2021年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         子どもの日(花の日)礼拝

     2021年6月13日  午前10時30分~
                
                司 会    出席役員

                配 餐    配餐奉仕者
 
                奏 楽    奏楽奉仕者

前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    21-85番           一 同
  
交  読    詩篇 70篇           一 同
  
聖  書    マタイによる福音書 第6章28節b~34節
                       (新)p. 10
                   
祈  祷                     司会者
  
讃 美 歌     21-509番          一 同
  
使徒信条    21-93番 ( 4-A )        一 同

讃 美 歌     21-484番          一 同

説  教    「とっても大きな愛で」      牧 師
  
祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-171番          一 同

聖 餐 式                     牧 師

献  金   ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏    (黙  祷)

                                                                  説教要約 印刷用PDF

子どもの日(花の日)礼拝
説教
「とっても大きな愛で」要約
マタイによる福音書 第6章28節b ~ 34節


① 壁の割れ目に咲いた花

 “壁の割れ目に咲いた花を知ったなら/神様が分かるはず”(テニソン)。ナポレオンはチャアニィを政府に反対したという罪で牢に入れました。無実でしたがナポレオンにはそれが分からなかったのです。チャアニィはある日、牢の壁の割れ目から、小さな芽を出している一本の草を見つけ、それから毎日この草を自分の友達のようにかわいがりました。やがて草はのび,蕾をつけ、間もなく花が咲きました。牢の役人が花をかわいがっているチャアニィの事をナポレオンの夫人ジョセフィンに話しました。彼女は、「花をかわいがるような人は悪人ではありません」とナポレオンに話しました。そこで、無実の罪がはれ、チャアニィは、かわいがった花を持って、牢屋から家に帰る事が出来、神様を信じて一生、幸せに暮らしたという事です。私たちは今朝、もう一度ここに飾られた花たちの美しさを見、花の良い香りを嗅ぎましょう。美しいものを造り、それらを私たちに下さる神様を愛し、人を愛する心をあつくして頂きましょう。

② 神様が子どもに下さった白い花
 
 百年位前、ロシアに革命が起こった頃、ロシアのある村に小さな農家がありました。父は戦争に行って帰らない。9歳のイワン、7歳のソーニャ、母の三人暮らしです。母親は働きすぎて病気になり寝込んでいます。お金も殆どないので医者も呼べません。子どもたちが「母さん、僕たち母さんに何かしたい。何して欲しい?」と聞きますと「咲いている花があったら、花が見たい!」。二人は花を探しに出かけました。中々見つかりません。歩いて、歩いて、夕方やっと、一輪の白い花を見つけました。その花を大事に持って帰る途中「一人で寂しい」と泣いているワーニヤおばあさんに遭います。二人は母さんのためのお花を「これ、どうぞ!」って、あげてしまいました。家に帰って「お花は明日また見つけてくるね」。わけを聞いた母はニッコリ笑って「花は神様からの贈り物!神様の愛のお花を寂しい人にあげて良かった事!母さん、お前たちの優しい心をもらって本当にうれしい!さあ神様に感謝のお祈りをしましょう」。

とっても大きな愛で

 花は、その限られた時の中で精一杯美しく咲いています。私たちはみんな神様から与えられた命の間を生かされています。調子のよい時も、よくない時も、元気な時も、病気の時もありますが、どんな時も、神様が導いて下さる事を信じて歩みましょう。美しいお花は神様から頂いた贈り物です。けれども、お花を神様が下さった贈り物であると思えない人は、お花を踏みつける事もできるのです。美しいお花をみんなで分かち合うというのは、実は私たちの心を皆で分かち合うという事だと思います。イエス様は仰いました。「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む」(34節)。明日のことを心配しないで、今そのことを一番必要としている人たちに、一緒に、神様が与えて下さった、美しい大切なものを分かち合いながら生きていきなさい。聖書はそう伝えています。誰かに傷つけられたら、その人に対するいやな気持ちでいっぱいになるかもしれません。でも、その気持ちを全部神様にお話しましょう。あの人の事も私の事も神様は大切な存在として、とっても大きな愛で包んで下さっているのです。神様の大きな愛を頂いて一日一日を大切に美しく生きていきましょうね。



       ■ 子どもの日・花の日礼拝に ようこそ!
    
    母の日と同じく、アメリカの教会から伝えられた行事で
   6月第2日曜日に礼拝堂にお花を飾って礼拝します。
   神さまがこの世界に子どもを与え、共に生きる者として
   くださったことに感謝し、一人ひとりの命と人格が尊重さ
   れ、誰もが心身ともに成長しますように祈り願いましょう。

       
       ■  兄弟姉妹の中にあなたを
    
    主よ、私たちの目が
     兄弟姉妹の中にあなたを見いだしますように

    主よ、私たちの耳が
     苦しむ人々の叫びを聞き取りますように
     飢えと寒さ、恐怖と抑圧にさいなまれる人々の嘆願を
  
    主よ、私たちの心が
     互いに愛し合うことを学びますように
     あなたが私たちを愛されたその同じ愛で

    主よ、あなたの“霊”を
     今日も私たちにお与えください
     あなたの名において
     私たちが一つの心、一つの魂となれますように
                      アーメン
               
              (マザー・テレサの祈りから)

 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
   より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
   「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
   る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
   がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
   をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
   します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
   えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
   ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
   聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2021年度 年間聖句
     神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
     出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
     ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
             (テモテへの手紙二 1章9節)
            
            今週の祈り
    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・マラナ・タ教会と橋口望牧師のために。
               
            本日の集会
        (感染予防対策を講じながら)
    ・10:30~11:30 主日礼拝
    ・11:30~    聖書通読 
             エレミヤ書1章   (旧)p.1172
    ・11:45~     6月定例役員会

            今週の集会
    ・聖研祈祷会  6月17日(木)   10:30-11:30  
       エゼキエル書14章12~23節   (旧)p.1314
       (聖書のみ言葉に耳を傾けた後、祈祷会では、
        マラナ・タ教会のお働きを覚えて祈ります。)

             次週の案内
    ・聖霊降臨節第5主日礼拝 6月20日 10:30-11:30
       司 会 : 出席役員
       交 読 : 詩篇 71篇
       聖 書 : マタイによる福音書 
            第7章7~12節   (新)p.11
       説 教 :「黄金律」       三原牧師
       献 金 : 献金奉仕者
       奏 楽 : 奏楽奉仕者
       讃美歌 : 21-57(ガリラヤの風かおる丘で)
            21-497(この世のつとめ)
            21-493(いつくしみ深い)
      礼拝後  
     (聖書通読)「旧約聖書通読リレー」
           エレミヤ書 27章 (旧)p.1227     

        
         ■ 前向き・肯定的に!
    感染力の強い新型コロナウィルス変異株による「第4波」
    が大阪圏・東京圏で猛威を振るい、みたびの「緊急事態
    宣言」が発せられて、予断を許さない状況にあります。
    しかし、コロナ禍の中でも、それぞれの場で、それぞれの
    形で御言葉を学び、神を賛美し、共に覚えて 祈ることは
    可能です。私たち茅ヶ崎堤伝道所では、コロナ禍の大切な
    時を意味あるものとして過ごすために、2021年を
    「聖書通読の年」としたいと願い、2021年1月3日
    から「旧約聖書のリレー通読」を始めました。信仰の原点
    に帰って、新しい出発をしたいと願っています。添付の
    年間通読予定表をご参考の上、ぜひご参加下さいますよう
    ご案内いたします。
   
                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF
   

   
   ■ 先週の集会報告
   ・主日礼拝   6月 6日(日) 男4、女6、計10名
   ・聖研祈祷会  6月10日(木) 男2、女2、計 4名

  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
    献金者のお名前は伏せさせていただきました。
    ご了承ください。
     
   当伝道所は 教会内外からの多くの方々の尊い献金によって
   支えられていることに心から感謝しています。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
 更新:2021.6.12 by nk


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