2021年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         降誕節第7主日礼拝

     2022年2月6日  午前10時30分~
                
               司 会    出席役員
 
               奏 楽    奏楽奉仕者

前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    21-85番           一 同
  
交  読    詩篇 104篇          一 同
  
聖  書    ヨハネによる福音書 第1章4節~5節
                   (新)p. 163

                   
祈  祷                     司会者

讃 美 歌     21-7             一 同
  
使徒信条    21-93番 ( 4-A )        一 同

讃 美 歌     21511           一 同

説  教    「いちばん暗いところへ」     牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21509           一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏    (黙  祷)

                                                               説教要約 印刷用PDF

降誕節第7主日礼拝
説教
「いちばん暗いところへ」要約
ヨハネによる福音書 第1章4節~5節


① 神様からの光とパワーが必要

 二月に入りました。今は地球の北側の国が一年でいちばん寒い時です。なぜ、この時期になると寒くなったり雪が降ったりするのでしょう? それはその場所に、太陽の光があまり届かなくなるからです。その証拠に、地球の南側の国は今頃がちょうど真夏です。太陽の光が一年間で、あっちに集まったり、こっちに集まったりを繰り返しているのです。光が少ないと、ただ暗く寒くなるだけでなく、草や木も元気がなくなります。葉っぱが全部落ちて、まるで枯れたように見える木もあります。光が足りないと、生きる力も少なくなるからです。虫や動物にも、「冬眠」と言って、冬の間はまるで死んだように眠り続けるものがいます。勿論、人間は寒くなったからといって葉っぱが落ちたり、冬眠に入ったりしません。でも自然の生き物が暗い中で生きる力がなくなるのと同じように、私たちの心も、神様からの愛の光を十分に浴びないと、次第に生きる力が少なくなってしまいます。体が健康だとしても、神様からの光とパワーが魂に必要なのです。 

② 光の子となる
 
 ヨハネ福音書は、他の福音書と異なり、冒頭が抽象的・哲学的だと感じるかもしれません。が、ストーリーだけで始まるより、読者のために核心的なキーワードを明確に紹介してくれています。「ロゴス」の本来的な意味は「言葉」ですから、それを発する側がいて、受け取り手もいます。それは私たち読者です。その言葉を聞いて理解し、消化するのです。光も同様です。光は暗い所を照らし、迷い出た者を見出します。凍てついた心を溶かします。光とは、神からの愛を見える形で表現しています。その光を理解する人が必要です。「言の内に命が」あり、それが「人間を照らす光」(4)である、という表現は重要です。単なる肉体的な命のことでなく、神様を根源とする、本質的な命のことです。神様は、暗闇を凍えて歩むような私たちを放っておけません。世界が始まる前からおられる神の独り子・キリストは、神の身分を捨て、私たちと同じ姿で地上に来て下さいました。暗闇の世界を歩む私たちを照らし、捜し出して、冷えた心を温め、生かすために。

いちばん暗いところへ 

 皆さんは、光のまったくない世界を経験したことがありますか。沖縄には、戦争中に人々が逃げ込んだ、ガマと呼ばれる洞窟があります。戦争中には、人が死んだり傷ついたりと、とても悲しい出来事が起こったガマもあります。今から30年くらい前の事、そんなガマに入った友人の話です。(今は入れないガマが多いようです)。「途中までは、外の光が入ってきましたが、次第に真っ暗になって、懐中電灯の光だけが足もとを照らすようになりました。案内してくれた人が「懐中電灯を消してみましょう」と言いました。消すと、そこには、ただただ黒い闇が拡がっていました。自分の手さえ見えません。しばらくして電灯を付けた時のホッとした気持ちが忘れられません」と。今コロナ禍の中、オミクロン株が猛威を振るっており、私たちの心も暗くなりがちです。でも、イエス様は、人を明るくホッとさせて下さる光として、この世界に来て下さいました。私たちが暗闇を歩むのは、災害のように「外」に原因がある場合のほか、人間同士が愛を忘れ、エゴに走ってしまう罪に原因がある場合もあります。それでも、神様は、一人として見捨てずに、光で照らそうとなさいます。イエス様は、いちばん暗いところへ来て下さる真の「命の光」です。

       
       ■≪聖書クイズ≫ 1月30日出題の解答

    聖書に出てくる人の名前(左側)・・・・職業(右側)。
    
  (1)ヨセフ(マリアの夫)   ・大工
     ペトロと呼ばれるシモン  ・漁師
     カイン          ・土を耕す者
     ダビデ          ・羊飼い(番人)
     エサウ          ・狩りをする者

  (2)パウロ          ・天幕職人
     アベル          ・羊を飼う者
     アモス          ・牧者
     ネヘミヤ         ・王の給仕役
     ラザロ          ・物乞い(貧しい人)
  
  (3)ラハブ          ・娼婦
     シェブナ         ・書記官
      ゲハジ          ・従者
     ハガル          ・サラのつかえめ
     シフラ          ・助産婦

      D、カリンスキー『聖書クイズ・ブック』新教出版社より


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
   より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
   「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
   る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
   がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
   をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
   します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
   えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
   ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
   聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2021年度 年間聖句

     神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
     出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
     ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
             (テモテへの手紙二 1章9節)
            
            
             今週の祈り

     ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
     ・病や困難の中にある友のために。
     ・塩尻アイオナ教会と高橋英美牧師のために。
               
            
             本日の集会
      (感染予防対策を講じながら行います)

     ・10:20~     礼拝準備祈祷会
     ・10:30~11:30  主日礼拝 
     ・10:30~     聖書通読:出ジプト記 39章
                      (旧)p.159
     ・11:45~     お茶の会(自由参加です)
            

             今週の集会

     ・聖研祈祷会   2月10日(木)10:30-11:30  
        ルカによる福音書14章1~11節
                   (新)p.136 

        ( 信徒の友"日毎の糧”欄に記載の聖書の
        御言葉に耳を傾けた後、塩尻アイオナ教会の
        お働きを覚えて祈りを合わせます。)      



             次主日の案内

     ・降誕節第8主日礼拝 2月13日(日)
      礼拝準備祈祷会     午前10:20-10:30
       主日礼拝        午前10:30-11:30
       司 会 : 出席役員
       配 餐 : 配餐奉仕者
       交 読 : 詩篇105篇
       聖 書 : ヨハネによる福音書9章5~7節 
                    (新)p.184 
       説 教 :「土をこねるイエス様」三原牧師
       献 金 : 献金奉仕者
       奏 楽 : 奏楽奉仕者
       讃美歌 :21-17 (聖なる主の美しさと)
           21-466(主が手をとって起こせば)
      (聖餐式) 21-81 (主の食卓を囲み)


       礼拝後、 「聖書通読」レビ記 14章 
                  (旧)p.182
      ・2月役員会  役員の方はお残りください。




            その他の報告
     
     ■「新つつみ通信」第3号を発行しました。 

        
   
     牧師の巻頭言をはじめ、伝道所の歩みを覚えて教会員
    有志の方々にメッセージ記していただいて、9月12日
    発行することができました。お忙しい中、御寄稿下さい
    ました方々に心よりお礼申し上げます。伝道所に連なる
    方々や来会される方々にお配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     新しい年を迎え、われわれの社会がコロナ禍に直面し、
    早くも3年目に突入しました。
    これまで経験したことのない大きな災いによって、一日
    一日を生きること、そして教会に集って礼拝できること
    が、決して当たり前のことではないことを学ぶことがで
    きました。この与えられた時を大切に、意味あるものと
    して過ごすために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引
    き続き2022年1月2日(日)より「聖書通読リレー」
    を再開しました。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、
    お互いが通っている試練を覚えながら、ともに祈り合い、
    支え合いながら新たな一年の歩みを始めたいと願ってい
    ます。どなたでも無理なく通読できるように、年間通読
    予定表(2022年版)を以下に添付しましたので、ご
    参考のうえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


   ■ 先週の集会報告
   ・礼拝準備祈祷会 1月30日(日) 男2、女4、計 6名
   ・主日礼拝    1月30日(日) 男2、女4、計 6名
   ・聖研祈祷会   1月27日(木) 男2、女1、計 3名


   ■ 献金報告
   
    クリスマス問安献金  小田原教会様 10,000円


   ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに、
    献金者の個人名は伏せさせていただきました。当伝道所は、
    教会内外からの多くの方々の尊い献金によって支えられて
    いることに心から感謝しています。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
 更新:2022.2.5 by nk


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