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日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所 週 報
棕梠(しゅろ)の主日礼拝
2021年3月28日 午前10時30分~
司 会 出席役員
奏 楽 ヒムプレーヤー
前 奏 (黙 祷)
招 詞 司会者
頌 栄 21-85番 一 同
交 読 詩篇 59篇 一 同
聖 書 マタイによる福音書 第27章32節~54節
(新)p. 57
祈 祷 司会者
讃 美 歌 21-112番 一 同
使徒信条 21-93番 ( 4-A ) 一 同
讃 美 歌 21-390番 一 同
説 教 「イエスを神の子と知る」 牧 師
祈 祷 牧 師
讃 美 歌 21-111番 一 同
献 金 ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
感 謝 献金奉仕者
主 の 祈 21-92番 ( 5-A ) 一 同
讃 美 歌 21-92番 一 同
祝 祷 牧 師
後 奏 (黙 祷)
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説教要約 印刷用PDF
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棕梠(しゅろ)の主日礼拝
説教「イエスを神の子と知る」要約
マタイによる福音書 第27章32節~54節
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① イエス、十字架につけられる
とうとうイエスは十字架につけられました。十字架が三本立っています。罪を犯した強盗がイエスの右と左に一人ずついます。イエスは何も悪いことはしていません。沢山の人々を救い、人々を愛して下さったイエスが今、お母さんのマリアの目の前で十字架につけられています。そこを通りかかった人々がイエスをののしって言いました。「神の子なら、自分を救ってみろ。十字架から降りて来い」と。同様に祭司長たち、律法学者たち、長老たちも「今すぐ十字架から降りるがいい。そうすれば信じてやろう」とイエスを侮辱しました。強盗たちも、ののしりました。でもイエスは、十字架の上に留まり続けたのです。これまでイエスは沢山の奇跡を行ってこられました。が、ご自分のためには一度も奇跡を行っていません。いつでも困っている誰かのために奇跡を行われました。イエスが十字架にかかられたのは、神がそうなさろうと決めたからです。本当に罰を受けなければならないのは神の事を忘れて、自分の事だけ考えている私たち人間なのです。
② イエスの死
こんな状態が昼の12時まで続きました。すると、全地が暗くなり、その闇が3時まで続いたというのです。3時頃、イエスは大声で「エリ、エリ、レマ、サバクタニ(=わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか)」(46)と叫ばれました。神のために働いてこられた神の子が、その神に見捨てられたと思い、悲痛な叫びを上げられたのです。そして息を引き取られました。「そのとき、神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂け…」(51)とあります。神殿の垂れ幕というのは、神殿の中でも最も聖なる場所(至聖所)を仕切るカーテンのようなものです。この中に入れる人間は大祭司だけで、しかも入れるのは年に一度の大贖罪日だけと決まっていました。この垂れ幕は神の領域と人の領域を隔てるものでした。それは罪を象徴するものです。それが裂けたということは、取り除かれたということです。それは、イエスの十字架の贖いが実現した事を表します。神様は、イエスの十字架の死によって、私たちの罪を赦して下さったのです。
③ イエスを神の子と知る
神の子がなぜ十字架にかからねばならなかったのでしょうか?神の子を十字架にかけてまで私たちの罪を赦そうと神が願われたからです。それほど人は神に愛されているのです。自分のした事の責任を取るのを償いと言います。それに対し、自分には何の責任もないのに誰かに代わって責任を取る事を贖いと言います。イエスは私たち人間に代わってその罪を負って下さったのです。その罪を負い切った時、神から見捨てられました。「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」との叫びは、本当に悲痛です。神にいちばん近くおられる神の子が神から顧みられないというのですから。でも、それは神の贖いが実現したことを表しています。本当なら私たちが神に見捨てられるはずだったのを、イエスが代わって下さった事を表しています。イエスが息を引き取られた瞬間、神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂けました。これは神との隔たり、罪が取り除かれた事の象徴であると共に、誰もが自由に神に近づきうる事をも表しています。神の子イエスはこの隔てを取り除くために世に来られました。そして、もっとも低い所から私たちを支えて下さいます。それを見て、人は「本当に、この人は神の子だった」と言えるのです。
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■ 鈴木一朗牧師 召天のお知らせ
茅ヶ崎堤伝道所を献げられ、初代牧師としてこの地に
福音の種を蒔かれた鈴木一朗先生が、3月26日(金)午前
5時前にご召天されたとのお知らせを、ご遺族の方より
いただきました。コロナの時ですので、明日、近くの
火葬場で簡単な葬送式をされて火葬の運びとなる由です。
葬儀は太田八幡教会での執行となりますが、落ち着いた
ら当伝道所にて親しく交わった皆さまと「お別れの会」
を致すそうです。謹んでお知らせいたします。
■ キリスト・イエスにある命
「赦してください、我らが命を我ら自身の内に探すのを、
我らの内には死が住まうのに。
我らをして命をもたらす者たちに聴くようにしてください。
主よ、時です、
我らが死から命へ向き変わるように。
主よ、時です、
あなたの命を継ぐ者を送ってくださるように。
主よ、時です。
向き変わるように助けてください。」
「主よ、時です」と題されたボーレン牧師の祈りです。
自身の内側にこだわるのでなく天の命を見つめたい!
■ Q レントって何?
・レントとは、英語のレンド(貸す)の過去形ではなく、
昔の英語の「春」という意味のレンテンから生まれた
言葉です。辞書を開いてみると、四旬節、大斎節、受難
節とも呼び、イースターの前の6回の日曜日を除いた
40日間のことをさすと書いてありました。
はじめは、イースターの前日または前々日を含む2日間、
断食をして主イエスの復活を待ち望みましたが、やがて
主イエスが悪魔の誘惑を受けられたという荒野の40日
(マタイによる福音書4章他)にちなんで、40日間の
断食をして、その間に信仰の教育を受けてイースターに
洗礼を受けるというしきたりになったそうです。
40日間の断食といっても、太陽がしずむと食事をした
そうで、夕食だけはとったようです。
なーんだ、それなら自分にもできそうだ、と思いますか?
でも、この期間は夫婦でも一緒に寝てはいけないし、お
風呂に入ってもいけなかったのです。朝シャンしないと
生きていけないあなたは降参でしょ。
私もまねして断食をしたことがありますが、一日でも
心身がスカッとして、お祈りに専念できましたよ!
「レント」の色は紫色。自分の罪を深く反省し、祈りと
悔い 改めの時をもってイースターを迎えるならば、主
イエス が、とても身近に感じられますよ!
■ 今年のイースターは4月4日です。
・この日に受洗、転入会を志願される方は、牧師まで、
お申し出ください。
新型コロナウイルスの感染症対応のため、長らく礼拝は
自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
しかしながら、「新型コロナウィルス」感染症の感染拡大
により、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、既に
「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されている
指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しながら
主日礼拝を守っています。皆様にはご不便とご迷惑をおか
けしますが、ご留意いただきますようお願いいたします。
特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱えている方
には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせホームページ上
の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に聞き、祈りの内に
お過ごしくださるようお願いいたします。
なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、Faxをお持
ちの教会員の方にはFaxでお送りいたします。当日の週報、
説教要旨は、主日礼拝の前日までにホームページ上で閲覧
できるようにいたします。事態の早期収束を願うと共に、
教会員の皆さまはじめ、悲しみと困難に直面する世界中の
人々のことを覚え、主のみ守りと支えが豊かにありますよ
うにお祈りします。
2021.2.7 牧師・三原信惠
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2020年度 年間聖句
あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、
神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生か
して互いに仕えなさい。
(ペトロの手紙 一 4章10節)
今週の祈り
・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
・病や困難の中にある友のために。
・広畑教会と楢木進一牧師のために。
本日の集会
(三密を避けつつ…)
・10:30-11:30 主日礼拝
・11:30- 「旧約聖書通読リレー」
エズラ記 第1章 (旧)p.723
今週の集会
・聖研祈祷会 4月1日(木) 10:30-11:30
出エジプト記13章3~10節 p.114
(祈祷会では、広畑教会を覚えて祈ります)
次週の案内
・復活日(イースター)礼拝 4月4日 10:30-11:45
司 会 : 出席役員
配 餐 : 配餐奉仕者
交 読 : 詩篇 60篇
聖 書 : ヨハネによる福音書 第20章 1~18節
(新)p.209
説 教 :「赦された者として生きる」 三原牧師
献 金 : 献金奉仕者
奏 楽 : ヒム・プレーヤー
讃美歌 : 21-333(主の復活、ハレルヤ)
21-328(ハレルヤ、ハレルヤ)
21-326(地よ、声たかく)
・ 礼拝後 (聖書通読)「旧約聖書通読リレー」
『ヨブ記』第1章 (旧)p.775
■ 前向き・肯定的に!
新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、発令されていた
「緊急事態宣言」が明日3月21日をもって解除されますが、
依然として収束の兆しが見えない状況にあります。
しかし、コロナ禍の中でも、それぞれの場で、それぞれの
形で御言葉を学び、神を賛美し、共に覚えて 祈ることは
可能です。
私たち堤伝道所では、コロナ禍の大切な時を意味あるもの
として過ごすために、2021年を「聖書通読の年」とし
たいと願い、2021年1月3日から「旧約聖書のリレー
通読」を始めました。信仰の原点に帰って、新しい出発を
したいと願っています。以下の通読予定表をご参考になさ
って、ぜひご参加下さいますよう、ご案内いたします。
聖書通読表(年間) 印刷用PDF
■ 「新つつみ通信」第2号 3月1日付けで発行しました。
牧師の巻頭言をはじめ、伝道所の歩みを覚えて教会員有志
の方々から寄稿していただきました。お礼申し上げます。
教会に連なる方々や来会される方々にお配りしています。
■ 先週の集会報告
・主日礼拝 3月21日(日) 男4、女6、計10名
・聖研祈祷会 3月25日(木) 男2、女2、計 4名
※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
献金を献げられた方のお名前は伏せさせていただきました。
ご了承ください。
当伝道所は 教会内外からの多くの方々の尊い献金によって
支えられていることに心から感謝しています。
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