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日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所 週 報
降誕前第9主日礼拝
2021年10月24日 午前10時30分~
司 会 派遣神学生
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司会者
頌 栄 21-85番 一 同
交 読 詩篇 89篇 一 同
聖 書 使徒言行録 第15章1~12節
(新)p. 242
祈 祷 司会者
使徒信条 21-93番 ( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-390 一 同
説 教 「恵みによって救われる」 牧 師
祈 祷 牧 師
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷)
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説教要約 印刷用PDF
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降誕前第9主日礼拝
説教「恵みによって救われる」要約
使徒言行録 第15章1節~12節
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① 割礼を受けなければ救われない?
「ある人々が、『モーセの慣習に従って割礼を受けなければ、あなたがたは救われない』と兄弟たちに教えていた」(1)。教えていた場所はアンティオキア教会。ある人々とはエルサレムとその付近から来た律法を大切にしているユダヤ人クリスチャン。割礼とは、生後八日目に男子の性器の包皮を切り取ること(レビ記12:3)です。ユダヤ教徒の男性は皆、神との契約のしるしとして行っていました。割礼を受けていなければ救われないという主張にパウロとバルナバは反対し、激しい対立となってしまい、この問題について話し合うために、パウロたちはエルサレムに向かいました。「エルサレムに到着すると、彼らは教会の人々、使徒たち、長老たちに歓迎され、神が自分たちと共にいて行われたことを、ことごとく報告した」(4)。報告した内容は、多くの異邦人が主イエスを信じたという喜ばしい報告で、エルサレム教会の人たちもとても喜びました。が、「異邦人にも割礼を受けさせてモーセの律法を守るべきだ」(5)と主張する人たちがいたのです。
② さぁ、会議が始まりました
この会議は普通の会議とは少し違います。教会の会議ですから、神様が会議に参加する一人ひとりと一緒にいて、聖霊の力で導いておられたのです。イエス様の弟子だったペトロがみんなに意見を言いました。「私たちはみんな救われています。それは、一生懸命良い行いをしたからでも、神様の命令を守ったからでもありません。神様の恵みによって救われたのです。外国の人だって同じはずです」。ユダヤの人たちは、神様からの命令である律法を懸命に守ろうとしました。イスラエルの契約にはすべての民族が含まれる(創世記12:3)と知っていましたから、彼らも異邦人への宣教には反対してはいません。が、その契約と祝福のしるしが割礼であると考えていたのです。議論を重ねた後、ペトロの話は、異邦人であるコルネリウスがペトロを通して救いに入ったこと(使徒10章)を、聞いている人たちに思い出させました。結果、律法では汚れた者とされていた異邦人の救いが正しいものであることが、神様が聖霊を与えて下さるという形で証明されたのです。
③ 恵みによって救われる
ユダヤの人たちは神様からの命令である律法を懸命に守ろうとしました。でも律法には守るのが難しいこともたくさんありました。嘘をつかないようにしようと思っても、嘘をついてしまったり、他の人を傷つけるようなことを言ってはいけないと知っていても、悪口を言ってしまったりしました。何よりも神様のことを一番に考えなければいけないと知っていても、自分の楽しいことを先にしてしまったりもしました。私たちも同じで、弱いところがたくさんあります。だから、神様のルールである律法をシッカリ守った人だけが救われるというのなら、誰も救われなくなってしまいます。でも神様は私たちのことを大好きだから、神様のために何かをしたからでも、ルールを守ったからでもなく、何もできなくても、弱くてルールが守れなくても、それでも赦して下さって、救って下さいます。神様は皆のことを大切にして下さいます。一人ぼっちになったお友だちを助けたいなと思ったのに、勇気がなくてできなかったとしても、私たちの心の中まで知っていて、喜んで下さる方です。私たちの努力ではなく、神様の一方的な恵みで、私たちを救って下さる方です。主にあって大丈夫。神様は最善にして下さいます。信じてご一緒しましょう!
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■ 人は ただ一度しか生きない
セーレン・キェルケゴール
人は ただ一度しか生きない。 死が到来したとき、
君の人生がじゅうぶんによきものであったならば、即ち
”正しく 永遠と結ばれる よきもの” であったならば、
神は 永遠にほむべきかな。 しかし、そうでないならば
それは永遠に癒されないであろう。
人は ただ一度しか生きないのである!
人は ただ一度しか生きない。 この地上においては
そのようにさだめられている。 そして、君は今 この
一度だけのものを生き、時間の中での その拡がりは
刻々消え行く時とともに 消え行く にもかかわらず、
愛なる神は 天にいまし、大きな愛をもって 君をも愛し
給うのである。 しかり、彼は君を愛し給う!
それゆえ、 神の喜び給うことは、神が永遠のために
君にたいして欲し給うことを 君が欲することであり、
君が苦しもうと決意することである。
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
2021.2.7 牧師・三原信惠
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2021年度 年間聖句
神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
(テモテへの手紙二 1章9節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・若草教会と山本正人牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・10:20~ 礼拝準備祈祷会
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:30~ 話し合い
「聖書通読」の感想と希望
今週の集会
・聖研祈祷会 10月28日 10:30-11:30
ローマの信徒への手紙2章17~29節
(新)p.275
(信徒の友"日毎の糧”欄に記載の聖書の
御言葉に耳を傾けた後、若草教会のお働き
を覚えて祈りを合わせます。)
次週の案内
2021年10月31日 宗教改革記念日
・礼拝準備祈祷会 午前10:20-10:30
・降誕前第8主日 宗教改革記念礼拝
午前10:30-11:30
司 会 : 出席役員
交 読 : 詩篇 90篇
聖 書 : ローマの信徒への手紙3章27~28節
(新)p.277
説 教 :「ルターの宗教改革」 三原牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 :21-377(神はわが砦)
21-378(栄光は主にあれ)他
■「新つつみ通信」第3号を発行しました。
牧師の巻頭言をはじめ、伝道所の歩みを覚えて教会員
有志の方々にメッセージ記していただいて9月12日に
発行することができました。お忙しいなか、御寄稿下さ
いました皆様方に心よりお礼申し上げます。伝道所に連
なる方々や来会される方々にお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
感染力の強い変異種(新型コロナウィルス・デルタ株)
が依然として猛威をふるっています。ワクチンを2回
接種した後でも感染する「ブレークスルー感染」が起り、
これまで以上にしっかりとした感染予防対策を行う必要
があるように思います。このコロナ禍の中でも、それぞ
れの場で、それぞれのかたちで御言葉に聴き、神を賛美
し、ともに覚えて祈ることは大切なことだと思います。
わたしたち茅ヶ崎堤伝道所では、コロナ禍の時を意味あ
るものとして過ごすために、2021年を「聖書通読の年」
としたいと願い、2021年1月3日から「聖書通読」
を始めました。信仰の原点に帰って新しい出発をしたい
と願っています。以下に添付の年間通読予定表をご参考
のうえ、ぜひご参加下さいますようご案内いたします。
聖書通読表(年間) 印刷用PDF
■ 先週の集会報告
・準備祈祷会 10月17日(日) 男4、女5、計 9名
・主日礼拝 10月17日(日) 男4、女5、計 9名
・聖研祈祷会 10月21日(木) 男3、女2、計 4名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者、並びに
献金を献げられた方の個人名は伏せさせていただきました。
ご了承ください。
当伝道所は 教会内外からの多くの方々の尊い献金によって
支えられていることに心から感謝しています。
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