2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第3主日礼拝

     2023年6月11日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               配 餐    配餐奉仕者

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇18篇            一 同
  
聖  書    マルコによる福音書 第2章 1~12節 
                    (新) p.584 


祈  祷                     司式

讃 美 歌     Ⅱ編-26番           一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21487番          一 同

説  教    「起き上がって歩みだす」     牧 師

聖 餐 式                     牧 師

讃 美 歌     21-507番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

聖霊降臨節第3主日礼拝
説教
「起き上がって歩みだす」要約

聖書  マルコによる福音書 第2章1~12節


信仰には、妨げがある

 病気の人をイエス様の所に連れて行こうとする人々がいました。が、群衆に妨げられて、イエス様の所に行くことができません。当時の人だけでなく、今日の私たちも、経験することではないでしょうか。神に近づこうとすると、妨げが入ってきます。祈ろうとすると、何らかの妨げが入ってきます。信仰には、常に妨げがあります。しかし、彼らは諦めませんでした。病人のために、イエス様がおられる家の屋根から、「病人の寝ている床をつり降ろした」のです。信仰とは、困難を越えて近づいて行くところに表われてくるものではないでしょうか。この時、群衆が妨げとなりました。人が多くいても、一人ひとりの魂の癒やしには答えてくれません。むしろ妨げとなります。しかし、妨げを積極的に越えて行った人々の信仰に対して、イエス様が必ず答えられることを『マルコによる福音書』は示すのです。信仰は、どんな妨げにも負けないで、それを突き抜けてこそ、初めて生きたものとして証される。そういうものだと『マルコ』は告げるのです。

② イエス様と四人の男

 今朝の聖書箇所、『マルコによる福音書』2章1~12節に、イエス様が「カファルナウムに来られると、家に…」(1節)とあります。この家は1章29節との関連では、シモンとアンデレの家と考えられます。そして「四人の男」(3節)とはイエス様の最初の弟子…♪主からペトロと呼ばれたシモン、アンデレはその兄弟ヨナの子たち、ゼベダイの子ヤコブ、兄弟ヨハネ♪…の四人でしょう。彼らが中風の人を連れて来て、屋根をはがして穴を開け、病人をつり降ろしたと3~4節に書かれています。四人の男ですから、することが荒っぽい。家の中にいる人たちは土誇が舞って大変なことになったでしょう。しかし、イエス様はそのことをお𠮟りになるのではなく、「その人たちの信仰を見て」(5節)、病人を癒やされました。人の迷惑など考えもしないほど病気の友のことを考えている人々の信仰がイエス様を動かしたのです。「人々は皆驚き」(12節) 神を賛美したとあります。この「驚き」という言葉の本来の意味は、「気が変になるほど驚く」という意味です。

起き上がって歩みだす

 イエス様が中風の人に、最後に言われた言葉は「わたしはあなたに言う。起き上がり、床を担いで家に帰りなさい」です。そして後、「その人は起き上がり、すぐに床を担いで、皆の見ている前を出て行った。人々はみな驚き、『このようなことは、今まで見たことがない』と言って神を賛美した」(12節)とあります。これは<大丈夫!主が共におられる。たとえ、どのような状況にあっても、あなたは起き上がることが出来る>という言葉です。私たちがどのような絶望的な極限状況にあっても、主と共に起き上がることが出来るのです。起き上がりましょう!突進して行きましょう!信仰とはそういうものです。どんな立派な言葉を語っても、どれだけ神のことが分かっても、救いの中に起き上がる姿勢がない所で、突進して行く決心もない所で、信仰と呼ばれるに値するものは何もありません。黙っていてもいい、主が語られた言葉に起き上がり、救いの中へ突進するのです。私たちより主の方がもっと激しく突き進まれたではありませんか。イエス様は十字架上でご自分の体を裂かれました。そして神様との和解の道を開かれました。それだけの犠牲を払って私たちに神様の愛を示されたのです。そのことを一人ひとりの心に刻みましょう!

           
           ■ 花の日礼拝の由来


    「花の日礼拝」は、6月第2日曜日に行われる米国発祥
    のプロテスタント教会の行事です。C.H. Leonard 牧師
    の提言に由来し、子供を大切にする点に特徴があります。
    そのため、「花の日・子供の日」という呼び方で親しま
    れています。この教会行事は、日本へは明治中期に移入
    され、その後、日本中に広まりました。今ではキリスト
    教会だけではなく、日本の文化にも馴染んで、「花の日」
    が夏の花が咲き始める時期にあたることから、俳句にも
    夏の季語として取り入れられています。 たとえば・・・、

      水甕に花の日さして炊ぎけり (飯田蛇笏)

    って感じで。イイネ!"
          



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・名取教会と荒井偉作牧師のために。
         
          
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・9:40~10:10  教会養育(担当:細井伝道師) 
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:45  主日礼拝 
    ・11:45~12:00  讃美歌練習 (担当:奏楽奉仕者)
    ・12:00~     「お茶の会」です。
                どなたでもご参加ください
              「6月役員会」お茶の会後


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  6月15日(木) 10:30-11:30  
       エゼキエル3章12~27節  (旧)p.298
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に覚える教会”
     として同欄に紹介されている 「名取教会」の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

      ■聖霊降臨節第4主日  6月18日(日)

    ・教会養育の時間    午前 9:40~10:10
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井伝道師
      交 読 : 詩編 19編
      聖 書 :
マルコ2章13~17節 (新)p.64   
      説 教 : 「あなたを招くイエス様」 三原 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : Ⅱ編-26 (小さなかごに)
            21-515(きみのたまものと)
           21-516(主の招く声が)

    ・礼拝後の集会
      「讃美歌練習」   担当:奏楽奉仕者
      「聖書通読」    マルコによる福音書8章(p.76) 
      「お茶の会」   楽しい交わりの時、
               どなたもどうぞ!
 





            その他の報告
      


      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月より毎主日に頌栄の讃美歌として歌っています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行


        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。

    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     しばらく中断しましたが、2023年5月14日から
    聖書通読を始めました。新約聖書「マタイによる福音書」
    から一日一章づつ通読していきます。主日礼拝後(役員会
    のある主日を除く)には、細井伝道師が当日の聖書箇所の
    朗読と解説を行います。


                       

   


           ■ 先週の集会報告
  ・教会養育の時間 6月4日(日) 男4、女7、計11名
  ・礼拝準備祈祷会 6月4日(日) 男4、女7、計11名
  ・主日礼拝    6月4日(日) 男4、女7、計11名
  ・聖研祈祷会   6月8日(木) 男1、女3、計 4名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。


〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 6. 10  by  mn


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