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日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所 週 報
聖霊降臨節第21主日「神学校日」礼拝
2021年10月10日 午前10時30分~
司 会 出席役員
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司会者
頌 栄 21-85番 一 同
交 読 詩篇 87篇 一 同
聖 書 ルカによる福音書 第10章30節~37節
(旧)p. 126
祈 祷 司会者
使徒信条 21-93番 ( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-505 一 同
説 教 「善いサマリア人」 牧 師
祈 祷 牧 師
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷)
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説教要約 印刷用PDF
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聖霊降臨節第21主日「神学校日」礼拝
説教「善いサマリア人」要約
ルカによる福音書 第10章30節~37節
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① 永遠の命を受け継ぐ
イエス様に律法の専門家(律法学者や、当時の宗教指導者)が、何とかしてイエスをやりこめようとして「何をしたら永遠の命を自分のものとして受け取ることができるでしょうか」と尋ねましたが、イエス様は逆に質問をして切り返されました。律法の専門家と称する人は、さすがに、的確に聖書の二つの聖句を引用して、「神である主を愛することと、隣人を愛することである」と答えました。イエス様は、権威をもって、「そのとおりです。それを実行しなさい。そうすれば、命を得ます」と答えました。「永遠の命を受け継ぐ」とは、どうしたら神の国(天国)に入ることができますか、ということとイコールです。彼は最初からそれをちゃんと知っていたのです。答えを知っていながら、イエス様がどういう答えをするかを試したのです。イエス様はそれを心得ていますから、投げられたボールをまた投げ返しました。すると律法の専門家は、「では、私の隣人とは、誰ですか」と質問しました。それに答える為、イエス様は次ぎのたとえ話をされました。
② あなたも行って、隣人になりなさい
ある所に一人の半死半生の怪我人がいました。そこへ立派な服を着た神殿で神さまのご用をしている祭司がやってきました。でも見ないふりをして行ってしまいました。次にレビ人(神殿で特別な働きをする人)が来ました。やっぱり通り過ぎて行ってしまいました。三番目に、普段はユダヤ人からいじめられているサマリア地方に住むサマリア人が通りかかります。この人は怪我人を見るや否や、普段からいじめられていることさえ忘れて手厚く介抱し、自分のロバに乗せて宿屋に連れて行き、お金をいくばくか置いて、「帰りがけに寄るから、もし介抱してお金が足りなければ、その時に払います」と言って旅を続けます。と、そこまでイエス様は話して律法学者に問います、「この三人の中で傷ついた人の隣人は誰だと思いますか」。イエス様は問い、律法学者は答えます、「その人に憐れみをかけた人だと思います」。するとイエス様は「その通りだ。よく答えた。あなたも行って同じようにしなさい。隣人になりなさい。」とおっしゃったのでした。
③ 善いサマリア人
イエス様が語られたたとえ話の中で、「善いサマリア人」のたとえは最も愛され、親しまれているものの一つです。ところで今日の聖書のお話ですが、なぜ祭司とレビ人は倒れている人がいるのに、道の向こう側を通って行ったのでしょうか。彼らは追いはぎがまだ近くにいるかもしれないと思い、自分の身を守るためにその場を去りました。ではどうしてサマリア人は、追いはぎがまだ近くにいる危険があったのに助けたのでしょう。その理由の一つとして考えられるのは、彼が旅人であったことです。旅をしていると見知らぬ土地でダマされたり、スリにあったりするなど危険な目にあうことがあります。この人は旅の途中でそういう経験が一度や二度あったのでしょう。だからこそ道で倒れている人を見かけた時に、その人のことを赤の他人とは思えず助けたのです。「その人を見て憐れに思い」とあります。倒れている人のことを自分のことのように心配したことが分かります。今朝のポイントは「行って、あなたも同じようにしなさい」という主の言葉です。このサマリア人のように行動するためには何が一番大切でしょうか。それは「神である主を愛すること」です。私たちも困っている人を助ける為に必要な力を主から頂きましょう!
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■ 「神学校日・伝道献身者奨励日」
日本基督教団では、毎年10月の第2主日を
「神学校日・伝道献身者奨励日」と定めています。
福音宣教の働きのために生涯をささげようと学び
続けておられる伝道献身者たちと教職者の働きを、
覚えて、教会が、わたしたち一人ひとりがいつも
祈り、支えていかなくてはなりません。そのため
に「神学校日」礼拝を献げます。
■ 献金報告
10月3日午後に行われた「鈴木一朗牧師を偲ぶ会」
ではご多用中の中、多くの方々にお集まりいただき、
生前親しくしていただいた皆様から思い出など語って
いただきました。誰からも愛された鈴木 一朗先生の
温かな人柄を偲ぶ時が、改めて与えられましたことを
心より感謝申し上げます。さらに、ご遺族の皆さま、
ご出席の方々から多額の献金を献げていただきました。
重ねて感謝申し上げます。
なお、個人情報保護の観点から、献金者の個人名は、
伏せさせていただきました。ご了承ください。
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
2021.2.7 牧師・三原信惠
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2021年度 年間聖句
神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
(テモテへの手紙二 1章9節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・安曇川伝道所と関雅人牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:30~ 聖書通読ヨハネ
ヨハネ黙示録 16章 p.470
・11:45~ 10月定例役員会
出席可能な役員の方はお残りください。
今週の集会
・聖研祈祷会 10月14日(木) 10:30-11:30
エステル記 4章4節~5章14節 (旧)p.767
(信徒の友"日毎の糧”欄の聖書日課に沿って
御言葉に耳を傾けた後、安曇川伝道所のお働き
を覚えて祈ります。)
次週の案内
・聖霊降臨節第22主日礼拝 10月17日(日)
午前 10:30-11:30
信徒伝道週間(23日迄)、教育週間(24日迄)
司 会 : 出席役員
交 読 : 詩篇 88篇
聖 書 : 使徒言行録13章44~52節
(新)p.240
説 教 :「異邦人伝道の光」 三原牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 :21-487(イェス、イェス)他
■「新つつみ通信」第3号を発行しました。
牧師の巻頭言をはじめ、伝道所の歩みを覚えて教会員
有志の方々にメッセージ記していただいて9月12日に
発行することができました。お忙しいなか、御寄稿下さ
いました皆様方に心よりお礼申し上げます。伝道所に連
なる方々や来会される方々にお配りしています。
■ 前向き・肯定的に!
感染力の強い変異種(新型コロナウィルス・デルタ株)
が依然として猛威をふるっています。ワクチンを2回
接種した後でも感染する「ブレークスルー感染」が起り、
これまで以上にしっかりとした感染予防対策を行う必要
があるように思います。このコロナ禍の中でも、それぞ
れの場で、それぞれのかたちで御言葉に聴き、神を賛美
し、ともに覚えて祈ることは大切なことだと思います。
わたしたち茅ヶ崎堤伝道所では、コロナ禍の時を意味あ
るものとして過ごすために、2021年を「聖書通読の年」
としたいと願い、2021年1月3日から「聖書通読」
を始めました。信仰の原点に帰って新しい出発をしたい
と願っています。以下に添付の年間通読予定表をご参考
のうえ、ぜひご参加下さいますようご案内いたします。
聖書通読表(年間) 印刷用PDF
■ 先週の集会報告
・主日礼拝 10月 3日(日) 男6、女6、計12名
・聖研祈祷会 10月 7日(木) 男2、女2、計 4名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者の個人名
は伏せさせていただきました。ご了承ください。
当伝道所は 教会内外からの多くの方々の尊い献金によって
支えられていることに心から感謝しています。
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