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日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所 週 報
降誕前第6主日礼拝
2021年11月14日 午前10時30分~
司 会 出席役員
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司会者
頌 栄 21-85番 一 同
交 読 詩篇 92篇 一 同
聖 書 ルカによる福音書 第17章11~19節
(新)p. 142
祈 祷 司会者
讃 美 歌 21-419 一 同
使徒信条 21-93番 ( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-11 一 同
説 教 「神さまを賛美しよう」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-6 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷)
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説教要約 印刷用PDF
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降誕前第6主日礼拝
説教「神さまを賛美しよう」要約
ルカによる福音書 第17章11~19節
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① イエス様と重い皮膚病の人
イエス様がある村に入ろうとした時、遠くの方から「イエス様~、私たちを憐れんで下さい~」という声が聞こえた。彼らは重い皮膚病に苦しむ人たちで、誰かにうつすといけないので、他の人に近づいてはいけないと言われていた人たちだった。イエス様は彼らの声を聞くと、彼らのことを憐れに思って、「祭司たちのところに行って体を見せなさい」と言い、十人は急いで祭司のところに行った。ところが、祭司のところに行く途中、彼らの病気が癒されたことが分かった。その癒された十人のうちの一人だけが大声で賛美しながら戻って来て、イエス様の足もとにひれ伏して感謝した。この人は、異邦人のサマリア人だった。イエス様は異邦人の一人しか神様を賛美するために戻ってこなかったことに驚いた。イエス様は十人のみんなに神様を賛美してほしかったからだ。みんなは教会に来て神様を賛美できて感謝だね。新型コロナウイルスのせいで、去年の一時期、教会に集えない人もいたけど、感染対策を行って、神様を賛美できて本当に良かった!
② ヘンデルの「メサイア」
1685年2月23日に生まれたヘンデルは幼い時から音楽の才覚を現し、オペラ作家になった。イタリアを経て、イギリスで売れっ子になった彼は52歳の時に脳溢血で倒れ右半身不随という致命的な病に至ったが奇跡的に健康を回復し立ち直った。それも束の間、今度は彼の後見人であった王妃キャロラインの突然の死により借金はかさみ、サロンから締め出され、彼の道は様々な所で封鎖されてしまった。もはや頼る者もなくて、うめくように祈っていた時、詩人ジンメスから新作のオペラ「ザ・メサイア」の台本が送られてきた。1741年8月21日のことである。「慰めよ」というイザヤ書40章1節の言葉から始まって、聖書の言葉をつづり合わせ、「キリストは、我らの苦しみを担って十字架につけられたが復活されて勝利された…キリストこそ“王の王、主の主”と歌われている歌詞に、体が震えるほど感動した。それから24日間、彼は夢中になって作曲にかかり9月14日に完成させた。この「メサイア」の作曲がヘンデルの復活となったのだ。
③ 神さまを賛美しよう
ヘンデルは1759年4月13日に天に召されたが、その日はちょうど22年前に脳溢血で倒れた日であり、イエス様が死なれた日でもあった。「メサイア」がどうしてあれほど人々の心を打つのか、私たちには、その理由が分かると思う。作曲者自身、キリストの復活の信仰に歓喜しているのだ。今朝のテキストに登場したサマリア人は、最初、彼が重い皮膚病であるがために、イエス様に近づくことができなかった。が、イエス様によって、重い皮膚病という不治の病が、全く思いがけないことに、癒されるという奇跡が自分の身に起こったので、彼は「イエスの足もとにひれ伏して感謝した」(16)。イエス様の近くに来ることができた。そして最後に、イエス様は足もとにひれ伏すサマリア人を立ち上がらせた。「あなたの信仰があなたを救った」という力強い言葉を頂けたのだ。イエス様が奇跡を起こすのは、奇跡を体験した人や奇跡を見た人が神様を賛美するようになるためだ。神様を賛美することは、病気を癒す奇跡よりも凄い!希望のない生活から、神様の支配なさる歓喜の生活へと復活させて頂ける。我々も復活するのだ。死んでからだけでない。この世の生活においても復活するのだ。ヘンデルと一緒に神さまを賛美しよう。ハレルヤ!
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■ 次主日は「収穫感謝日・謝恩日」です。
私たちの国の法律では、11月23日を「勤労をたっとび、
生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」 趣旨の日
(勤労感謝の日)と定めています。 戦前はこの日を
「新嘗祭(ニイナメサイ)」といい、天皇がその年の新穀
を先祖に供える儀式の日で、稲の収穫を祝い、翌年の
豊作を祈願する古くからの祭儀でした。しかし新しい
法律では、誰が誰に感謝する日かが極めてあいまいに
なってしまいました。
キリスト教会の「収穫感謝祭」は、雨を降らし、日を
照らし、豊かな収穫の恵みを与えて下さった神に対して、
感謝を献げる日です。もちろん、収穫への感謝の祭りは
旧約聖書の時代からありましたが、今日の収穫感謝祭は、
アメリカ独立の礎石となったピルグリム・ファーザーズ
と呼ばれる新移住者の一群が、11月の終わりに、無事
穀物を実らせ、生き延びることができたことを感謝して
祝うため、七面鳥などのご馳走を用意し、集ったことを
起源としています。
■ 今年の「クリスマス礼拝」12月19日(日)です。
この良き日に受洗・転入会を志願なさる方は、牧師まで
お申し出ください。
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
2021.2.7 牧師・三原信惠
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2021年度 年間聖句
神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
(テモテへの手紙二 1章9節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・碧南教会と大住恭平牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・10:20~ 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:30~ お茶の会 (三蜜を避けて)
・11:45~ 11月定例役員会
今週の集会
・聖研祈祷会 11月18日 10:30-11:30
ローマの信徒への手紙10章5~13節
(新)p.288
(信徒の友"日毎の糧”欄に記載の聖書の
御言葉に耳を傾けた後、碧南教会のお働き
を覚えて祈りを合わせます。)
次週の案内
収穫感謝日・謝恩日 2021年11月21日
・礼拝準備祈祷会 午前10:20-10:30
・収穫感謝・謝恩日礼拝 午前10:30-11:30
司 会 : 出席役員
交 読 : 詩篇 93篇
聖 書 : コリントの信徒への手紙(二)
第9章6~15節 (新)p.335
説 教 :「収穫感謝・謝恩日」 三原牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 :21-566(報いを望まで)
21-11 (感謝にみちて)
21-567(ナルドの香油)
(礼拝後 お茶の会・・・自由参加)
その他の報告
■「新つつみ通信」第3号を発行しました。
牧師の巻頭言をはじめ、伝道所の歩みを覚えて教会員
有志の方々にメッセージ記していただいて9月12日に
発行することができました。お忙しいなか、御寄稿下さ
いました皆様方に心よりお礼申し上げます。伝道所に連
なる方々や来会される方々にお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
コロナ禍の中、2021年1月3日から始めた「聖書
通読リレー」も、10月11日をもって旧新約聖書全巻
を読み終えました。通読に参加して下さった皆様の篤い
志に感謝申し上げるとともに、わたしたちの内に働いて
下さった聖霊の力とお導きを覚え、御名を賛美致します。
伝道所の方々の賛同が得られれば、2022年1月2日
(日)より「聖書通読リレー」を再開する予定です。
どなたでもご参加いただけるようにように、年間の通読
予定表(2022年版)を後日添付いたします。
聖書通読表(年間) 印刷用PDF
■ 先週の集会報告
・準備祈祷会 11月 7日(日) 男5、女7、計12名
・主日礼拝 11月 7日(日) 男5、女7、計12名
・聖研祈祷会 11月11日(木) 男2、女2、計 4名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者、並びに
献金を献げられた方の個人名は伏せさせていただきました。
ご了承ください。
当伝道所は 教会内外からの多くの方々の尊い献金によって
支えられていることに心から感謝しています。
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