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日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所 週 報
聖霊降臨節第16主日礼拝
2021年9月5日 午前10時30分~
司 会 出席役員
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司会者
頌 栄 21-85番 一 同
交 読 詩篇 82篇 一 同
聖 書 マルコによる福音書 第2章21~22節
(新)p. 64
祈 祷 司会者
使徒信条 21-93番 ( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-280番 一 同
説 教 「悲しみはもうおしまい」 牧 師
祈 祷 牧 師
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 派遣神学生
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷)
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説教要約 印刷用PDF
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聖霊降臨節第16主日礼拝
説教「悲しみはもうおしまい」要約
マルコによる福音書 第2章21~22節
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① 徴税人レビの家にて
レビは徴税人です。税金を集める仕事です。だけどズルをして決まりより多くお金を取ってしまう人もいたので、皆から嫌われていました。ある日「私についておいで」と優しく声をかける人が現われました。イエス様です。そんなの初めてですから、レビはうれしくてイエス様とお弟子さんを食事に招待しました。徴税人の仲間たちも誘って、イエス様のことを紹介しました。「イエス様に会えて良かったね。うれしいね。もう悪いことはやめようね」。皆で食事をしながらニコニコ顔でそう言っていました。でも、それを不思議に思う人たちがいました。その人たちはレビのお家に入ってきて、「イエス様、ヨハネ先生のお弟子さんとファリサイ派の人たちは断食をしているのに、なぜイエス様のお弟子さんたちは断食しないのですか?」と言ったのです。断食って、食事をしないことです。食べないとおなかがすきます。ずっと続けると苦しくなります。その苦しい思いに悪い心の自分を悲しむ気持ちを重ねて神様に「ごめんなさい」とお祈りをするのです。
② 断食の問題
食を断ち、罪の悔い改めを示し、神様に心を集中させて祈るのは、律法の定める大切な業です。「贖罪日」と呼ばれる日には国をあげて断食が行われていました。ヨハネの弟子やファリサイ派は日常的に断食を行っていました。けれども、イエス様や弟子たちは断食をしません。それどころか徴税人や罪人たちと楽しく食事をしています。なぜ?イエス様の答えは三つ。結婚式に呼ばれた客は花婿がいるのに断食はしない。古い服の穴をつくろうのに新しい布は使わない。新しいぶどう酒は古い革袋に入れない、です。そのうち、今日の箇所は(2)と(3)です。新しい布は水にさらすと縮むので、継ぎ当てとして使うと古い服を駄目にしてしまいます。また新しいぶどう酒は、新しい革の伸びる性質を生かして新しい革袋に入れて発酵させます。だからすでに伸びきった古い革袋に入れると革袋がぶどう酒の力に負けて敗れてしまうのです。これらのたとえでイエス様は、古いものと新しいものとでは釣り合いが取れないことを示しておられるのです。
③ 悲しみはもうおしまい
イエス様の言われる新しいものとはイエス様ご自身です。誰でも毎日、悪いことや間違ったことをするわけではありません。でも、ずっと良いことだけをしている人もいません。だからヨハネの弟子やファリサイ派の人たちは自分の罪を悲しんで、神様に悔い改めるために日常的に断食をしたのです。ならば、私たちも断食をして悲しまなければいけないのでしょうか。親や兄弟と喧嘩したり、友人や同僚に突っかかったり、後で、そんな自分に、ため息が出ることはないですか。でもそんな時、がっかりしなくてよいのです。罪を神様の前に贖い、赦しを与えるために世に来られたのがイエス様です。悪い心を持っている私たちを赦して救って下さるイエス様がいるから大丈夫です。そのイエス様が私たちと一緒にいて下さるのですから、もう罪を悲しんで断食しなくても良いのです。むしろ赦されたことを喜べばいいのです。イエス様は「新しい酒は新しい革袋に入れるものです」と言われました。断食をして悲しむのはもうおしまい。今は喜びの時です。朝が来ているのにカーテンを閉めているとお部屋が真っ暗です。悲しんで心を閉めたままにするのでなく、朝の光より明るくて暖かい愛で私たちを包んで下さるイエス様を迎えましょう。
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■ 9月のリタニー「イエスさまの光を」
司会者 ともし火をどこに置きましょう
A ベッドの下に隠します
B 箱の中にしまいます
司会者 何も見えず 何も聞こえず
みんな 私は一人ぼっちです
司会者 イエスさまはどこにいますか
みんな 暗闇に、光が輝きます
司会者 罪を、愛が覆います
(一緒に) 私たちは一人ではありません
司会者 さあ、イエスさまの光をともしましょう
(一緒に) アーメン
(『教師の友』2021年夏号より掲載)
■9月にお誕生日、受洗記念日を迎えられた方へ
おめでとうございます。主の見守りのうちに、お体を
充分にご留意なさってお過ごしくださいますように、
神様の祝福が豊かにありますようにお祈りしています。
■ 2021年 「夏の教会学校」
コロナ禍の中でも、無事に「2021年夏の教会学校」全5回
を行うことができました。残念ながら、子どもたちの来会
は望めませんでしたが、いつか教会学校が再開される日の
ために、準備の時が与えられました。神様の見守りと皆様
方の祈りによって支えられましたことを感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
2021.2.7 牧師・三原信惠
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2021年度 年間聖句
神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
(テモテへの手紙二 1章9節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・上鳥羽教会と兼松豊牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら行います)
・10:30~11:20 主日礼拝
・11:20~11:30 聖書通読
ローマの信徒への手紙 第5章 (新)p.279
今週の集会
・聖研祈祷会 9月9日(木) 10:30-11:30
箴言 6章6~19節 (旧)p.997
(信徒の友"日毎の糧”欄の聖書日課の御言葉に耳を
傾けた後、祈祷会では上鳥羽教会のお働きを覚えて
祈ります。)
次週の案内
・聖霊降臨節第17主日礼拝 9月12日(日)10:30-11:30
司 会 : 出席役員
配 餐 : 配餐奉仕者
交 読 : 詩篇 83篇
聖 書 : マルコによる福音書
第4章21-23節 (新)p.67
説 教 :「暗闇を照らすともし火」 三原牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 : 21-502(光のある間に)他
・礼拝後 : 聖書通読リレー(新約聖書)
コリントの信徒への手紙二 1章(新)p.325
・聖書通読の後、9月の定例役員会を行います。
出席可能な役員の方はお残りください。
■ 前向き・肯定的に!
東京オリンピックが閉幕して以降、感染力の強い変異種
(新型コロナウィルス・デルタ株)が急速に拡大して、
首都圏の新規感染者が爆発的に増え続けています。この
コロナ禍の中でも、それぞれの場で、それぞれのかたち
で御言葉に聴き、神を賛美し、共に覚えて 祈ることは
大切な事だと思います。わたしたち茅ヶ崎堤伝道所では、
コロナ禍の時を意味あるものとして過ごすために、2021
年を「聖書通読の年」としたいと願い、2021年1月
3日から「聖書通読」を始めました。信仰の原点に帰っ
て、新しい出発をしたいと願っています。以下に添付の
年間通読予定表をご参考のうえ、ぜひご参加下さいます
ようご案内いたします。
聖書通読表(年間) 印刷用PDF
■ 先週の集会報告
・教会学校 8月29日(日) 男3、女6、計 9名
・主日礼拝 8月29日(日) 男3、女6、計 9名
・聖研祈祷会 9月 2日(木) 男2、女2、計 4名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに、
お誕生日・受洗記念日を迎えられた方、献金を献げられた
方の個人名は伏せさせていただきました。ご了承ください。
当伝道所は 教会内外からの多くの方々の尊い献金によって
支えられていることに心から感謝しています。
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