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日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所 週 報
聖霊降臨節第6主日礼拝
2021年6月27日 午前10時30分~
司 会 派遣神学生
奏 楽 奏楽奉仕者
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司会者
頌 栄 21-85番 一 同
交 読 詩篇 72篇 一 同
聖 書 マタイによる福音書 第7章24節~29節
(新)p. 12
祈 祷 司会者
讃 美 歌 21-484番 一 同
使徒信条 21-93番 ( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-390番 一 同
説 教 「ゆるがない土台」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-463番 一 同
聖 餐 式 牧 師
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-93番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷)
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説教要約 印刷用PDF
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聖霊降臨節第6主日礼拝
説教「ゆるがない土台」要約
マタイによる福音書 第7章24節 ~29節
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① 家と土台
「山上の教え」の結びとして語られているたとえです。ここで聖書は、二種類の土台のたとえをもって「山上の教え」の目指すところを示しています。それは、イエス様の言葉を聞く者たちが、聞くだけではダメだと言う。行う者となることを示唆しています。「家」は人生になぞらえられており、平行記事のルカ福音書では「それは、地面を深く堀り下げ、岩の上に土台を置いて家を建てた人に似ている」とあります。「岩」であるイエス様にシッカリとつながるには、砂の層を深く掘り下げ岩盤に到達しなければならないというのです。パレスチナは乾燥した土地ですから、表面上は同じように砂がかぶさっているような状態です。愚かな人は、乾期には乾いた川床になるような川に家を建設するという信じがたい誤りをするそうです。暴風を伴った雨期が来ると、激しい急流が丘から下って突進し、その家を飲み込んでしまいます。このことはパレスチナだけでなく日本でも、しばしば起きる山津波の例を思い出します。
② み言葉を聞いて行う
イエス様の言葉を聞いて行うって、どういうことでしょう。喧嘩をした時に「相手ばかりを責めるのをやめよう」と、グッとこらえてみることも大切なことかもしれません。けれども、いちばん大切なことは「わたしに従ってきなさい」と、私たち一人ひとりの名前を呼んで招いて下さっている神様にお答えすることです。それこそが、「み言葉を聞いて行う」ということです。みんなが神様の呼びかけに答えて、神様を信じて生きる人となることを神様は望んでおられます。新型コロナウィルスの登場も、まったく想像もしていなかったひどい嵐でした。これからもどんな嵐にあうか、誰にも分かりません。そんな私たちにイエス様は、どんなひどい嵐にも負けないような、<立派な家を建てなさい>とは、おっしゃいません。私たちが、嵐に負けないためにすることは、ただ一つです。「イエス・キリスト」という土台の上に「人生」という家を建てることです。つまり、イエス様を信じ、神様に頼って生きていくことです。
③ ゆるがない土台
お家を建てました。もう一つ建てました。両方とも、素晴らしい、立派なお家です。ところが風が吹き、雨が降り、洪水が押し寄せてきました。片方はシッカリと動かずに建っていましたが、もう片方のお家は流されてしまいました。なぜかというと、普段、目に見えないけれど、住んでいる家の土台が問題でした。土台は岩でなく砂であったために、どんどん流されてしまったのです。イエス様は、誰にも分かる話をなさったのです。あなたの人生を、ゆるがない土台の上に築きなさい、ということです。普段分からないけれど、事が起こった時にそれはハッキリします。特に自分の人生を自分で決断しなければならないような仕事を選んだり、結婚を選んだり、あるいは我が子を育てるということになりますと、歴然と自分の土台は何か、が見えてきます。何もない時はよいのですが、次第に人生の風が吹きはじめてきます。精神的に肉体的に、社会的に経済的にいろいろな問題が押し寄せてくると、その時によく分かるのです。風が吹いて打ちつけると、倒れるだけならよいのですが、その倒れ方はひどいのです。ですから、チャンスのある時にシッカリと良い岩の上に人生を気づくことです。
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■ みんなを 好きに
私は 好きに なりたいな、
なんでも かんでも みいんな。
ねぎも、トマトも、おさかなも、
のこらず 好きに なりたいな。
うちの おかずは、みいんな、
母さまが おつくり なったもの。
私は 好きに なりたいな、
だれでも かれでも みいんな。
お医者さんでも、からすでも、
のこらず 好きに なりたいな。
世界の ものは みいんな、
神さまが おつり なったもの。
(金子みすず童謡 『ほしとたんぽぽ』より)
新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
2021.2.7 牧師・三原信惠
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2021年度 年間聖句
神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
(テモテへの手紙二 1章9節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・堺清水橋教会と森田香代牧師のために。
本日の集会
(感染予防対策を講じながら)
・10:30~11:30 主日礼拝
・11:30~ 聖書通読
哀歌 1章 (旧)p.1283
今週の集会
・聖研祈祷会 7月 1日(木) 10:30-11:30
エゼキエル書36章1~15節 (旧)p.1354
(聖書のみ言葉に耳を傾けた後、祈祷会では、
堺清水橋教会を覚えて祈ります。)
次週の案内
・聖霊降臨節第7主日礼拝 7月4日 10:30-11:30
司 会 : 出席役員
交 読 : 詩篇 73篇
聖 書 : マルコによる福音書
第1章21~28節 (新)p.62
説 教 :「権威とは」 三原牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : 奏楽奉仕者
讃美歌 : 21-403(聞けよ、愛と真理の)
21-504(主よ、み手もて)
21-529(主よ、わが身を)
礼拝後
(聖書通読)「旧約聖書通読リレー」
エゼキエル書 25章 (旧)p.1335
■ 前向き・肯定的に!
感染力の強い新型コロナウィルス変異株による「第4波」
が大阪圏・東京圏で猛威を振るい、みたびの「緊急事態
宣言」が発せられて、予断を許さない状況にあります。
しかし、コロナ禍の中でも、それぞれの場で、それぞれの
形で御言葉を学び、神を賛美し、共に覚えて 祈ることは
可能です。私たち茅ヶ崎堤伝道所では、コロナ禍の大切な
時を意味あるものとして過ごすために、2021年を
「聖書通読の年」としたいと願い、2021年1月3日
から「旧約聖書のリレー通読」を始めました。信仰の原点
に帰って、新しい出発をしたいと願っています。添付の
年間通読予定表をご参考の上、ぜひご参加下さいますよう
ご案内いたします。
聖書通読表(年間) 印刷用PDF
■ 先週の集会報告
・主日礼拝 6月20日(日) 男3、女5、計 8名
・聖研祈祷会 6月24日(木) 男3、女1、計 4名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
献金者のお名前は伏せさせていただきました。
ご了承ください。
当伝道所は 教会内外からの多くの方々の尊い献金によって
支えられていることに心から感謝しています。
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