2024年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
          復活節第3主日礼拝

     2024年4月14日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇62篇            一 同
  
聖  書    マタイによる福音書 第5章1~3節  
                   (新) p. 6 


祈  祷                     司式

讃 美 歌     2157番           一 同
   
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21125番          一 同
 
説  教    「神様でいっぱいに」       牧 師

聖 餐 式                    牧 師

讃 美 歌     21484番          一 同


献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-91番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)            奏楽

                                                             説教要約 印刷用PDF      

復活節第3主日礼拝・説教要約

    聖書  マタイによる福音書 第5章1~3節


       1  イエスはこの群衆を見て、山に登られた。
         腰を下ろされると、弟子たちが近くに寄って来た。

       2  そこで、イエスは口を開き、教えられた。

       3  「心の貧しい人々は、幸いである、
         天の国はその人たちのものである。


 



        
説教「神様でいっぱいに」要約


① 「山上の説教」の始まり

 「山上の説教」の始まりのところでは「このような人たちは幸いだ」という八つの祝福が」語られます。その第一が「心の貧しい人々」です。「イエスはこの群衆を見て」(1節)と書かれています。すぐ前を読みますと、「いろいろな病気や苦しみに悩む者、悪霊に取りつかれた者、てんかんの者、中風の者など、あらゆる病人」(4:24)がイエス様のもとにやってきていたことがわかります。イエス様を追いかけて来た人たちの多くは、辛い思いをしていた人たちです。「この群衆を見て」、イエス様は「山に登られ」ました(1節)。「山に登る」とは、イエス様が祈る時、神様のもとで静まる時になさることです。多くの辛い思いをしている人を見て、イエス様は山に登られます。そして、「腰を下ろされ、口を開き、教えられました」(1~2節)。「腰を下ろ」し「口を開く」というように、わざわざもったいぶって書かれているのは、これから述べられる教えが重要なものだということを言いたいからです。そうして語られたのが、「心の貧しい人々は幸いである」に始まる教えなのです。


② 心の貧しい人々は、幸いである


 イエス様のお話を聞こうと集まってきたのは、貧しい人たちでした。「お金持ちになってお腹いっぱいご飯を食べられたら、幸せだな」と思っていました。ところがイエス様は「貧しい人は幸せです」と言ったのです。え一、どうして一、貧しい人が幸せなの…? 不思議に思いました。イエス様がおっしゃった「心の貧しい人々」は謙虚な人とか、心の弱い人というような意味ではありません。誇れるものなど何も持っていない人のことです。イエス様について来た人たちは、まさにこのような人たちでした。富も健康も社会的な地位も、何も持っていない。知恵や優れた人格もない。「心の貧しい人々」は、神様の前に自分は小さく低いことを知っている人々です。その人たちは「幸い」だとイエス様はおっしゃいます。白旗をあげて、自分にではなく、神様に頼るからです。天の国はその人たちのもの」なのです(3節)。「天の国」は「神の国」と同じです。「天」は死んだら行く所やどこか空の高い所ではありません。神様がいらっしゃる所、即ち、神様のご意志がなされている所です。


神様でいっぱいに  


 イエス様の言葉を聴いた人たちは、きっとビックリしたことでしょう。「貧しい人々」が幸せだなんて、聞いたことがありません。貧しいのは苦しいこと、嫌なことです。金銭的なことであっても、心のことであっても嫌です。特に、イエス様を追ってきた人たちは、貧しさの中で辛い思いをしている人たちです。その人たちはどう思ったことでしょう。では、何でも持っていれば幸せでしょうか。そうとは言えません。持っていたら、もっと欲しくなるのが私たちです。それでは、どこまで行っても幸せにはなれません。「幸い」なのは、神様が一緒でないと満たされないと知ることです。「自分の貧しさを知っているあなたたちは、神様に頼るだろう。あなたたちは神様の国の住人だ」とイエス様はおっしゃいました。貧しく辛い思いをしていた人たちは、「幸せ」を宣言されてうれしかったでしょうね。イエス様を追いかけて来た群衆だけが「貧しい人」ではありません。私たちは皆、神様の助けがなければ生きていけない「貧しい人」です。「神様、私は頼れるものを何も持っていません、あなたのほかには」と神様のところへ行くこと。その人を、神様は喜んで「神の国」の住人として下さいます。空っぽであることを恐れず、神様に自分を差し出すことを伝えましょう!


    
          ■ 公  示
           
   次のとおり、伝道所定期総会を開催します。

   日時 : 2024年4月21日(日) 礼拝後 
   場所 : 茅ヶ崎堤伝道所 礼拝堂

    議案1 2023年度 活動報告承認の件 
    議案2 2023年度 会計決算報告承認の件
     議案3 2024年度 活動計画策定の件 
    議案4 2024年度 伝道所予算決定の件
    議案5 2024年度 伝道所役員選出の件
    議案6 その他 
                      以上



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2024年度 年間聖句

    「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
        成長させて下さったのは神です。」
          (Ⅰコリント3章6節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・八幡荒生田教会と田中知牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・ 9:40~10:10   教会養育(ジャガイモの栽培体験)
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
    ・11:45~12:00  聖書通読:創世記14章 (旧)p.17
    ・12:00~     お茶の会
            (自由参加です。どなたでもどうぞ!)



            今週の集会

    ・聖研祈祷会  4月18日(木) 10:30-11:30  
      ヨハネの黙示録 2章12~17節 (新)p.454 
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に覚える教会”
     として同欄に紹介されている八幡荒生田教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

     復活節第4主日   4月21日(日)

    ・教会養育の時間     午前 9:40~10:10
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井 伝道師
      交 読 : 詩編 63編
      聖 書 : マタイ5章11~12節  
                     (新)p.6   

      説 教 : 「悪口を言われても」三原 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-57 (ガリラヤの風かおる丘で)
            21-125(いかに幸いなこと)
           21-510(主よ、終わりまで)

    ・礼拝後の集会
      讃美歌練習     担当:奏楽奉仕者
      聖書通読      創世記21章
              




            その他の報告 

   

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
    月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
    な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
    スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
    決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
    した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
    過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
    (日)より「聖書通読」を再開しました。
     信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが担っ
    ている試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合
    いながら歩みを進め、2022年12月31日をもって旧約聖書
    39巻すべての通読を終了いたしました。主の見守りと
    導きに感謝するとともに、教会に連なる皆様一人ひとり
    の祈りとご奉仕によって支えられたことを思い、心より
    感謝申し上げます。

     204年4月1日より、第4回目の聖書通読を始めま
    した。どなたでも無理なく通読できるように、一日一章
    づつ読んでいきます。一人で読むというよりも、誰かと
    一緒に、という気持ちで読んでいくと、不思議と励まさ
    れます。通読を通して、目には見えない繋がりを発見で
    きますように。
 

                

 
           ■ 先週の集会報告

  ・教会養育    4月 7日(日)男2、女1、 計 3名
  ・主日礼拝    4月 7日(日)男4、女7、 計11名
  ・聖研祈祷会   4月11日(木)男1、女4、 計 5名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2024. 4. 13  by . mn


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