2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
          降誕節第9主日礼拝

     2023年2月19日   午前10時30分~
                
               司 会    出席役員

               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇 2篇            一 同
  
聖  書    ヨハネの黙示録 第4章8節   (新) p.457

祈  祷                     司会

讃 美 歌     21-296番(1、3、6節)     一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21510番          一 同

説  教   「聖なるかな、やがて来られる方」  牧 師
 
祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-83番           一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

降誕節第9主日礼拝
説教
「聖なるかな、やがて来られる方」要約
ヨハネの黙示録 第4章8節


天国での礼拝の様子

 ヨハネが礼拝をささげていると、突然、夢み心地になって、天国での礼拝の様子を見ました。天上で神様の周りに24人の人と四つの生き物がいて、その皆が一緒に神様に礼拝をささげているのです。「第一の生き物は獅子のようであり、第二の生き物は若い牡牛のようで、第三の生き物は人間のような顔を持ち、第四の生き物は空を飛ぶ鷲のようであった」(7節)とあります。四つの生き物の体には、前にも後ろにもそこら中に目がついていて、背中からは羽が六つも生えていました。この四つの不思議な生き物は天使でした。体中のたくさんの目で世界を見渡し、困っている人がいたら、六つの羽で飛んで行って助けてあげるのかな?「人間のような顔」とは、神様が創造された最も知恵ある存在としての人を示し、特に人となった御子イエス様のことでしょう。そして、いつも大きな声で「聖なるかな、昔も今も、これからも共にいてくださる神様」と喜びを表現していました。私たちも神様に礼拝をささげて、周りの人たちを助けられたら素敵ですね。

『ヨハネの黙示録』の著者

 これを書いた「僕ヨハネ」と呼ばれる人は、イエス・キリストを主と告白し、イエス様のことを人々に伝え、福音宣教を行なったために、当時のローマ帝国の皇帝から憎まれて、パトモス島に閉じ込められました。それでも、イエス様は私たちの救い主だと、教会の人に励ましの手紙を送ったのです。ヨハネは、どんなに苦しくても、決して自分の信仰を捨てなかった人でした。いつも神様に礼拝をささげ、祈り、賛美を行なっていたのです。そんな中で、突然、夢を見ているようになって不思議な光景を見て、ヨハネは自分のようだと思い、嬉しくなったのでしょう。この黙示文学から想像できることは、迫害を受けようと、思うように福音宣教ができなくて絶望に近い現実や、極限状況の中にあっても、その絶望を越える主にある明るい希望を書き記したのです。あきらめない信仰や、神様から与えられた新しい命・永遠の命を懸命に生きる姿が、黙示録に記されています。また全能である神様と救い主イエス・キリストの力強さを書き記しています。

聖なるかな、やがて来られる方

 4章から小羊であるキリストによる審判が宇宙大スケールで壮大なドラマとして展開されます。ヨハネが最初に見たのは「かつておられ、今おられ、やがて来られる方」即ち「天の御座にいます方」と24人の長老による礼拝でした。天における礼拝は玉座に座す神と小羊の前に賛美を歌う大群衆の賛美礼拝。小羊キリストの勝利が、主を信じる者の勝利となり、棕櫚の枝を飾り白い衣をまとった大群衆は「救いは、…小羊とのもの」「賛美、栄光、知恵、感謝、誉れ、力、威力が、…神にありますように、アーメン」と叫ぶと、大きな苦難を通ってきた者たちは、自らを苦しめた一切の飢え渇き炎暑から解放されます。小羊キリストは彼らの牧者として臨み、慰めます。詩篇23編が完全な現実となるのです。黙示録は神の完全な支配がなされる新天新地での礼拝を描きます。そして地上でささげる主の日の礼拝は、終わりの日の新天新地にまでつづく行為であることを教えます。礼拝こそ「終末的行為」、人間に与えられた至福の行為なのです。なぜなら神ご自身が、礼拝する民を召し、集め、光を与え、キリストにおいて、「彼らの目から涙をことごとくぬぐわれる」からです。神様はずっとあなたと共にいます。神様と一緒に進んで参りましょう。




      ■ 灰の水曜日(Ash Wednesday)
            
  
    レント(受難節)のはじまる日を「灰の水曜日」と
   呼びます。今年は、2月22日が「灰の水曜日」です。
   イースター(復活日)に先立つ40日にわたる四旬節
   (レント)の期間を、私たちは主イエス・キリストの
   ご受難を思う罪の悔い改めの時として過ごします。
   灰の水曜日は、そのはじまりの日です。

    灰の水曜日には伝統的に、主のご受難に心を向けて
   断食をするなど、禁欲的な克己の生活が送られてきま
   したが、主のご受難を思うとは、禁欲生活をすること
   ではなく、自らの信仰を省み、愛神愛隣の生活を実践
   することです。  


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2022年度 年間聖句

    「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
    神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
    になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
    走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・岩槻教会と小林眞(まこと)牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  讃美歌練習(担当:奏楽奉仕者)
    ・11:45~     お茶の会

  

            今週の集会

    ・聖研祈祷会  2月23日(木) 10:30-11:30  
      サムエル記上 17章1~25節 (旧)p.454

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に祈る教会”
     として同欄に紹介されている岩槻教会のお働
     きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

     受難節第1主日礼拝   2月26日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 会 : 礼拝奉仕者
      交 読 : 詩編 3編
      聖 書 : ルカ福音書4章1~13節 
                 (新)p.107

      説 教 : 「信じる、生きる、食べる」 
                  三原 牧師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-451(くすしきみ恵み)
            21-563(ここに私はいます)
           21-210(来る朝ごとに)

    ・礼拝後の集会
      讃美歌練習   担当:奏楽奉仕者
      お茶の会    自由参加です。
             どなたでもどうぞ!
  
      
           



            その他の報告


        ■ 伝道師の活動報告

   イギリス・ケンブリッジ大学に留学中の細井伝道師より
   毎週頂戴する活動報告です。礼拝堂うしろの専用掲示板
   でご覧いただけます。毎週楽しみですね!細井伝道師の
   ご健康とお働きを覚えてお祈りいただけたら幸いです。 



      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    2022年4月より毎週、主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
     牧師の巻頭言をはじめ、「鈴木一郎先生を偲ぶ会」
    で語られた言葉を特集して、第4号を発行しました。
    御多忙の中をご出席いただき、貴重な証言を語って
    いただいた方々に心より御礼申し上げます。
     教会に連なる皆さまや、来会される方々にお配り
    しています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。信仰の原点に帰って、
    み言葉に聴き、おたがいが担っている試練を覚えながら、
    共に祈り合い、支え合いながら歩みを進め、2022年12月
    31日をもって、旧約聖書39巻すべての通読を無事終了
    いたしました。主の見守りと導きに感謝するとともに、
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りとご奉仕によって、
    支えられたことを思い、心より御礼申し上げます。

     引き続いて聖書通読を行なう予定ですが、都合により、
    新約聖書の通読は、伝道師の帰国を待って、2023年春よ
    り再開する予定です。どなたでも無理なく通読していた
    だけるよう、本年4月頃には年間予定表(2023年新約版)
    を添付する予定ですので、ご参加下さいますようご案内
    いたします。

                     聖書通読表(2022年版) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・礼拝準備祈祷会 2月12日(日)男3、女9、 計12名
  ・主日礼拝    2月12日(日)男3、女9、 計12名
  ・聖研祈祷会   2月16日(木)男1、女3、 計 4名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 2. 18  by km. mn


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