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日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所 週 報
待降節(アドベント)第3主日礼拝
2021年12月12日 午前10時30分~
司 会 出席役員
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司会者
頌 栄 21-85番 一 同
交 読 詩篇 96篇 一 同
聖 書 イザヤ書 第40章1~11節
(旧)p. 1123
祈 祷 司会者
讃 美 歌 21-242(3節) 一 同
使徒信条 21-93番 ( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-248 一 同
説 教 「うれしいお知らせ」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-247 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷)
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説教要約 印刷用PDF
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待降節(アドベント)第3主日礼拝
説教「うれしいお知らせ」要約
イザヤ書 第40章1~11節
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① バビロン捕囚
ユダが滅びた紀元前6世紀前半、中東世界は激動の時代を迎えていました。ユダを攻め、苦しめていた大国アッシリアは別の強国バビロニアに滅ぼされました。バビロニアはユダへ三度攻め入り、侵攻のたびに、ユダの指導者層の人々を連れ去って国を弱らせ、最後には滅ぼしました。これがバビロン捕囚です。捕囚の民はいくつかの小さな共同体となり慣れない異郷で生活します。異郷生活は半世紀ほど続いたと言われています。バビロニアの隆盛はさほど長くは
続きませんで、紀元前539年、バビロニアはペルシャ帝国に滅ぼされました。ペルシャの王キュロスは、征服した民族に対して寛大な政策を取り、その民族固有のあり方が守られるようにしましたので、ユダの人々は故郷に帰れるようになりました。今朝の聖書箇所で、神様の「呼びかける声」(3)を聞いた預言者は、捕囚の民の一人だったと伝えられています。イザヤやエレミヤといった預言者たちが神様の御言葉を伝え、御言葉に聞き従い、主に立ち帰りなさいと繰り返し警告したのでした
② 良い知らせ
「良い知らせです!すべての人を照らす真の光が来ます!」。ラクダの毛皮を着たバプテスマのヨハネが荒れ野で、大声で叫んでいます。「この光は神様が皆に送って下さったイエス様です。イエス様は羊の群れを悪いものから守る羊飼いのような方です。さぁ皆でお迎えしましょう」。その声を聞いた人々は、三十年ほど前の不思議な出来事を思い出しました。それは羊飼いたちが夜、野原で羊の群れの番をしていた時の事です。突然、あたりが昼間のように明るくなって、天使があらわれて言いました。「とても良いお知らせがあります。今日、ダビデの町に救い主がお生まれになりました」。羊飼いたちは急いで行って、馬小屋の飼い葉桶に眠っている赤ちゃんイエス様を見つけました。イエス様は、私たちの心を明るく照らす真の光としてやって来られたのです。私たちが自分の弱さや心の醜さを自覚する時、神様は遠くにおられるように感じます。けれども神様は私たちに寄り添って下さるために、御子イエス様を送って下さったのです。
③ うれしいお知らせ
バビロン捕囚でエルサレムから異郷に連れ去られた人々は数十年を経ても、なじむことはできませんでした。周囲から負けた国の人だと差別されていたからです。その時になってようやく、預言者から聞いた神様の教えに従っていれば良かったと気づいたのです。もう遅い、元には戻れない、神様に見捨てられたと悲しむ毎日でした。ところが高い山から力いっぱい叫ぶ声が聞こえました。「私たちの神の言葉はとこしえに立つ」(8)と、預言者が神様の語りかけを伝えていたのです。自分たちは見捨てられていなかった!人々は耳をそばだてシッカリ聞こうとしました。もうエルサレムで神様に背いていた頃とは違うのです。「私たちの神のために、荒れ地に広い道を通せ」(3)と御言葉が響きました。主の御言葉は変わることのない永遠の真実です。主の道を自分の心に通し、御言葉に従って進めば、思い煩いも迷いもありません。「御腕をもって統治される」(10)神様が捕囚の人々を故郷エルサレムへ連れ帰って下さいます。
更に、悪の道に迷い込む「肉なる者」(6)を、神様は憐れんで下さいました。「主の栄光が…現れるのを肉なる者は共に見る」(5)ようにと、神様は御子イエス様を私たちの世に遣わして下さいました。御言葉に聞き続けましょう!
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■ アドベント (待降節)
・ クリスマスの前4回の日曜日の期間をアドベントと呼び
ます。ドイツではアドベント・クランツを作り、それに
ローソクを4本立てて、毎週一本ずつ灯をともしていき
ます。4本目に灯がともされれば、クリスマスです。
・ アドベントは、ラテン語で「到来」という意味です。
救い主の到来を待ち望む時という意味で待降節と訳して
います。2000年前にベツレヘムに到来されたキリストは
世の終りに再び到来されます。ですから、アドベントは
昔から「二つの到来」を迎える準備の時と考えられて
きました。
・ 日本では待降節はクリスマスの準備をする喜びの時と
されていますが、元来は祈りと断食の中で最後の審判
を迎える準備をする厳粛な時なのです。
■ 今年の「クリスマス礼拝」は、12月19日(日)です。
この良き日に受洗・転入会を志願なさる方は、牧師まで
お申し出ください。お待ちしています。
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
2021.2.7 牧師・三原信惠
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2021年度 年間聖句
神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
(テモテへの手紙二 1章9節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・春日井教会と榮厳牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・10:20~ 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:45~ 12月定例役員会
今週の集会
・聖研祈祷会 12月16日 10:30-11:30
マタイによる福音書 11章2~6節
(新)p.19
(信徒の友"日毎の糧”欄に記載の聖書の
御言葉に耳を傾けた後、春日井教会の
お働きを覚えて祈りを合わせます。)
次週の案内
・12月19日(日) クリスマス礼拝
礼拝準備祈祷会 午前10:20-10:30
主日礼拝 午前10:30-11:45
司 会 : 出席役員
配 餐 : 配餐奉仕者
交 読 : 詩篇 97篇
聖 書 : ルカ 2章1~14節
(新)p.102
説 教 :「神さま第一」 三原牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 :21-256(まぶねのかたえに)
21-261(もろびとこぞりて)
21-264(きよしこの夜)
礼拝後 クリスマス祝会
コロナ禍ならではの有意義な祝会と
いたしましょう!
その他の報告
クリスマスバザー
2021年12月25日(土)午前10:30~午後2:00
■「新つつみ通信」第3号を発行しました。
牧師の巻頭言をはじめ、伝道所の歩みを覚えて教会員
有志の方々にメッセージ記していただいて9月12日に
発行することができました。お忙しいなか、御寄稿下さ
いました皆様方に心よりお礼申し上げます。伝道所に連
なる方々や来会される方々にお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
コロナ禍の中、2021年1月3日から始めた「聖書
通読リレー」も、10月11日をもって旧新約聖書全巻
を読み終えました。通読に参加して下さった皆様の篤い
志に感謝申し上げるとともに、わたしたちの内に働いて
下さった聖霊の力とお導きを覚え、御名を賛美致します。
伝道所の方々の賛同が得られれば、2022年1月2日
(日)より「聖書通読リレー」を再開する予定です。
どなたでもご参加いただけるようにように、年間の通読
予定表(2022年版)を後日添付いたします。
聖書通読表(年間) 印刷用PDF
■ 先週の集会報告
・準備祈祷会 12月 5日(日) 男4、女8、計12名
・主日礼拝 12月 5日(日) 男4、女8、計12名
・聖研祈祷会 12月 9日(木) 男2、女3、計 5名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者、並びに
献金を献げられた方の個人名は伏せさせていただきました。
ご了承ください。
当伝道所は 教会内外からの多くの方々の尊い献金によって
支えられていることに心から感謝しています。
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