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日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所 週 報
受難節第2主日礼拝
2022年3月13日 午前10時30分~
司 会 出席役員
配 餐 配餐奉仕者
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司会者
頌 栄 21-85番 一 同
交 読 詩篇 109篇 一 同
聖 書 マルコによる福音書 第3章20節~27節
(新)p. 66
祈 祷 司会者
讃 美 歌 21-280 一 同
使徒信条 21-93番 ( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-287 一 同
説 教 「イエス様の本当の姿」 牧 師
祈 祷 牧 師
聖 餐 式 (21-78番) 牧 師
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷)
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説教要約 印刷用PDF
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受難節第2主日礼拝
説教「イエス様の本当の姿」要約
マルコによる福音書 第3章20節~27節
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① 「神様の力」によって悪霊を追い出す
今朝の出来事は、一軒の家の中で起こります。この家は、カファルナウムにあるシモンとアンデレの家(1:29)です。少し前シモンのしゅうとめが熱を出して寝込んだ彼女をイエス様が癒された、その家に群衆が集まって来たのです。二つのグループが登場します。《群衆と弟子たちのグループ》と、《イエス様の家族と「エルサレムから下って来た律法学者たち」から成るグループ》です。二つ目のグループは、イエス様のことを「気が変になっている」「ベルゼブルに取りつかれている」等と見ています。イエス様の身内にとってイエス様のなさりようは、自分たちが知っている“イエスちゃん”から外れた、自分たちの知らないイエスに見えたので、「気が変になっている」と思ったのです。中央から来た律法学者たちは「ベルゼブル(悪霊のリーダー)に違いない。だから、悪霊を追い出すことができるのだ」と悪口を言ったのです。勿論イエス様は悪霊のリーダーではありません。神様のお力によって悪霊を追い出し、人々の病気を治して下さっていたのです。
② 不思議なわざを行なうイエス様
「さあ、今からイエス様のことを紹介してくださいね」と言われたら、私たちはどんなふうに紹介するでしょうか。聖書にはイエス様のことが書かれていますが、実はその紹介の仕方もいろいろです。ここでは、イエス様の周りにいる人たちが、イエス様にについて語ります。まず目につくのは、イエス様の家族がイエス様のことを聞いて「取り押さえに来た」というところかもしれません。「あの男は気が変になっている」と聞くと、びっくりしてしまいますね。すでにイエス様は、沢山の人に神様のことをお話ししたり、多くの人たちの病気を癒す働きをしておられました。みんなはそれをとても喜びましたが、中には心配になる人たちもいたようです。イエス様の家族や律法学者の人たちです。イエス様のお姿を見て、なんだか変だぞ、何かおかしなことが起こっているに違いない、と感じたのです。そのおかしなこととは、よく分からない事、見たことがない事だったようです。しかも悪霊を追い出すという不思議なわざを行っておられたからです。
③ イエス様の本当の姿
悪霊を追い出すという不思議なわざを行っておられるイエス様を見て、あの自分たちがよく知っているイエス様が「悪霊を追い出す力を持っているはずがない。あのイエスはきっと強い悪霊を自分の中に持っているに違いない」と言い始めたのです。そこで、イエス様は〈家〉のたとえ話でお答えになりました。悪霊とは、私たちの心を神様から離そうとするもの、神様の力なんか信じなくてもいいよと誘うものです。そんな悪霊が仲間同士で喧嘩してばらばらになってしまったら、家を治めることなんかできなくなってしまうではないか。ならば悪霊を追い出して、本当に家を治めるためには悪霊よりももっと強い、本当に支配するものがやって来なければならない。その悪霊以上のもの、悪霊よりも強いものとは、真の神から来たわたしだ、と言われたのです。強い悪霊を追い出すことができるのは、それよりも強い力です。人間の力では無理です。でもイエス様は、神様の力によって悪霊を追い出して下さいます。私たち人間は神様の恵みの中で生きることができるのです。イエス様の本当の姿を見間違えないように、常にみ言葉に聞きましょう!
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■ 「受難節(レント)」
皆さんのお家には、カレンダーがありますか。きっと、
いろんなところに貼ってありますよね。そのカレンダーに
は、特別な日や忘れてはいけない日に、必ずしるしがつい
ているのではないでしょうか。実は、同じように教会にも、
教会のためのカレンダー(教会暦)があります。もちろん
曜日の並び方は同じです。けれど、特別に覚えておく日が
あるのです。
今年は、3月2日(水)から4月16日(土)までの
40日間(ただし、日曜日はこの40日間には入れません)
が特別な日です。何が特別かと言えば、イエス様の十字架
を想って過ごす40日間だからです。この40日間を受難
節(レント)と呼び、レントは3月2日(水)「灰の水曜日」
から始まります。レントの期間中は、ざんげと悔い改めを
表わす紫色の布を教会では用います。
牧師が用いるストールも、祭壇のおおいも、説教台(プル
ピット)や聖書台(レクターン)の飾り(パラメント)も、
全部紫色を用います。
■3月のリタニー 「 希望の光 」
司会者 クリスマス、静かな夜に
みんな イエスさまはお生まれになりました。
(一緒に) 私たちの心に希望の光がともりました。
司会者 希望の光であるイエスさまは
みんな 弱い人と共に生きられました。
司会者 神さまの み心のとおりに生きられました。
みんな 小さくされた人と一緒に生きられました。
司会者 今、イエスさまは十字架の道を歩まれます。
みんな 私たちを神さまの子どもとするために。
(一緒に) 神さまを悲しませてしまう私たちなのに、
イエスさまは苦しい十字架へと
歩んでくださいます。
神さまの大きな愛に感謝します。 アーメン
リタニー(英語:Litany(-ies))は、日本語では連祷と
訳され、聖公会やカトリック教会で見られる礼拝儀式の
一つで、 司会者と会衆が交互に交わす連続の祈りです。
◎ イースター(4月17日)に受洗ご希望の方は牧師まで!
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
2021.2.7 牧師・三原信惠
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2021年度 年間聖句
神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
(テモテへの手紙二 1章9節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・修善寺教会と銘苅(めかる)敏昭牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・10:20~ 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:45 主日礼拝
・11:45~ 聖書通読:申命記7章
(旧)p.292
・12:00~ 3月役員会
今週の集会
・聖研祈祷会 3月17日(木)10:30-11:30
マルコによる福音書 10章1~12節
(新)p.292
( 信徒の友「日毎の糧」欄に記載の聖書の
み言葉に耳を傾けたのち、修善寺教会の
お働きを覚えて祈りを合わせます。)
次主日の案内
・受難節第3主日礼拝 3月20日(日)
礼拝準備祈祷会 午前10:20-10:30
主日礼拝 午前10:30-11:30
司 会 : 出席役員
交 読 : 詩篇110篇
聖 書 : マルコによる福音書8章27~33節
(新)p.77
説 教 :「わたしの救い主」 三原牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 :21-451(くすしきみ恵み)
21-508(救い主イェスこそは)
21-448(お招きに応えました)
礼拝後、「聖書通読」申命記24章
(旧)p.318
通読後、お茶の会(自由参加)
その他の報告
■「新つつみ通信」第3号を発行しました。
牧師の巻頭言をはじめ、伝道所の歩みを覚えて教会員
有志の方々にメッセージを記していただいて、発行する
ことができました。お忙しい中、御寄稿くださいました
方々に心よりお礼申し上げます。伝道所に連なる方々や
来会される皆さまにお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
新しい年を迎え、われわれの社会がコロナ禍に直面し、
早くも3年目に突入しました。
これまで経験したことのない大きな災いによって、一日
一日を生きること、そして教会に集って礼拝できること
が、決して当たり前のことではないことを学ぶことがで
きました。この与えられた時を大切に、意味あるものと
して過ごすために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引
き続き2022年1月2日(日)より「聖書通読リレー」
を再開しました。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、
お互いが通っている試練を覚えながら、ともに祈り合い、
支え合いながら新たな一年の歩みを始めたいと願ってい
ます。どなたでも無理なく通読できるように、年間通読
予定表(2022年版)を以下に添付しましたので、ご
参考のうえ、ご参加くださいますようご案内いたします。
聖書通読表(年間) 印刷用PDF
■ 先週の集会報告
・礼拝準備祈祷会 3月 6日(日) 男5、女7、計12名
・主日礼拝 3月 6日(日) 男5、女7、計12名
・聖研祈祷会 3月10日(木) 男2、女2、計 5名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
によって支えられていることに心から感謝しています。
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