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棕梠の主日礼拝 聖書箇所
日本基督教団 茅ケ崎堤伝道所
2025年4月13日
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旧約聖書 創世記 22章1~19節
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1 これらのことの後で、神はアブラハムを試された。
神が、「アブラハムよ」と呼びかけ、彼が、「はい」と答えると、
2 神は命じられた。
「あなたの息子、あなたの愛する独り子イサクを連れて、モリヤの地に行きなさい。
わたしが命じる山の一つに登り、彼を焼き尽くす献げ物としてささげなさい。」
3 次の朝早く、アブラハムはろばに鞍を置き、献げ物に用いる薪を割り、
二人の若者と息子イサクを連れ、神の命じられた所に向かって行った。
4 三日目になって、アブラハムが目を凝らすと、遠くにその場所が見えたので、
5 アブラハムは若者に言った。「お前たちは、ろばと一緒にここで待っていなさい。わたしと息子はあそこへ
行って、礼拝をして、また戻ってくる。」
6 アブラハムは、焼き尽くす献げ物に用いる薪を取って、息子イサクに背負わせ、
自分は火と刃物を手に持った。二人は一緒に歩いて行った。
7 イサクは父アブラハムに、「わたしのお父さん」と呼びかけた。
彼が、「ここにいる。わたしの子よ」と答えると、イサクは言った。「火と薪はここにありますが、
焼き尽くす献げ物にする小羊はどこにいるのですか。」
8 アブラハムは答えた。
「わたしの子よ、焼き尽くす献げ物の小羊はきっと神が備えてくださる。」二人は一緒に歩いて行った。
9 神が命じられた場所に着くと、アブラハムはそこに祭壇を築き、薪を並べ、息子イサクを縛って祭壇の薪の
上に載せた。
10 そしてアブラハムは、手を伸ばして刃物を取り、息子を屠ろうとした。
11 そのとき、天から主の御使いが、「アブラハム、アブラハム」と呼びかけた。彼が、「はい」と答えると、
12 御使いは言った。
「その子に手を下すな。何もしてはならない。あなたが神を畏れる者であることが、
今、分かったからだ。あなたは、自分の独り子である息子すら、わたしにささげることを惜しまなかった。」
13 アブラハムは目を凝らして見回した。すると、後ろの木の茂みに一匹の雄羊が角をとられていた。
アブラハムは行ってその雄羊を捕まえ、息子の代わりに焼き尽くす献げ物としてささげた。
14 アブラハムはその場所をヤーウェ・イルエ(主は備えてくださる)と名付けた。
そこで、人々は今日でも「主の山に、備えあり(イエラエ)」と言っている。
15 主の御使いは、再び天からアブラハムに呼びかけた。
16 御使いは言った。「わたしは自らにかけて誓う、と主は言われる。あなたがこの事を行い、自分の独り子で
ある息子すら惜しまなかったので、
17 あなたを豊かに祝福し、あなたの子孫を天の星のように、海辺の砂のように増やそう。あなたの子孫は
敵の城門を勝ち取る。
18 地上の諸国民はすべて、あなたの子孫によって祝福を得る。あなたがわたしの声に聞き従ったからである。」
19 アブラハムは若者のいるところへ戻り、共にベエル・シェバへ向かった。
アブラハムはベエル・シェバに住んだ。
新約聖書 ヨハネによる福音書 18章1~14節
1 こう話し終えると、イエスは弟子たちと一緒に、キドロンの谷の向こうへ出て行かれた。
そこには園があり、イエスは弟子たちとその中に入られた。
2 イエスを裏切ろうとしていたユダも、その場所を知っていた。
イエスは、弟子たちと共に度々ここに集まっておられたからである。
3 それでユダは、一隊の兵士と、祭司長たちやファリサイ派の人々の遣わした下役たちを引き連れて、
そこにやって来た。松明やともし火や武器を手にしていた。
4 イエスは御自分の身に起こることを何もかも知っておられ、進み出て、
「だれを捜しているのか」と言われた。
5 彼らが「ナザレのイエスだ」と答えると、イエスは「わたしである」と言われた。
イエスを裏切ろうとしていたユダも彼らと一緒にいた。
6 イエスが「わたしである」と言われたとき、彼らは後ずさりして、地に倒れた。
7 そこで、イエスが「だれを捜しているのか」と重ねてお尋ねになると、
彼らは「ナザレのイエスだ」と言った。
8 すると、イエスは言われた。「『わたしである』と言ったではないか。
わたしを捜しているのなら、この人々は去らせなさい。」
9 それは、「あなたが与えてくださった人を、わたしは一人も失いませんでした」と言われた
イエスの言葉が実現するためであった。
10 シモン・ペトロは剣を持っていたので、それを抜いて大祭司の手下に打ってかかり、
その右の耳を切り落とした。手下の名はマルコスであった。
11 イエスはペトロに言われた。「剣をさやに納めなさい。父がお与えになった杯は、飲むべきではないか。」
12 そこで一隊の兵士と千人隊長、およびユダヤ人の下役たちは、イエスを捕らえて縛り、
13 まず、アンナスのところへ連れて行った。彼が、その年の大祭司カイアファのしゅうとだったからである。
14 一人の人間が民の代わりに死ぬ方が好都合だと、ユダヤ人たちに助言したのは、このカイアファであった。
(新共同訳聖書より引用)
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説教 要約
しばらくの間、休止させていただきます。 |
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