りを合わせます。)      



             次主日の案内

     ・イースター礼拝     4月17日(日)
      礼拝準備祈祷会     午前10:20-10:30
       主日礼拝        午前10:30-11:30
       司 会 : 出席役員
       配 餐 : 配餐奉仕者
       交 読 : 詩篇114篇
       聖 書 : マルコによる福音書 16章1~8節 
                     (新)p.97
       説 教 :「お先に」  三原牧師
       献 金 : 献金奉仕者
       奏 楽 : 奏楽奉仕者
       讃美歌 :21-205(今日は光が)
           21-318(勝利の声を)
      (聖餐式) 21ー78 (わが主よ、ここに集い))


       礼拝後、「聖書通読」サムエル上1章  
                  (旧)p.428
       通読後、イースター祝会(自由参加)





            その他の報告

       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    当伝道所に教会実習生として派遣されている神学生が、
    以前、創作讃美歌「真理(アレセイア)」を作詞しま
    したが、神学校で讃美歌学を教えて下さった先生から、
    神学校卒業を記念し、オリジナルに曲をつけて神学生
    にプレゼントしていただきました。2022年度4月から
    主日礼拝で賛美いたします。感謝。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
     牧師の巻頭言をはじめ、当伝道所の初代牧師
    鈴木一郎先生を偲んで語られた言葉、そして、
    2022年度4月より当伝道所に赴任される伝道師
    の派遣実習報告などを載せて3月27日発行いた
    しました。メッセージを語っていただいた方々、
    ご寄稿いただきました方々に心より御礼申し上
    げます。伝道所に連なる方々や来会される皆様
    にお配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     新しい年を迎え、われわれの社会がコロナ禍に直面し、
    早くも3年目に突入しました。
    これまで経験したことのない大きな災いによって、一日
    一日を生きること、そして教会に集って礼拝できること
    が、決して当たり前のことではないことを学ぶことがで
    きました。この与えられた時を大切に、意味あるものと
    して過ごすために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引
    き続き2022年1月2日(日)より「聖書通読リレー」
    を再開しました。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、
    お互いが通っている試練を覚えながら、ともに祈り合い、
    支え合いながら新たな一年の歩みを始めたいと願ってい
    ます。どなたでも無理なく通読できるように、年間通読
    予定表(2022年版)を以下に添付しましたので、ご
    参考のうえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


   ■ 先週の集会報告
   ・礼拝準備祈祷会 4月 3日(日) 男4、女8、計12名
   ・主日礼拝    4月 3日(日) 男4、女8、計12名
   ・聖研祈祷会   4月 7日(木) 男2、女2、計 4名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられていることに心から感謝しています。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
 更新:2022.4.9 by nk


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