2024年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
          復活節第4主日礼拝

     2024年4月21日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇63篇            一 同
  
聖  書    マタイによる福音書 第5章11~12節  
                   (新) p. 6 


祈  祷                     司式

讃 美 歌     2157番           一 同
   
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21125番          一 同
 
説  教    「悪口を言われても」       牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21510番          一 同


献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-91番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)            奏楽

                                                             説教要約 印刷用PDF      

復活節第4主日礼拝・説教要約

    聖書  マタイによる福音書 第5章11~12節


       11  わたしのためにののしられ、迫害され、
         身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、
         あなたがたは幸いである。

       12  喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。
         あなたがたより前の預言者たちも、
         同じように迫害されたのである。 


 



        
説教「悪口を言われても」要約


① 「義の為に」迫害される人々は幸いである

 八つ目の「幸い」は、「義の為に迫害される人々は幸いである」(10節)です。「義の為に」とは「正しい事の為に」という事ですが、それをイエス様は「私の為に」(11節)と言い直されました。「義の為に迫害される」とは、「イエス様の為に辛い思いをさせられる」事です。イエス様を信じ、従うとは、イエス様がなさったように他者を大切にして生きる事です。しかし、イエス様に従う生き方が周囲の人たちに歓迎されるとは限りません。これが「イエス様の為に辛い思いをさせられる」という事です。皆に嫌われている人と友達になり、汚いと言われている人に触れ、困っている人を助ける。これはイエス様がなさった事です。私たちもイエス様にならって、そうしたいと思うでしょう。戦争のように、皆が間違った方向に行こうとしている時に、「それは間違っている」と言う事もあるでしょう。当時でしたら律法に反する事もありました。だから「ののしられ、迫害され、身に覚えもないことで悪口を浴びせられる」(11節)のです。でもイエス様はそれを「幸い」だと言われました。

② なぜ迫害が「幸い」であり「喜び」となるのでしょう

 それは、「天には大きな報いがある」(12節)からです。その報いは、すぐに消えてしまうような、私たちの周りにある良い評判なんかとは全く違います。それは天の報い、神様の報いです。神様に覚えられて天に蓄えられます。空しく消えてしまう事はありません。神様に従う者たちへの迫害は、いつの時代にもありました。旧約聖書に出てくる「あなたがたより前の預言者たち」、アモスもイザヤもエレミヤも迫害を受けました。預言者たちとイエス様に従っていく「あなたたち」を、イエス様は同格に扱っています。どちらも神様のご意志を果たそうとする者たちです。その点で、イエス様の為に苦しい思いをしている仲間であると言われます。「義の為に迫害される人々」と言われても「ああ、私の事ではない」とまるで他人事のように思えるかもしれません。「義のために」なんて働いてないし、迫害もされていない。他の誰かの事だわ、と。いいえ、イエス様はそれを「私の為に」嫌な思いをするだろう「あなたがた」と言い直されました。これは正にあなたの事なのです。

悪口を言われても  

 イエス様が示して下さった生き方をする時、辛い仕打ちや嫌な思いに出くわす事はきっとあります。その時に、私たちは折れてしまいそうになるかもしれません。「もう嫌だ、正しくなんか生きても損だ」という思いが頭をかすめるかもしれません。ですけれど、ちょっと待ってください。人の評価なんかよりも、神様にどう思われているかの方がずっと重要です。人の評価は移ろいます。しかし、神様は変わりません。私たちは安心してイエス様に従っていってよいのです。イエス様に従っていくと、嫌な思いをすることがあるでしょう。その時に、打ちひしがれてしまうことはありません。神様が報いてくださることを知っていますから、また立ち上がれます。それは幸いなことです。神様は私たちみんなことをちゃんと知っていて、忘れたりなんてなさらないって事です。ですから、私たちは何も心配することはありません。このまま、イエス様について行きましょう。嬉しいね。私たちがうれしい気持ちになったことを、神様もきっと喜んでくださいます。イエス様が「よい」とおっしゃっていることをしようとしているのに、笑われたり、悪口を言われたりするのは嫌だけれど、「それでいい、大丈夫」と言ってくださるから、このままイエス様についていきましょう。



    
          
           
     本日、伝道所定期総会を開催いたします。

   日時 : 2024年4月21日(日) 礼拝後 
   場所 : 茅ヶ崎堤伝道所 礼拝堂

    議案1 2023年度 活動報告承認の件 
    議案2 2023年度 会計決算報告承認の件
     議案3 2024年度 活動計画策定の件 
    議案4 2024年度 伝道所予算決定の件
    議案5 2024年度 伝道所役員選出の件
    議案6 その他 
                      以上




           伝道師コラム

   2024 年度聖句より / 成長させてくださったのは神です
  
   

   2024 年度の年間聖句は、Ⅰコリ3:6。特に後半に注目したい。
    というギリシア語原典の表記は、新共同訳
  では、「成長させてくださった・・・」と訳されている。 しかし、
  下線部の「イゥクサネン」は、文法的には継続の使役動詞であり、「成
  長させ続ける」という意味になる。つまり、神の愛の業は人間
  の上に継続的に及び、その人を成長させることを教えている。
   これは、昨年度のイザヤ43:19にある「芽生え」をうけた聖
  句と言えよう。皆さん!今年度のこの聖句に賭けてみましょ
  う。きっと、神様は、私達に惜しみなく信仰・希望・愛を降り
  注ぎ続け、夫々をグングン成長させて下さいますから・・・・・・。  



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2024年度 年間聖句

    「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
        成長させて下さったのは神です。」
          (Ⅰコリント3章6節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・福岡中部教会と塚本吉興、岩田真紗美牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・ 9:40~10:10   教会養育(ジャガイモの栽培体験)
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
    ・11:45~12:00  聖書通読:創世記21章 (旧)p.29
    ・12:00~     愛餐会
              そして、伝道所定期総会
            



            今週の集会

    ・聖研祈祷会  4月18日(木) 10:30-11:30  
      ヨハネの黙示録 5章1~14節 (新)p.458 
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に覚える教会”
     として同欄に紹介されている”福岡中部教会”の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

     復活節第4主日   4月28日(日)

    ・教会養育の時間     午前 9:40~10:10
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井 伝道師
      交 読 : 詩編 64編
      聖 書 : マタイ5章13~16節  
                     (新)p.6   

      説 教 : 「ぴりっとかがやいて」三原 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-57 (ガリラヤの風かおる丘で)
            21-125(いかに幸いなこと)
           21-55 (人となりたる神のことば)

    ・礼拝後の集会
      讃美歌練習     担当:奏楽奉仕者
      聖書通読      創世記28章
     「お茶の会」    どなたもどうぞ!




            その他の報告 

         「新つつみ通信」第6号発行
      
       牧師の巻頭言ほか、被災地訪問の記、教団
      伝道交付金を用いた「教会養育」一年の歩み
      など、2023年度の茅ヶ崎堤伝道所の活動
      を特集して、3月31日(日)発行しました。
      来会される皆様にお配りしています。

        

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
    月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
    な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
    スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
    決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
    した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
    過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
    (日)より「聖書通読」を再開しました。
     信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが担っ
    ている試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合
    いながら歩みを進め、2022年12月31日をもって旧約聖書
    39巻すべての通読を終了いたしました。主の見守りと
    導きに感謝するとともに、教会に連なる皆様一人ひとり
    の祈りとご奉仕によって支えられたことを思い、心より
    感謝申し上げます。

     204年4月1日より、第4回目の聖書通読を始めま
    した。どなたでも無理なく通読できるように、一日一章
    づつ読んでいきます。一人で読むというよりも、誰かと
    一緒に、という気持ちで読んでいくと、不思議と励まさ
    れます。通読を通して、目には見えない繋がりを発見で
    きますように。
 

                

 
           ■ 先週の集会報告

  ・教会養育    4月14日(日)男3、女3、 計 6名
  ・主日礼拝    4月14日(日)男4、女7、 計11名
  ・聖研祈祷会   4月18日(木)男2、女4、 計 6名

           ■ 献金の報告
  【 礼拝 献金 】  4月14日(日)   7,800円


  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2024. 4. 18  by . mn


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