2024年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
          復活節第2主日礼拝

     2024年4月7日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               配 餐    配餐奉仕者

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇61篇            一 同
  
聖  書    詩編 第1編 1~6節    (旧) p. 835 

祈  祷                     司式

讃 美 歌     21325番          一 同
   
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21125番          一 同

説  教    「しっかり立つ木のように」    牧 師

聖 餐 式                    牧 師

讃 美 歌     2181番           一 同


献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-91番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)            奏楽

                                                             説教要約 印刷用PDF      

復活節第2主日礼拝・説教要約

          聖書  第1編 1~6節


      1  いかに幸いなことか
        神に逆らう者の計らいに従って歩まず
        罪ある者の道にとどまらず
        傲慢な者と共に座らず

      2  主の教えを愛し
        その教えを昼も夜も口ずさむ人。

      3  その人は流れのほとりに植えられた木。
        ときが巡り来れば実を結び
        葉もしおれることがない。
        その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。

      4  神に逆らう者はそうではない。
        彼は風に吹き飛ばされるもみ殻。

      5  神に逆らう者は裁きに堪えず
        罪ある者は神に従う人の集いに堪えない。

      6  神に従う人の道を主は知っていてくださる
        神に逆らう者の道は滅びに至る。

 



        
説教「しっかり立つ木のように」要約

① いかに幸いなことか(1節)

 詩編は「いかに幸いなことか」という言葉をもって始まります。ここに記されているのは「幸せとはどのようなことか」という解説ではなく、「このように生きている人は幸いだ」という宣言です。詩編の全体がこの宣言で始まっている事に心をとめましょう。ここには二通りの生き方が記されています。一つは、「神に従う」(6節)生き方です。この生き方をする人は「主の教えを愛し その教えを昼も夜も口ずさむ」(2節)と記されています。「主の教え」は、道徳や決められた規則や、神様からの指図ではありません。義務でも私たちを縛るものでもなく、主の教えは私たちを生き生きと生かす神様からの知恵の贈り物です。ですから、教えを愛する事も強制ではありません。主の教えを「愛し」は、聖書協会共同訳では「喜びとし」となっています。主の教えに浸る事は「神に従う人」には喜びなのです。そして「その人は流れのほとりに植えられた木」(3節)です。水辺の木はいつも必要な水分や養分を取り入れることができます。地面の下に根っこをしっかり張っているからです。


② 私たちの前にある道


 「三匹の子豚」のお話を知っていますか? 一匹目の子豚は、わらでお家を作りました。ところが狼がやって来て、わらのお家は吹き飛ばされてしまいました。二匹目の子豚は、枯れ枝でお家を作りました。ところがやっぱり狼がやって来て、枯れ枝のお家も吹き飛ばされてしまいました。三匹目の子豚は、レンガでお家を作りました。このお家は、狼がどんなに「フーフーのフー」と息を吹きかけても壊れません。狼はあきらめてしまいました。レンガのお家はとっても丈夫です。ちょっと息を吹きかけられたり、風が吹いたりしても壊れません。安心ですね。狼ではなくても、私たちを怖いものや悪いものが襲って来ることがあります。病気とか、事故とか、大好きな人が死んでしまったりするかもしれません。悪いことは私たちの外側からだけ来るのではありません。心の中に、人を憎む気持ちがムクムク湧いてくることがあります。喧嘩をして「あの人、いなくなればいいのに」と思うことがあるかも…。自分だけ良ければいいやと他の人を押しのけているかもしれませんね。

しっかり立つ木のように 

 二通りの生き方のもう一つは、「神に逆らう」(1、4~6節)生き方です。神に逆らうとは、悪いことをするということだけを指すのではありません。「神様なんていない」と思って、その代わりに自分が神様のように偉くなってしまうことはどうでしょう。気がついたら自分だけ良ければいいやと他の人を押しのけている。そんなことはないでしょうか。そんな時の私たちは、わらや木のお家みたいです。実の入っていない、空しい「もみ殻」(4節)のように、フーフーのフーで、自分がどこにいるのかわからないくらい吹き飛ばされてしまいます。そんなのいやだなあ。私たちが吹き飛ばされないのは、レンガのお家みたいに、安心できる所にいる時、それは、神様の所にいる時です。神様が教えてくださること、神様の言葉を聴く(身を入れて、耳をそばだててきく)人は、根っこがしっかりはえている木みたいに、ちゃんと立っていることができます。神様の言葉から栄養や水を吸い上げて、良い実がなります。大きくなって、どんな実ががなるか、楽しみですね。その人は、とっても幸いだよ、と聖書は言っています。詩編が語ることは真実です。私たちがどんなときも、聖書の言う、詩編が語る神様に従って生きる、その人のことを神様は見ていてくださっています。


    
          ■ 公  示
           
   次のとおり、伝道所定期総会を開催します。

   日時 : 2024年4月21日(日) 礼拝後 
   場所 : 茅ヶ崎堤伝道所 礼拝堂

    議案1 2023年度 活動報告承認の件 
    議案2 2023年度 会計決算報告承認の件
     議案3 2024年度 活動計画策定の件 
    議案4 2024年度 伝道所予算決定の件
    議案5 2024年度 伝道所役員選出の件
    議案6 その他 
                      以上



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2024年度 年間聖句

    「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
        成長させて下さったのは神です。」
          (Ⅰコリント3章6節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・石垣農村伝道所と川崎忠志牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・ 9:40~10:10   教会養育の時間
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:45  主日礼拝 
    ・11:45~12:00  讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
    ・12:00~     聖書通読(創世記7章)
              お茶の会
            (自由参加です。どなたでもどうぞ!)



            今週の集会

    ・聖研祈祷会  4月11日(木) 10:30-11:30  
       エフェソ 5章15~33節 (新) p.358 
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に覚える教会”
     として同欄に紹介されている石垣農村伝道所の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

     復活節第3主日   4月11日(日)

    ・教会養育の時間     午前 9:40~10:10
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井 伝道師
      交 読 : 詩編 62編
      聖 書 : マタイによる福音書5章1~3節 
                     (新)p.6   

      説 教 : 「神様でいっぱいに」三原 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-57 (ガリラヤの風かおる丘で)
            21-113(いかに幸いな人)
           21-484(主われをあいす)

    ・礼拝後の集会
      讃美歌練習     担当:奏楽奉仕者
      聖書通読      創世記14章
              




            その他の報告 

   

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちの社会がコロナ禍に直面して、4年余りの
    月日が経過しました。これまで経験したことのない大き
    な災いによって、一日一日を生きること、そして、キリ
    スト者にとっては、教会に集って礼拝を献げることが、
    決して当たり前のことではないことを学ぶことができま
    した。この与えられた時を大切に、意味あるものとして
    過ごすために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日
    (日)より「聖書通読」を再開しました。
     信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが担っ
    ている試練や痛みを覚えながら、共に祈り合い、支え合
    いながら歩みを進め、2022年12月31日をもって旧約聖書
    39巻すべての通読を終了いたしました。主の見守りと
    導きに感謝するとともに、教会に連なる皆様一人ひとり
    の祈りとご奉仕によって支えられたことを思い、心より
    感謝申し上げます。

     204年4月1日より、第4回目の聖書通読を始めま
    した。どなたでも無理なく通読できるように、一日一章
    づつ読んでいきます。一人で読むというよりも、誰かと
    一緒に、という気持ちで読んでいくと、不思議と励まさ
    れます。通読を通して、目には見えない繋がりを発見で
    きますように。
 

                

 
           ■ 先週の集会報告

  ・教会養育    3月31日(日)男5、女7、 計12名
  ・主日礼拝    3月31日(日)男6、女9、 計15名
  ・聖研祈祷会   4月 4日(木)男2、女2、 計 4名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2024. 4. 4  by km. mn


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