2021年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         受難節第3主日礼拝

     2022年3月20日  午前10時30分~
                
               司 会    出席役員
 
               奏 楽    奏楽奉仕者

前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    21-85番           一 同
  
交  読    詩篇 110篇          一 同
  
聖  書    マルコによる福音書 第8章27節~33節
                     (新)p. 77

                   
祈  祷                     司会者

讃 美 歌     21-451           一 同
  
使徒信条    21-93番 ( 4-A )        一 同

讃 美 歌     21508           一 同

説  教    「イエス様の本当の姿」      牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21448           一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏    (黙  祷)

                                                               説教要約 印刷用PDF

受難節第3主日礼拝
説教
「わたしの救い主」要約
マルコによる福音書 第8章27節~33節


① ペトロ、信仰を言い表す

 さぁいよいよ、ここからマルコによる福音書の後半部分に入ります。ペトロが信仰を言い表すこの個所(29)は、マタイによる福音書とルカによる福音書にも書かれていますから、それだけ重要だと言えます。そしてこれ以降、イエス様がご自分についてハッキリと語られるようになりますので分岐点とも言えます。弟子たちと出かけたフィリポ・カイサリア地方で、イエス様は弟子たちに尋ねます。「人々は、わたしのことを何者だと言っているか」(27)。弟子たちは当時のユダヤの人たちが最も尊敬していた「洗礼者ヨハネ」「エリヤ」の名をあげて答えています。イエス様は更に質問します。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか」(29)。弟子たちを代表してペトロが答えます。「あなたは、メシアです」(同)と。メシアは元々「油注がれた者」の意で、王や祭司、預言者など神から特別な務めを任じられ、それを果たすための力を与えられた者の意味です。ペトロは「本物のメシアであり救い主(キリスト)です」という信仰を言い表したのです。

② イエス、死と復活を予告する
 
 イエス様は仰いました。「わたしは殺されるが、三日後に復活することになっている」と。ペトロはこれを聞いてビックリ仰天!救い主であるイエス様が殺されることなど、あってはならないと思った彼はイエス様をわきへお連れして、いさめます。イエス様は振り返って、弟子たちを見ながら、ペトロに「サタン、引き下がれ」(33)と仰いました。十字架と復活は神様のご意志を実現するために必ず果たされるべきことなのだと言われても、弟子たちには理解できなかったのです。ただ、イエス様の「引き下がれ」とは、排除の意味ではなく、「わたしのうしろに引き下がりなさい」の意味です。イエス様に対して一度合格すれば合格ではなく、イエス様に対する私たちの立ち位置を繰り返しこの告白によって求められるのです。イエス様はペトロに仰いました。「あなたは神のことを思わず、人間のことを思っている」(33)と。神様のご計画は不思議です。神様は人間を赦すために、イエス様を十字架に付けられたのです。十字架のイエス様こそ救い主です。

わたしの救い主 

 聖書には、神様のことやいろんなことを知っていても、イエス様のことを正しく言い当てることができない人がたくさん出てきます。そうすると、ペトロがイエス様のことを正しく言い当てたことはとても不思議ですよね。後に伝道者パウロがコリントの教会に宛てて書いた手紙の中に「また、聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』とは言えないのです」(1コリント12:3)とありますから、ペトロが「あなたはメシア(救い主)です」とハッキリと言えたということは、そこに、聖霊(神様の力)が働いたということです。聖書がいつでも願っているのは、イエス様というお方を、「わたしの主イエス・キリストです」と信じてほしいということです。私たちが元気な時も、そうでない時も「イエス様がわたしの本当の救い主です、キリストです」と言い表すことです。さて、イエス様のことを見事に言い当てたペトロでしたが、その後、大失敗をしてしまいました。でもイエス様はペトロを突き放したりなさいませんでした。「わたしの後ろに来てごらん、そうすれば、わたしが言っていること、しようとしていることが分かるよ」と招いて下さいました。だから大丈夫!私たちは安心して、何度でもイエス様の招きの言葉を聞きましょう!

       
        ■ レントの礼拝と黙想のときに
                  (リタニー)

    リーダー 誰も私のことをわかってくれません。
         でも、イエス様は…

    みんな  愛した弟子たちに理解されず、裏切られ、
         ひとりぼっちでした。

    リーダー 痛みに弱く、苦しみに耐えられません。
         でも、イエス様は…

    みんな  ののしられても、
         じっと十字架を負って歩まれました

   (一緒に) 共にいるという約束は、
         苦しみを共にして下さることだったのですね。

    リーダー 死ぬことを思うと こわくて眠れません。
         でも、イエス様は…

    みんな  暗く、恐ろしい死の道を
         先に歩いて下さいました。

    リーダー 「大丈夫、こわがらないで、
               わたしについてきなさい」

    みんな  受難節のイエス様は、私たちを導く光です。

   (一緒に) 憤りや嘆き、人生の悲しさも、
         「あなたの一部なんだよ」と言って下さる
           
         イエス様によって      アーメン


       リタニー(英語:Litany(-ies))は、日本語では連祷と訳され、
       聖公会やカトリック教会で見られる礼拝儀式の一つで、 司会者
       (リーダー)と会衆が交互に交わす連続の祈りです。



  

   ◎ イースター(4月17日)に受洗ご希望の方は牧師まで!

        

           ■ 「受難節(レント)」
                      

    皆さんのお家には、カレンダーがありますか。きっと、
   いろんなところに貼ってありますよね。そのカレンダーに
   は、特別な日や忘れてはいけない日に、必ずしるしがつい
   ているのではないでしょうか。実は、同じように教会にも、
   教会のためのカレンダー(教会暦)があります。もちろん
   曜日の並び方は同じです。けれど、特別に覚えておく日が
   あるのです。

    今年は、3月2日(水)から4月16日(土)までの
   40日間(ただし、日曜日はこの40日間には入れません)
   が特別な日です。何が特別かと言えば、イエス様の十字架
   を想って過ごす40日間だからです。この40日間を受難
   節(レント)と呼び、レントは3月2日(水)「灰の水曜日」
   から始まります。レントの期間中は、ざんげと悔い改めを
   表わす紫色の布を教会では用います。
   牧師が用いるストールも、祭壇のおおいも、説教台(プル
   ピット)や聖書台(レクターン)の飾り(パラメント)も、
   全部紫色を用います。


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
   より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
   「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
   る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
   がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
   をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
   します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
   えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
   ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
   聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2021年度 年間聖句

     神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
     出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
     ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
             (テモテへの手紙二 1章9節)
            
            
             今週の祈り

     ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
     ・病や困難の中にある友のために。
     ・三島教会と新里正英牧師のために。
               
            
             本日の集会
      (感染予防対策を講じながら行っています)

     ・10:20~     礼拝準備祈祷会
     ・10:30~11:30  主日礼拝 
     ・11:30~     聖書通読:申命記24章
                     (旧)p.318
     ・11:45~     お茶の会(自由参加です)


             今週の集会

     ・聖研祈祷会   3月24日(木)10:30-11:30  
       マルコによる福音書 11章12~19節
                    (新)p.84 

       ( 信徒の友「日毎の糧」欄に記載の聖書の
        み言葉に耳を傾けたのち、三島教会の
        お働きを覚えて祈りを合わせます。)      



             次主日の案内

     ・受難節第4主日礼拝 3月27日(日)
      礼拝準備祈祷会     午前10:20-10:30
       主日礼拝        午前10:30-11:30
       司 会 : 出席役員
       交 読 : 詩篇111篇
       聖 書 : マルコによる福音書9章2~10節 
                     (新)p.84
       説 教 :「神様からのメッセージ」 三原牧師
       献 金 : 献金奉仕者
       奏 楽 : 奏楽奉仕者
       讃美歌 :21-226(輝く日を仰ぐ時)
           21-390(主は教会の基となり)
            21-194(神様はそのひとり子を)


       礼拝後、「聖書通読」ヨシュア記4章 
                 (旧)p.344
           通読後、お茶の会(自由参加です)





            その他の報告

       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    当伝道所に教会実習生として派遣されている神学生が、
    以前、創作讃美歌「真理(アレセイア)」を作詞しま
    したが、神学校で讃美歌学を教えて下さった先生から、
    神学校卒業を記念し、オリジナルに作曲して神学生に
    讃美歌をプレゼントして下さいました。感謝。

     
       ■「新つつみ通信」第3号を発行しました。 

        
   
     牧師の巻頭言をはじめ、伝道所の歩みを覚えて教会員
    有志の方々にメッセージを記していただいて、発行する
    ことができました。お忙しい中、御寄稿くださいました
    方々に心よりお礼申し上げます。伝道所に連なる方々や
    来会される皆さまにお配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     新しい年を迎え、われわれの社会がコロナ禍に直面し、
    早くも3年目に突入しました。
    これまで経験したことのない大きな災いによって、一日
    一日を生きること、そして教会に集って礼拝できること
    が、決して当たり前のことではないことを学ぶことがで
    きました。この与えられた時を大切に、意味あるものと
    して過ごすために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引
    き続き2022年1月2日(日)より「聖書通読リレー」
    を再開しました。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、
    お互いが通っている試練を覚えながら、ともに祈り合い、
    支え合いながら新たな一年の歩みを始めたいと願ってい
    ます。どなたでも無理なく通読できるように、年間通読
    予定表(2022年版)を以下に添付しましたので、ご
    参考のうえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


   ■ 先週の集会報告
   ・礼拝準備祈祷会 3月13日(日) 男4、女6、計10名
   ・主日礼拝    3月13日(日) 男4、女6、計10名
   ・聖研祈祷会   3月17日(木) 男2、女2、計 4名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられていることに心から感謝しています。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
 更新:2022.3.24 by nk


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