2024年度 主日礼拝 説教抄録  
    
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                 降誕前第5主日礼拝  説教要約

                    日本基督教団 茅ケ崎堤伝道所
                    
2024年11月24日


          聖書  マタイによる福音書 第9章35~38節
35 イエスは町や村を残らず回って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、ありとあらゆる
  病気や患いをいやされた。

36 また、群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く
  憐れまれた。

37 そこで、弟子たちに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。

38 だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」






           説教 「神様が一緒だから安心」 要約      

                          三原 信惠 牧師
① イエス様の活動
 イエス様は色々な町や村に出かけて行き、その町や村の皆が集まる所で神様の事をお話しました。体が弱っている人にもお話し、励まし、病気も治してあげました。でも、不思議だと思います。何でイエス様はわざわざ知らない所に出かけて行ったのでしょう。それは、どこにいる人達も飼い主がいない羊のように弱っている事を知っていたからです。皆の事が心配で仕方なかったのです。そういう弱っている皆の事をイエス様は「羊」にたとえました。羊は目が悪く、鋭い牙や爪もなく、他の動物と戦う事ができません。襲われたらやられてしまいます。だから飼い主である羊飼いに守ってもらわねばなりません。羊飼いがどうしても必要です。羊飼いが「そっちは危ないよ、こっちが安心だよ。そっちじゃなくて、こっちに水があるよ。怖い動物が襲って来たら守るよ」と羊たちを導くのです。この羊飼いはこの世界を造って下さった主なる神様の事です。イエス様は知らない町に出かけて行って弱っている人達に「あなたを守って下さる羊飼いである神様がいます」と伝えたのです。
② 収穫のための働き手
 イエス様が町や村を巡って会堂で教え、人々を癒やされた事が「収穫」にたとえられています。イエス様は今こそイスラエルの収穫のよい時期だと言われたのです。ところが、当時のイスラエルは政治的にも社会的にも経済的にも大変困難な時期でした。どこに行っても病に苦しむ人がいました。また悪霊に取りつかれた人々もいました。心と体がひどく病んでいる人々と、イエス様は出会われ「飼い主のいない羊」のように憐れまれました。今の日本も変わらないでしょう。子供も大人も、皆どこかで心と体に疲れを覚えています。全ての人を本当の意味で生かす事ができるのは福音だけです。そのため、飢え渇き求めている人に福音を伝える「働き手」が必要です。その「働き手」とは私たち自身の事です。日曜日ごとの礼拝を通して、また日々の生活を通して、目に見えない神様が今も共にいて働いて下さっている事を伝えていきたいと願います。今日は収穫感謝日でもあります。信仰の自由を求めてやってきた清教徒たちは、到着した慣れない土地で新しい生活を始めました。
③ 神様が一緒だから安心
 清教徒たちは、心も体も飢え渇き、まさに「飼い主のいない」ような不安の中での歩み始めでした。実際に最初の冬には、寒さで多くの死者が出ました。しかし、次の年には、先住民の協力を得て多くの収穫を得る事ができ、最初の収穫感謝祭を行ったのでした。困難な中にも神様がおられ、導かれた事を、彼らは先住民の存在によって体験します。だからこそ、天地万物を造り、作物を与え、人を生かして下さっている天の父に感謝をささげて、収穫を祝ったのでした。収穫のための働き手も、神様が与えて下さいます。その事を信じて祈り、与えられている恵みを数えて感謝することが、私たちには求められているのです。イエス様は知らない土地に出かけて行って、弱っている人たちに、「あなたを守って下さる羊飼いである神様がいるんですよ」と伝えました。そしてお弟子さんたちも、やっぱりイエス様のように、いろんな所に出かけて行って、「羊飼いである神様がいつも一緒なので、安心ですよ」と伝えました。今日は収穫感謝日ですね。私たちが毎日おいしく食べているすべての食べ物は神様が育てて下さったもの。私たちはそれをいただいて、神様は素晴らしい方で、今も私たちと一緒にいて下さるんだよ、とあなたの周りにいるみんなに教えてあげたいと思います。

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日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠、伝道師 細井 宏一
 更新 : 2024. 11. 21  by mn

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