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日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所 週 報
復活日(イースター)礼拝
2021年4月4日 午前10時30分~
司 会 出席役員
配 餐 配餐奉仕者
奏 楽 ヒムプレーヤー
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司会者
頌 栄 21-85番 一 同
交 読 詩篇 60篇 一 同
聖 書 ヨハネによる福音書 第20章1節~18節
(新)p. 209
祈 祷 司会者
讃 美 歌 21-333番 一 同
使徒信条 21-93番 ( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-328番 一 同
説 教 「赦された者として生きる」 牧 師
祈 祷 牧 師
洗 礼 式 牧 師
聖 餐 式 牧 師
讃 美 歌 21-326番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-92番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷)
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説教要約 印刷用PDF
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復活日(イースター)礼拝
説教「赦された者として生きる」要約
ヨハネによる福音書 第20章1~18節
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① 死から命が始まる
十字架で処刑された人は、何日も十字架にかけられたまま、苦しみ抜いて死にます。しかし、イエスはその日のうちに十字架から下されました。ユダヤ人たちが処刑されたまま放置するのは、律法(申命記21章)に反すると考え、十字架から下すように願い出たのです。十字架から下す時は、足を折って絶命させました。が、イエスは既に息を引き取っておられたので、足を折られる事はありませんでした。「過越の犠牲の羊の骨を折ってはならない」(出エジプト記12章46節)という聖書の言葉が実現したのです。イエスは、過越の小羊として死なれました。足を折られなかったというのは、そのしるしです。神の民が神の子を刺し貫いた。とんでもない罪を犯しました。が、この死は死では終わりません。神が死者の中から引き起こす復活の出来事が起こったのです。復活のイエスから溢れ出る命を受ける私たちにとって、死も命も新しい意味を帯びています。復活のイエスに従って、新しい命を生き者となるのです。私たちは、そう呼びかけられているのです。
② イエスの復活
イエスの弟子たちはイエスが十字架に架けられた時、恐くて逃げ出しました。イエスは一人で十字架に架けられたのです。当時、十字架に架けられた人は、お葬式をしてもらえませんでした。共同の死体置き場に投げ捨てられるのが普通でした。でも、イエスの事がずっと気になっていたアリマタヤのヨセフとニコデモがやって来て、イエスの遺体を引き取ってお墓に納めました。日曜日の朝早く、まだ暗いうちにマグダラのマリアは墓に行って驚きました。お墓をふさいでいた石が取りのけてあり、イエスのお体がありません。そこでマリアはペトロとヨハネの所へ走って行って、彼らに告げました。二人は一緒に走って墓に行きましたが、ヨハネが先に着いて、身をかがめて中をのぞくと「亜麻布が置いてあった」(5)。彼は中には入らなかった。続いて着いたペトロが墓に入り「亜麻布が置いてあるのを見た」(6)。イエスの頭を包んでいた覆いは亜麻布と同じ所にはなく離れた所に丸めてあった。それからヨハネも入って来て「見て、信じた」(8)。イエスの復活は神の愛の命が死の力に勝利した姿です。その愛と命を与えられて生きる者となりたい。
③ 赦された者として生きる
マグダラのマリアはこの「命」に出会い、その「命」を証した最初の人です。彼女はかつて主イエスによって「七つの悪霊を追い出していただいた」女性です(ルカ8:2、マルコ16:9)。悪霊とは、神と交わり、自分を受け入れ、隣人と共に生きるという、三重の関わりを破壊する力です。それが七つもあったマリアは、神を信じる事ができず、自分を受け入れる事もできず、他人を恐れて疑心暗鬼の毎日を過ごしていました。そんな彼女の全てを受け入れ、自分を愛する事を教えて下さったのがイエスです。その主が十字架で殺された。今や空虚な墓の前で、彼女は、泣いていた。主の遺体すら見当たらない。「後ろ」に主がおられるにもかかわらず、悲嘆にくれる彼女は「園丁」と誤解し、「あなたが運んだのでしたら、教えて下さい」と言います。主はこの時、「マリア」と呼びます。ああ、その声は主の声です。マリアもいつもの呼びかけで応えました、「ラボニ」と。復活とは、復活の主の呼びかけに応える所に始まります。復活の主との「呼びつ応えつ」の交わりに生きることです。復活とは頭で理解する事ではありません。赦された者として生きる事です。
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■ 鈴木一朗牧師 召天のお知らせ
茅ヶ崎堤伝道所を献げられ、初代牧師としてこの地に
福音の種を蒔かれた鈴木一朗先生が、3月26日(金)午前
5時前に召天されました。コロナの時ですので、3月27
日(土)に簡単な葬送式をされ、告別式は太田八幡教会で
執り行われる事となります。落ち着いたら当伝道所にて
親しく交わった皆さまと「お別れの会」を致すとの知ら
せをご遺族の方よりいただきました。
謹んでお知らせいたします。
■ 4月の祈り
命の源であられる神さま
新しい命が芽吹く季節を 感謝いたします
十字架に死なれた主イエス・キリストを
あなたは墓からよみがえらせてくださり
わたしたちは赦された者として
永遠の命の希望を与えられました
それなのに 復活の主に出会ったときの弟子たちのように
うろたえ おののき 疑うことが何と多いか
的はずれな方向に心を向けることが何と多いか
主なる神さま どうぞ憐れんでください
主イエスがエマオに向かう二人の弟子たちと
共に歩かれたとき
二人は御言葉に耳を傾け 心を燃やしました
主はいつもわたしたちと共に歩み
いつも語りかけてくださいます
よく聴いて 信じ 主に従って進む者にしてください
そして 弟子たちを世界に遣わされたように
わたしたち一人ひとりにも
ふさわしい使命を与えてください
小さなわざであっても
忠実に行う者になることを 心から願います
主イエス・キリストの御名によって祈ります アーメン
(信徒の友4月号より抜粋)
■ 公 示
次のとおり、茅ヶ崎堤伝道所定期総会を開催します
日時 2021年4月18日(日)礼拝後
場所 日本基督教団 茅ヶ崎堤伝道所 礼拝堂
議案Ⅰ 2020年度 活動報告承認の件
議案Ⅱ 2020年度 会計決算報告承認の件
議案Ⅲ 2021年度 活動計画策定の件
議案Ⅳ 2021年度 茅ヶ崎堤伝道所予算決定の件
議案Ⅴ その他
※ 日本基督教団の『教憲教規』によれば、教会・伝道所
総会の招集は、2回続けて日曜日の礼拝において公示
しなければならない(第5章 第28条①)とありますので、
ここに、総会開催について通知させていただきました。
また原則では委任状は認めない事になっています。
しかし茅ヶ崎市からの要請もあり、新型コロナウイルス
感染防止の観点から、委任状・書面評決が必要と認め
ます。よく祈って、よく考えて判断してください。不在
の方は、議案の可決につき、「書面評決書」をどうぞ!
新型コロナウイルスの感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
しかしながら、「新型コロナウィルス」感染症の感染拡大
により、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、既に
「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されている
指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しながら
主日礼拝を守っています。皆様にはご不便とご迷惑をおか
けしますが、ご留意いただきますようお願いいたします。
特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱えている方
には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせホームページ上
の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に聞き、祈りの内に
お過ごしくださるようお願いいたします。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、Faxをお持
ちの教会員の方にはFaxでお送りいたします。当日の週報、
説教要旨は、主日礼拝の前日までにホームページ上で閲覧
できるようにいたします。事態の早期収束を願うと共に、
教会員の皆さまはじめ、悲しみと困難に直面する世界中の
人々のことを覚え、主のみ守りと支えが豊かにありますよ
うにお祈りします。
2021.2.7 牧師・三原信惠
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2021年度 年間聖句
神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
(テモテへの手紙二 1章9節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・浜坂教会と藤本 真(まこと)牧師のために。
本日の集会
(三密を避けつつ…)
・10:30-11:45 主日礼拝
・11:45- 「旧約聖書通読リレー」
ヨブ記 第1章 (旧)p.775
今週の集会
・聖研祈祷会 4月8日(木) 10:30-11:30
エレミヤ31章1~14節(旧) p.1234
(祈祷会では、浜坂教会を覚えて祈ります)
次週の案内
・復活後第2主日礼拝 4月11日 10:30-11:30
司 会 : 出席役員
交 読 : 詩篇 61篇
聖 書 : マタイによる福音書
第1章1節、16~17節 (新)p.1
説 教 :「イエス様の物語」 三原牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : ヒム・プレーヤー
讃美歌 : 21-57(ガリラヤの風かおる丘で)
21-289(みどりもふかき)
21-280(まぶねのなかに)
・ 礼拝後 (聖書通読)「旧約聖書通読リレー」
『ヨブ記』第29章 (旧)p.811
・4月役員会 役員の方はお残りください!
■ 前向き・肯定的に! 新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、発令されていた
「緊急事態宣言」が解除されましたが、依然として予断を
許さない状況にあります。
しかし、コロナ禍の中でも、それぞれの場で、それぞれの
形で御言葉を学び、神を賛美し、共に覚えて 祈ることは
可能です。私たち茅ヶ崎堤伝道所では、コロナ禍の大切な
時を意味あるものとして過ごすために、2021年を
「聖書通読の年」としたいと願い、2021年1月3日
から「旧約聖書のリレー通読」を始めました。信仰の原点
に帰って、新しい出発をしたいと願っています。添付の
年間通読予定表をご参考の上、ぜひご参加下さいますよう
ご案内いたします。
聖書通読表(年間) 印刷用PDF
■ 「新つつみ通信」第2号 3月1日付けで発行しました。
牧師の巻頭言をはじめ、伝道所の歩みを覚えて教会員有志
の方々から寄稿していただきました。お礼申し上げます。
教会に連なる方々や来会される方々にお配りしています。
■ 先週の集会報告
・主日礼拝 3月28日(日) 男2、女4、計 6名
・聖研祈祷会 4月 1日(木) 男3、女2、計 5名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
献金を献げられた方のお名前は伏せさせていただきました。
ご了承ください。
当伝道所は 教会内外からの多くの方々の尊い献金によって
支えられていることに心から感謝しています。
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