2021年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         受難節第4主日礼拝

     2022年3月27日  午前10時30分~
                
               司 会    出席役員
 
               奏 楽    奏楽奉仕者

前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    21-85番           一 同
  
交  読    詩篇 111篇          一 同
  
聖  書    マルコによる福音書 第9章2節~10節
                     (新)p. 78

                   
祈  祷                     司会者

讃 美 歌     21-226           一 同
  
使徒信条    21-93番 ( 4-A )        一 同

讃 美 歌     21390           一 同

説  教    「神様からのメッセージ」     牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21194           一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏    (黙  祷)

                                                               説教要約 印刷用PDF

受難節第4主日礼拝
説教
「神様からのメッセージ」要約
マルコによる福音書 第9章2節~10節


① イエスの「山上の変貌」の出来事

 イエス様が語られた受難の予告(8:31)からの続きで、六日前に教え始められたことがまだ続いています。イエス様が弟子のペトロ、ヤコブ、ヨハネと一緒に高い山に登っておられます。すると、上ったところで不思議なことが起こります。イエス様の姿が変わったのです。誰も見たことがないほどに服が真っ白に輝いたのです。それだけではありません。イスラエルの人たちが、とても立派な人だと尊敬しているエリヤとモーセが現れイエス様と語り合います。ペトロはこの様子に気が動転してこう言います。「先生、私たちがここにいるのは、すばらしいことです。仮小屋を三つ立てましょう」。ペトロはもしかするとイエス様の、十字架についての言葉も忘れていたかもしれません。そして雲の中から「これはわたしの愛する子。これに聞け」との神様の声が聞こえます。イエス様の受難の予告と、聞き従うようにとの言葉がつながります。下山の際イエス様は山上の出来事を話してはならないと命じましたが、弟子たちはこの言葉を心に留めていました。

② 「これはわたしの愛する子。これに聞け」(7節)
 
 聖書は真実を伝えています。その内容が事実かどうかだけを考えると理解できない話が沢山あります。聖書は私たちに、本当に必要な真実を伝えます。事実に心を奪われないことです。ある先生が、「500円、100円、10円。もらって嬉しいのはどれ?」と聞きました。「500円」とクラス中が競って答える中に、太郎君だけが「僕は10円が一番嬉しい」と答えました。先生が理由を聞くと「10円を公衆電話に入れて電話をかけると、お母さんとお父さんの声を聞くことができ、辛い時も淋しい時も、受話器を通して聞こえるお父さんとお母さんの声が僕を支えてくれる」と。(昔、公衆電話はピンク色でした。ピンク色の公衆電話では500円や100円は使えません。10円だけが使えたのです)。「事実」と「真実」、二つとも本当のことです。事実とは客観的な正しさ。一番お金の価値があるのは500円。これが事実です。しかし、太郎君には10円が一番うれしい価値あるものでした。これが真実です。「これはわたしの愛する子、これに聞け」真実の声です

神様からのメッセージ 

 実は山に登られる六日前、イエス様は弟子たちにご自分のことをハッキリとお話されました。イエス様が言われる苦難と十字架と復活は、弟子たちにとって受け入れがたいことでした。期待していた救い主とは全く違うからです。そんなペトロたちに聞こえたのは、イエス様を「わたしの愛する子」と言われた神様の言葉でした。そして「イエスに聞いて従いなさい」と言われたことは、イエス様の不思議なお姿と一緒に、イエス様の言葉すべてが神様の願いであり、あなたがたのもとに送る救い主とはこれです、という神様からのメッセージだったのです。10節に、「彼らはこの言葉を心に留めて」とあります。これは、言葉をつかんで離さない、堅くそこに立つという意味です。私たちは、聖書のどの個所にも、神様のみこころを尋ね求める者ですが、わけてもこの個所は、人間の想像をはるかに超えてあらわされた神様のご意思です。もう一つ。それでもなお無理解の中にいるペトロたちに、イエス様は、彼らと一緒におられました。昔も今も変わらず永遠に神様は、言葉と合わせて、共におられるイエス様に気づきなさい。これに聞きなさいと命じます。なぜなら、イエス様こそ、私たちのために神様がお与えになった救い主だからです。


           ■ 「受難節(レント)」
                      

    皆さんのお家には、カレンダーがありますか。きっと、
   いろんなところに貼ってありますよね。そのカレンダーに
   は、特別な日や忘れてはいけない日に、必ずしるしがつい
   ているのではないでしょうか。実は、同じように教会にも、
   教会のためのカレンダー(教会暦)があります。もちろん
   曜日の並び方は同じです。けれど、特別に覚えておく日が
   あるのです。

    今年は、3月2日(水)から4月16日(土)までの
   40日間(ただし、日曜日はこの40日間には入れません)
   が特別な日です。何が特別かと言えば、イエス様の十字架
   を想って過ごす40日間だからです。この40日間を受難
   節(レント)と呼び、レントは3月2日(水)「灰の水曜日」
   から始まります。レントの期間中は、ざんげと悔い改めを
   表わす紫色の布を教会では用います。
   牧師が用いるストールも、祭壇のおおいも、説教台(プル
   ピット)や聖書台(レクターン)の飾り(パラメント)も、
   全部紫色を用います。


   ◎ イースター(4月17日)に受洗ご希望の方は牧師まで!


       ■聖書クイズ…以下の話はウソかホントか

  問1、デリラはサムソンの髪を切った。 ウソ? ホント?

  問2、ヨナは、海に投げ込まれる前、人々に祈りのときを
     頼んだ。 ウソ? ホント?

  問3、主は、大きな魚に海の水を飲ませて、モーセとイスラ
     エル人のために海を分けさせた。 ウソ? ホント?

  問4、神は、紅海を分けられたのと同じような奇跡を、ヨルダ
     ン川でもなさった。 ウソ? ホント?

  問5、雄羊の角のラッパの音で、エリコの石垣は崩れ落ちた。
      ウソ? ホント?

  問6、ヨシュアがカナンで戦っていた時、太陽は40日40夜、
     空にとどまって動かなかった。 ウソ? ホント?

  問7、モーセは、モアブの地、ネボ山で死んだが、主が彼に
     その死を示されなかったので、彼の死は予期しないも
     のだった。 ウソ? ホント?

  問8、「箴言」には「主を恐れることは知識のはじめである」
     とある。 ウソ? ホント?

  問9、ヨブは、試練と苦難に耐えたのち、すぐ死んだ。
     ウソ? ホント?


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
   より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
   「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
   る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
   がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
   をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
   します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
   えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
   ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
   聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2021年度 年間聖句

     神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
     出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
     ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
             (テモテへの手紙二 1章9節)
            
            
             今週の祈り

     ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
     ・病や困難の中にある友のために。
     ・清水教会と高橋 爾(ちかし)牧師のために。
               
            
             本日の集会
      (感染予防対策を講じながら行っています)

     ・10:20~     礼拝準備祈祷会
     ・10:30~11:30  主日礼拝 
     ・11:30~     聖書通読:ヨシュア記4章
                     (旧)p.344
     ・11:45~     お茶の会(自由参加です)


             今週の集会

     ・聖研祈祷会   3月31日(木)10:30-11:30  
       マルコによる福音書 13章1~13節
                    (新)p.88

       ( 信徒の友「日毎の糧」欄に記載の聖書の
        み言葉に耳を傾けたのち、清水教会の
        お働きを覚えて祈りを合わせます。)      



             次主日の案内

     ・受難節第5主日礼拝 4月3日(日)
      礼拝準備祈祷会     午前10:20-10:30
       主日礼拝        午前10:30-11:30
       司 会 : 出席役員
       交 読 : 詩篇112篇
       聖 書 : サムエル記16章10~13節 
                     (旧)p.453
       説 教 :「あなたの中にいるあなた」三原牧師
       献 金 : 献金奉仕者
       奏 楽 : 奏楽奉仕者
       讃美歌 :21-456(わが魂を愛するイェスよ)
           21-403(聞けよ、愛と真理の)
            21-96 (恵みあれしもべらに)


       礼拝後、「聖書通読」ヨシュア記19章 
                 (旧)p.368
           通読後、お茶の会(自由参加です)





            その他の報告

       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    当伝道所に教会実習生として派遣されている神学生が、
    以前、創作讃美歌「真理(アレセイア)」を作詞しま
    したが、神学校で讃美歌学を教えて下さった先生から、
    神学校卒業を記念し、オリジナルに作曲して神学生に
    讃美歌をプレゼントしていただきました。感謝。

     
       ■「新つつみ通信」第3号を発行しました。 

        
   
     牧師の巻頭言をはじめ、伝道所の歩みを覚えて教会員
    有志の方々にメッセージを記していただいて、発行する
    ことができました。お忙しい中、御寄稿くださいました
    方々に心よりお礼申し上げます。伝道所に連なる方々や
    来会される皆さまにお配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     新しい年を迎え、われわれの社会がコロナ禍に直面し、
    早くも3年目に突入しました。
    これまで経験したことのない大きな災いによって、一日
    一日を生きること、そして教会に集って礼拝できること
    が、決して当たり前のことではないことを学ぶことがで
    きました。この与えられた時を大切に、意味あるものと
    して過ごすために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引
    き続き2022年1月2日(日)より「聖書通読リレー」
    を再開しました。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、
    お互いが通っている試練を覚えながら、ともに祈り合い、
    支え合いながら新たな一年の歩みを始めたいと願ってい
    ます。どなたでも無理なく通読できるように、年間通読
    予定表(2022年版)を以下に添付しましたので、ご
    参考のうえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


   ■ 先週の集会報告
   ・礼拝準備祈祷会 3月20日(日) 男4、女6、計10名
   ・主日礼拝    3月20日(日) 男4、女6、計10名
   ・聖研祈祷会   3月24日(木) 男2、女2、計 4名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられていることに心から感謝しています。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
 更新:2022.4.2 by nk


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