週報印刷用PDF |
日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所 週 報
待降節(アドベント)第1主日礼拝
2021年11月21日 午前10時30分~
司 会 出席役員
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司会者
頌 栄 21-85番 一 同
交 読 詩篇 94篇 一 同
聖 書 イザヤ書 第51章4~11節
(旧)p. 1146
祈 祷 司会者
讃 美 歌 21-242(1節) 一 同
使徒信条 21-93番 ( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-451 一 同
説 教 「楽しみに待つ」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-241 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷)
|
説教要約 印刷用PDF
|
待降節(アドベント)第1主日礼拝
説教「楽しみに待つ」要約
イザヤ書 第51章4~11節
|
① 喜びと楽しみを得る
自らの罪によってバビロンに捕囚されたイスラエルの民は、捕囚された地にあって故郷への帰還を希望として生きていました。勿論、帰還がいつになるか分かりません。が、神さまの愛を信じて期待するなら、いつの事かは分からないけれど必ず神さまはこの苦しみから解放して下さる、という希望を持つことができました。それはかつてアブラハムを導いて歩ませた神(2)、エジプトで奴隷であったイスラエルの民を解放された神(10)であることを思い起こすなら、バビロンからも解放して下さるに違いないと期待することができたからです。が、9節では竜さえも打ち破る神さまの力強さが語られます。即ち待ち望むという行為は心から信頼すべきお方がいるから可能な態度であることが分かります。このことが分かれば「救いはとこしえに続く」(6)ことや「恵みの業が絶えることがない」(同)故に、恐れることもおののくことも(7節)なくなると約束されます。今は嘆きと涙に満ちているけれど「喜びと楽しみを得る」(11)ことができると確信するのです。
② 「待つ」という行動
待つことを私たちはネガティブにとらえがちです。それは「待っていて辛い」というイメージがそこにあるように思います。でも「待つ」という行動を支えているものが何かがハッキリする時、その行為はネガティブではなくなります。たとえば恋人同士のデートの待ち合わせのように「信頼できる相手」を待つのは楽しいものです。しかも実際に相手と会って「待つ」という行為から解放された時の喜びは、待つことにより更に大きくなります。イスラエルの民はバビロニアという強国によって、家も町も、神さまを礼拝する神殿も壊され、遠く離れたバビロニアに連れて行かれました。「家に帰りたい。神さま助けて」と祈りつつ待ち続けること何十年。イザヤがやって来て民に思い出させます。「思い出せ。エジプトの国で苦しんでいた民を神が助けて下さった事を」。民にとって捕囚からの解放の喜びは奴隷からの救いの喜びでした。そういう喜びである救い主の誕生を待ち続けたアメリカのヘンリー・バンダイク著『もう一人の博士』のお話をします。
③ 楽しみに待つ
カルデヤにアルタバン星博士がいて、救い主が生まれた事を知り、友人の三人とバビロニアのボルシッパの町で落合い、一緒に拝みに行く約束をし、全財産を売ってサファイア、ルビー、真珠を買い、家を出ました。落合場所がすぐそこという所で病人を助ける為サファイアを渡しました。待合時間に遅れた為、友は先にエルサレム→ベツレヘム→(エジプト)へ。「二歳以下の男子は殺す」のヘロデ王の命令があり、ローマ兵が“赤ん坊を出せ”と母親に刀をふりかざしたので、ルビーを差し出して母親と赤ん坊を助けました。それから33年間、彼は救い主を探し続けたのですが、いつも去った後ばかり。今や老人になった彼は人々がゴルゴタへ歩いて行く後について行くと「助けて~」と娘さんの声。人買いの男に最後の真珠を上げて娘さんを助けたとたん、地震が起こり、飛んできた瓦が頭に当たって倒れました。さっきの娘さんがアルタバンを起こして、顔を見ると頭から出ている血は赤ちゃんを助ける為に使ったルビーのように赤く輝いていました。娘さんの涙にぬれた目はサファイアのように光っていました。アルタバンの目から涙がツーッと落ちました。真珠のように光っていました。彼の魂はイエス様と一緒に天国に行ったそうです。
|
■ アドベント第1主日礼拝にようこそ!
アドベント(待降節)に入りました。今朝の礼拝は、
救い主の誕生を待ち望む準備の期間として過ごす、
思いを整える最初の礼拝です。わたしたちはその事
を心に留め、預言者の希望の言葉に耳を傾けたいと
思います。
今朝は、信頼して待つことの大切さとその喜びが
預言者イザヤの言葉に導かれて語られます。それは
私たちにとっては救い主の到来を信頼して待つこと
の喜びです。アドベントは「救い主の到来」の喜び
を大きくするための恵みの期間です。特にコロナ禍
の嘆きと悲しみ、苦しみと痛みの中にわたしたちが、
そして、多くの人たちが生きている今だからこそ、
イエス様が世に来られたことがわたしたちが生きる
上で一番大きな希望となります。
救い主の誕生を楽しみに待ちましょう!
■ 今年の「クリスマス礼拝」は、12月19日(日)です。
この良き日に受洗・転入会を志願なさる方は、牧師まで
お申し出ください。
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
2021.2.7 牧師・三原信惠
|
2021年度 年間聖句
神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
(テモテへの手紙二 1章9節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・名古屋中央教会と
草地大作、金 元基(キム ウォンギ)牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・10:20~ 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:30~ 「お茶の会」
今週の集会
・聖研祈祷会 12月2日 10:30-11:30
ルカによる福音書 19章41~48節
(新)p.148
(信徒の友"日毎の糧”欄に記載の聖書の
御言葉に耳を傾けた後、名古屋中央教会
のお働きを覚えて祈りを合わせます。)
次週の案内
・12月5日(日)アドベント(待降節)第2主日礼拝
礼拝準備祈祷会 午前10:20-10:30
主日礼拝 午前10:30-11:30
司 会 : 出席役員
交 読 : 詩篇 95篇
聖 書 : エレミヤ書36章1~10節
(旧)p.1245
説 教 :「神さまに立ち帰れ」 三原牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 :21-242(主を待ち望む)2節
21-280(まぶねの中に)
21-451(くすしきみ恵み)
(礼拝後 お茶の会・・・自由参加)
その他の報告
■「新つつみ通信」第3号を発行しました。
牧師の巻頭言をはじめ、伝道所の歩みを覚えて教会員
有志の方々にメッセージ記していただいて9月12日に
発行することができました。お忙しいなか、御寄稿下さ
いました皆様方に心よりお礼申し上げます。伝道所に連
なる方々や来会される方々にお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
コロナ禍の中、2021年1月3日から始めた「聖書
通読リレー」も、10月11日をもって旧新約聖書全巻
を読み終えました。通読に参加して下さった皆様の篤い
志に感謝申し上げるとともに、わたしたちの内に働いて
下さった聖霊の力とお導きを覚え、御名を賛美致します。
伝道所の方々の賛同が得られれば、2022年1月2日
(日)より「聖書通読リレー」を再開する予定です。
どなたでもご参加いただけるようにように、年間の通読
予定表(2022年版)を後日添付いたします。
聖書通読表(年間) 印刷用PDF
■ 先週の集会報告
・準備祈祷会 11月21日(日) 男4、女6、計10名
・主日礼拝 11月21日(日) 男4、女6、計10名
・聖研祈祷会 11月25日(木) 男2、女2、計 4名
■ 献金報告
前主日11月21日(日)に献げられた礼拝席上献金は
隠退教師の生活を支えるための「謝恩日献金」として、
教団年金局へ送金いたします。
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者、並びに
献金を献げられた方の個人名は伏せさせていただきました。
ご了承ください。
当伝道所は 教会内外からの多くの方々の尊い献金によって
支えられていることに心から感謝しています。
|
|
|
|