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創立20周年記念礼拝 説教 「教会をつくるのでしょ」
日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所
2019年7月28日
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ヨハネによる福音書3章16節
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「教会をつくるのでしょ」 要約
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① 茅ケ崎堤伝道所 創立20周年 |
茅ケ崎堤伝道所が日本基督教団の伝道所として創立したのは1999年7月30日です。鈴木一朗牧師・澄子先生・恵さん・泉さん・望さんご家族あげての献身的な働きによって始められました。この伝道所の歩みがこの20年の間、守られ、導かれてきた事に、心から感謝し、主の聖名を讃美します。英語で「歴史」のことをHistoryといいます。これはHis Storyとも言うことができます。歴史は「彼の物語」即ち「イエス・キリストの物語」が進められる所です。堤伝道所の20年の歩みは私たちのために十字架で血を流して下さった「イエス・キリストの物語」の一こまです。私たちはこの20年間で私たちが何かをした、私たちの功績と考えるかも知れません。一方、キリストの教会に生きる事が出来なかった傲慢や、知らずに犯した罪に心痛めている方もいるでしょう。いずれにしましても、神はその独り子を愛する程に私たちを愛しておられます。昔も今も永遠に変わることなく、み子の十字架の故に罪は許されています。信じて歩みましょう! |
② 教会とは |
「日本基督教団信仰告白」において、教会は、次のように記されています。「教会は主キリストの体にして、恵みにより召されたる者の集ひなり。教会は〔1〕公の礼拝を守り、〔2〕福音を正しく宣べ伝へ、〔3〕バプテスマと主の晩餐との聖礼典を執り行ひ、〔4〕愛のわざに励みつつ、〔5〕主の再び来りたまふを待ち望む」。「日本キリスト教会信仰の告白」では、次の通りです。「教会はキリストの体、神に召されたる世々の聖徒の交わりにして、〔2〕主の委託により正しく御言を宣べ伝へ、〔3〕聖礼典を行ひ、〔0〕信徒を訓練し、〔5〕終わりの日に備えつつ主の来り給ふを待ち望む。」日本キリスト教会では、「訓練」が聖礼典とならんで重要な位置を占めています。教団、日キいずれも、教会が終末を待ち望む共同体であることを明記しています。教会は、単なる建物でなく、その究極の目標を主の来臨に置き、そのために必要な教会形成をするのです。教会の中で互いに愛し合い、励まし合い、祈り合い、戒め合うという慰めの共同体となるのです。 |
③ 教会をつくるのでしょ |
茅ケ崎堤伝道所の歴史は、亀井野の鈴木一朗先生宅において(砧教会亀井野伝道所と呼んだ)月1~2回、聖日礼拝(夕方8時~)を行ったのが始まりです。後に、主日礼拝を行うようになり、教会学校(CS)も行うようになります。茅ケ崎堤に土地を確保できる迄に24年かかりました。堤の土地は当時、周りに家一軒もなく、全くの原っぱでした。1988年2月26日、仮の「亀井野伝道所開設式及び就任式」が行われ、茅ケ崎堤の地に「堤伝道所新築工事」が、一級建築設計事務所(黒田孝様)・半沢工務店(半沢忠吾様)によって始まり、平成元年(1989年)に完成しました。それに先立って1988年12月18日、堤伝道所としての教会学校を開校しています。当日、亀井野伝道所からの4名出席。その内訳は、亀井野時代の生徒、鈴木先生の親戚、砧教会会員(中村正男、鈴木澄子)の親戚、地元の子供です。教師は鈴木一朗、中村匡克でした。1989年、「堤伝道所第一回夏期修養会」箱根大平台対岳荘(私学共済)~1995年、東山荘(日本YMCA同盟国際研修センター)「第7回秋期特別集会」開催、いずれも中村匡克が講師でした。創立20周年、地区も教区も教団もこぞって「教会をつくるのでしょ」と応援して下さっています。感謝!
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