2023年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

週報印刷用PDF

     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
          復活節第6主日礼拝

     2023年5月14日   午前10時30分~
                
               司 式    細井伝道師

               奏 楽    奏楽奉仕者



前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇14篇            一 同
  
聖  書    マルコによる福音書 第1章16~20節 
                    (新) p. 61


祈  祷                     司式

讃 美 歌     21-490番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21532番          一 同

説  教    「イエス様について行こう」    牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-507番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

復活節第6主日礼拝
説教
「イエス様について行こう」要約

聖書 マルコによる福音書 第1章16~20節


イエス様の最初の活動

 喜びを伝える働きを始めるイエス様は、その働きを手伝ってくれる人が必要であると考えました。本来ならば、お一人で何でもできるはずのイエス様が、漁師を弟子にするところに、イエス様の活動と教会の本質があります。イエス様がシモンとその兄弟アンデレを「ご覧になった」(16節)。二人に「わたしについて来なさい」と言うと、二人はすぐに網を捨ててイエス様について行きました。もう少し進むと、やはり漁師の兄弟ヤコブとヨハネを見つけます。この二人にも声をかけると、二人はお父さんや仕事仲間や舟や網や全部をその場に残して、イエス様のあとについて行きました。シモンとアンデレに声をかけた時、イエス様はこうおっしゃいました。「人間をとる漁師にしよう」と。魚ではなく、人をとる漁師。不思議です。この言葉は、シモンとアンデレだけでなく、ヤコブとヨハネにも語られたことでしょう。彼らを「人間をとる漁師」にするために、まずイエス様ご自身が、人間をとる漁師として、深い眼差しで四人をご覧になられたのです。

② 人間をとる漁師

 イエス様がシモンとアンデレを「ご覧になった」(16節)という言葉は、じっと見つめたという意味の言葉です。漁師というのは、鋭い目で魚がいる場所を見つけることができるのでしょう。同じように、イエス様は、鋭い眼差しで、神の国を必要としている人間を見いだしました。そして、魚をとる漁では捕まえてしまいますが、人間をとる漁では、罪と死の世界から解放するのです。そうなると、この「人間をとる漁師」というのは、網を打って魚をとるように、誰彼構わず声をかけるというのではありません。イエス様は、その人の本質を鋭い眼差しで見つめつつ、さらに、愛の眼差しでとらえ、神の国へと招かれるのです。そのような四人の漁師たちを、「人間をとる漁師」へと招かれました。「イエスの後について行った」とある言葉は、文字通り後ろにくっついて行くという意味があります。イエス様を見失わずについて行くことが、神の国への導きとなります。そして、イエス様の呼びかけに応えていく人の集まりが、私たちキリストの教会です。

イエス様について行こう

 漁師たちにとっては、突然の招きだったかもしれません。しかし、イエス様は招く前から、シモンとアンデレがガリラヤの湖で網を打っているのを「ご覧に」なり、ヤコブとヨハネも「ご覧に」なられ、それぞれじっと見つめられるイエス様の眼差しは、鋭くも深いものでした。そして、彼らが本当に必要としていることを見極めました。それは、罪と死からの解放です。この解放は、私たちすべての人間に必要なものです。教会というところは、このイエス様の呼びかけの言葉に従った人たちの集まりです。教会には、漁師だけでなく、いろいろなお仕事の人がいます。年も違います。でも、イエス様から「わたしについて来なさい」と呼ばれて従った、ということだけは同じです。そして、イエス様の弟子になりました。そこに、神の国が始まります。イエス様は、神の国を実現してくださいました。そして、今もあなたを神の国へと呼んでくださいます。私たちも、イエス様の招きに従って、イエス様を見失わず、しっかりイエス様について行きましょう!

           
         ■ 5月の第2日曜日は「母の日」
                    
  ・母の日の起源には諸説ありますが、よく知られているのは
   「100年ほど前に、アメリカ・ウェストヴァージニア州で
   アンナ・ジャービスという女性が亡き母を追悼するために
   1908年5月10日にフィラデルフィアの教会で白い
   カーネーションをくばったのがはじまり」という話です。

   この風習は1910年、ウェストヴァージニア州の知事が
   5月第2日曜日を母の日にすると宣言し、やがてアメリカ
   全土に広まっていき、1914年には、5月の第2日曜日が
   「母の日」と制定されました。

   因みに日本で初めて母の日のイベントが行われたのは明治
   末期頃です。1915年(大正4年)には、教会でお祝い
   の行事が催されるようになり、徐々に民間に広まっていっ 
   たと伝えられています。
    
       




    神さま 今日も御言葉を下さい。一つだけで結構です。
   私の心は小さいですから沢山いただいても 溢れてしまい
   もったいないので。
          (瞬きの詩人「水野源三の世界」より)



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2023年度 年間聖句

     「見よ、新しいことをわたしは行う。
           今や、それは芽生えている。」
           (イザヤ書43章19節 a)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・石巻山城町教会と関川祐一郎牧師のため。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・9:40~10:10  教会養育 CS担当(細井伝道師)
    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  讃美歌練習 (担当:奏楽奉仕者)
    ・11:45~12:00  「新約聖書通読」 マタイ1章
    ・12:00~     「お茶の会」どなたでもどうぞ!
              (自由参加です。)


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  5月11日(木) 10:30-11:30  
       エゼキエル書1章4~5節  旧約 p.1290
 
    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の御
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に覚える教会”
     として同欄に紹介されている「石巻山城町教会」
     のお働きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

      復活節第7主日   5月21日(日)

    ・教会養育の時間    午前 9:40~10:10
    ・礼拝準備祈祷会    午前10:20~10:30
    ・主日礼拝       午前10:30~11:30
      司 式 : 細井 伝道師
      交 読 : 詩編 15編
      聖 書 : マルコによる福音書1章21~28節   
      説 教 : 「イエス様の正体」 三原 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-194(神様はそのひとりごを)
            21-532(やすかれ、わが心よ)
           21-451(くすしきみ恵み)

    ・礼拝後の集会
      「讃美歌練習」   担当:奏楽奉仕者
      「お茶の会」    楽しい交わりの時、
               どなたもどうぞ!
      「5月役員会」  お茶の会の後





            その他の報告
      


      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月より毎主日に頌栄の讃美歌として歌っています。

     


        ■「新つつみ通信・第5号」発行

        

     三原牧師の巻頭言ほか、2022年度の伝道所の歩み
    などを綴って、本年3月12日に発行いたしました。
    伝道所に来会される方々にお配りしています。 
    また、細井伝道師が留学先のケンブリッジから毎週
    送ってくださいました「活動報告」の内容は改めて
    「新つつみ通信第5号・別冊」に掲載しましたので、
    あわせてお読みください。
    

         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     しばらく中断しましたが、引き続き新約聖書の通読を
    2023年5月14日から始めます。
    「マタイによる福音書」から一日一章ゆっくり通読して
    いきます。主日礼拝後(役員会のある主日を除く)には、
    細井伝道師が当日分の聖書箇所朗読と解説を行います。

                       

   


           ■ 先週の集会報告
  ・教会養育     5月 7日(日) 男4、女7、計11名
  ・礼拝準備祈祷会 5月 7日(日) 男4、女7、計11名
  ・主日礼拝    5月 7日(日) 男4、女7、計11名
  ・聖研祈祷会   5月11日(木) 男2、女2、計 4名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 5. 13  by  mn


Copyright 2010 Chigasaki Tutumi Dendosho  All Rights Reserved