2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
          降誕節第6主日礼拝

     2023年1月29日   午前10時30分~
                
               司 会    出席役員

               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇 149篇          一 同
  
聖  書    ヨハネの黙示録 第21章5~7節   
                  (新) p.478


祈  祷                     司会

讃 美 歌     21-210番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21211番          一 同

説  教    「神様の子どもにされる」     牧 師
 
祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-200番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

降誕節第6主日礼拝
説教
「神様の子どもにされる」要約
ヨハネの黙示録 第21章5節~7節


私たちの救いの完成

 1月は「わたしたちのよみがえり」について語ってきました。「楽しみにしていること」「イエス様の復活」「不思議な神秘」「イエス様が一緒」、その最後に黙示録の御言葉が与えられています。ヨハネはここで、神様の救いの完成について「わたしはその者の神になり、その者はわたしの子となる」(7節)と書いています。「わたしたちのよみがえり」について語ることは「私たちの救いの完成」について語ること、更には「私たちが神様の子どもにされる」ことです。これは、「神が人と共に住み、人は神の民になる」(3節)という言葉が繰り返されたものです。かつて、エジプトの国で虐げられていた民のもとにモーセが遣わされた時、神は「わたしはあなたたちをわたしの民とし、わたしはあなたたちの神となる」(出エジプト記6:7)と約束されました。それから、民にとってこの神様の御言葉は「救いの約束」を表す言葉となりました(エゼキエル書37:23も参照)。黙示録が語る救いの完成は旧約聖書から受け継がれてきた救いの約束の完成であるのです。 

特別養子縁組

 ある託児所の話です。そこは親が夜に仕事に行くために子供を預ける事ができる場所でした。夜の間、子供たちは眠りながら親の帰りを待ちます。朝になると子供たちは親に名前を呼ばれて目を覚まし親と一緒に家に帰ります。ところがいつまでも親が迎えに来ない赤ちゃんがいました。親はどこかに行ってしまい連絡が取れません。赤ちゃんはずっと泣いていました。お風呂も嫌がるので、段々と汗が臭うようになり、「もうこれ以上は預かれない」と施設に移る事になりました。「これで最後だから」と託児所で働いていた一人のクリスチャンが一晩だけ許可をもらって自宅に連れて帰りました。不思議なことが起こりました。お風呂を嫌がっていたのに、嬉しそうにお風呂に入りました。あまりミルクも飲まなかったのに、ゴクゴクと飲みました。赤ちゃんの嬉しそうな顔を見た時、このクリスチャンは神様が「この子を育てなさい」と命じておられると感じました。それから裁判所で特別な手続きを経て、その赤ちゃんは、その人の子供にされました。

神様の子どもにされる

 私たちの救いとは「神様の子どもにされる」ことです。私たちを神様の子どもとしてくださるために、神様の御子であるイエス様が特別な手続きをしてくださいました。私たちの救いの完成は将来のことですが、私たちは、既に、神様のことを「天のお父さん」と呼んでいます。もう、神様の子どもとしての歩みは始まっています。でも、「神様の子どもとされる」と言われても、ピンとこないかもしれません。「特別養子縁組のような形で現在の家族に受け入れられている」とイメージしてみてください。「神様の子どもにされる」を「神様の養子とされたのだ」と解釈すれば、理解する助けになるかもしれません。子供の時、外で辛いことがあっても、家に帰って親の腕の中で泣いたら元気になった経験があるのではないでしょうか。一方で、親子関係に破れを抱えている方にとっては、このことが救いにならないかもわかりません。そのような私が泣く時には、神様が涙を拭ってくださいます。眠る時も神様が一緒にいてくださり、神様に名前を呼ばれて目覚めます。「神様の子どもにされる」ことは、私たちにとって大きな喜びです。慰めです。キリストの体である教会において涙を拭われる経験が与えられることを心から願い、お祈りしています。




         ■ 『傷ついた癒やし人』
            
  ヘンリ・ナウエン・セレクション 

   私たちは自分の傷を隠す必要も、否定する必要もない。
  むしろこの痛みを通して、隣人と共にあることができる。
  そう気づくとき、痛みは希望のしるしに変わる。

   自分自身の痛みを深く理解することによって、私たちは
  自分の弱さを力に変えることができるようになり、苦しみ
  を正しく理解できずにしばしば闇のなかをさまよっている
  人々に、自分自身の経験を癒しの源として差し出すこと
  ができるようになる。
  
         ヘンリ・ナウエン(1932~1996)
         
(現代人の孤独や苦しみに届く言葉を語った、
           20世紀を代表するキリスト教会の霊的指導者。
           カトリック司祭。)




 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2022年度 年間聖句

    「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
    神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
    になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
    走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・下館(しもだて)教会と
      川真田 正(かわまた ただし)牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  讃美歌練習 担当:奏楽奉仕者
    ・11:45~     お茶の会
  

            今週の集会

    ・聖研祈祷会  2月2日(木) 10:30-11:30  
       ミカ書 4章1節~5節  (旧)p.1452

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に祈る教会”
     として同欄に紹介されている 下館教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。

 


            次主日のご案内

     降誕節第7主日     2月5日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 会 : 出席役員
      交 読 : 詩編 150編
      聖 書 : ヨハネによる福音書 16章33節
                     (新)p.201
      説 教 : 「平和を得るために」 牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-210(来る朝ごとに)
            21-474(わが身の望みは)
           21-471(勝利をのぞみ)

    ・礼拝後の集会
      讃美歌練習   担当:奏楽奉仕者
      お茶の会    自由参加です
      
           



            その他の報告


      ■ 細井宏一伝道師  【活動報告】

   イギリス・ケンブリッジ大学に留学中の細井伝道師から
   届いた第1週~第16週目迄の活動報告です。礼拝堂うし
   ろの専用掲示板でご覧いただけます。毎週楽しみですね!
   細井伝道師のご健康とお働きを覚えてお祈りいただけた
   なら幸いに思います。 



      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月より毎週、主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
    牧師の巻頭言をはじめ、「鈴木一郎先生を偲ぶ会」
    で語られた言葉を特集して、2022年4月に第4号を
    発行いたしました。御多忙の中をご出席いただき、
    貴重なご証言を語っていただいた方々に心より御礼
    申し上げます。
    伝道所に連なる皆さまや、来会される方々にお配り
    しています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、3年の月日
    が経過致しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学びました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、2022年1月2日(日)
    より「聖書通読」を再開しました。
    信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが通って
    いる試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合いながら
    歩みを続け、2022年12月31日をもって、旧約聖書39巻
    全ての通読を無事終了いたしました。主の導きとともに
    教会に連なる皆様一人ひとりの祈りによって支えられ、
    続けることができました。心より感謝申し上げます。

     引き続いて聖書通読を行なう予定ですが、都合により、
    新約聖書の通読は、2023年4月より開始する予定です。
    どなたでも無理なく通読していただけるよう、本年3月
    末には年間通読予定表(2023年新約版)を添付する
    予定ですので、ご参加下さいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(2022年版) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・礼拝準備祈祷会 1月22日(日)男5、女12、 計17名
  ・主日礼拝    1月22日(日)男5、女12、 計17名
  ・聖研祈祷会   1月26日(木)男2、女 3、 計 5名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2023. 1. 28  by km. mn


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