2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         アドベント第四主日礼拝

     2022年12月18日  午前10時30分~
                
               司 会    出席役員

               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇 144篇          一 同
  
聖  書    ルカによる福音書 第1章26~38節 (新) p.100

祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-242番(4節のみ)    一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21231番          一 同

説  教    「お言葉どおり成るように」    牧 師
 
祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-241番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

アドベント第四主日礼拝
説教
 「お言葉どおり成るように」 要約
ルカによる福音書 第1章26節~38節


救い主となるイエス誕生の告知

 「六か月目に」と始まるのは、ガブリエルがザカリアに現れて、ヨハネ誕生の予告をしてから、という時をさしています。今回、天使はナザレに住むマリアの所に遣わされました。ナザレは「ガリラヤの町」(26)だという説明がありますが、特別なところが何もない、小さな村でした。そこに住むマリアもまた普通の娘でした。ただ、マリアはダビデの家系のヨセフのいいなづけでした。天使がマリアの所に来て最初に言った言葉は「おめでとう、恵まれた方」でした。出会っていきなり「おめでとう」と言われたら、何があるのかと思うでしょう。マリアもそうでした。しかも、自分のことを「恵まれている」と言われたのですから、ますます戸惑います。そこで天使ガブリエルは、ザカリアに言ったと同じ言葉を口にします。「マリア、恐れることはない」。そして神からいただいた恵みが「身ごもって男の子を産む」ことだと告げたのです。生まれてくるイエスは「いと高き方の子」(32)。更に「神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる」と言いました。

マリアはどんな人だったのか

 聖書には特に記されてはませんが、確かなことは、特別に目立つところにいたわけでもなく、秀でた存在でもなかったということです。小さな村に住む、ある意味平凡な娘であったと言えるでしょう。そんなマリアの所に、天使ガブリエルが現れたというのは、驚くような出来事のです。それは人知れず起こったのでしたが、この時の天使とのやり取りを通して、マリアがどのような人柄だったのかを知る事ができます。いきなり天使に声をかけられ、マリアは戸惑い、どういうことなのかと考え込みます。マリアは正直な人です。慌てることなく、自分で事態を理解しようとします。大げさに驚いたり、逃げ出したり、逆に感動したりという反応をすぐにしない、思慮深い人です。天使が告げたのは、あまりにも大きな神のご計画に自分が用いられる母となることでした。正直なマリアは、「どうしてそのようなことがありえましょうか」と問いますが、天使はそれに対して答えます。そしてマリアは、エリサべトの妊娠というしるしが与えられたのです。

お言葉どおり成るように

 マリアはヨセフと結婚の約束をしていましたが、まだ約束をしているだけです。だから、そんな自分に子どもが産まれるはずがありません。一番大事な疑問をマリアは天使にぶつけます。それに対して、子どもは聖霊の力によってうまれるのであって、神にできないことは何一つないと天使は答えました。全ては神様から始まるのです。その中で、マリアは一つの役割を果たすことになるのです。だから、マリアは神様を信頼してお任せするだけです。天使ガブリエルとのやり取りを通じてマリアが最後に口にする言葉は「お言葉どおり、この身に成りますように」ということでした。自分が用いられることを知ったマリアは神の力を信頼していることを言い表します。「できないことは何一つない」(37)神と人間である自分との関係を、マリアは理解している人なのです。天使は「おめでとう」といいました。でもマリアには不安の方がおおきかったことでしょう。実際、イエス様のお母さんになることは大変です。大きな苦しみを引き受けることでもありました。やがて自分の子が十字架につけられるのを見ることになるのですから。が、共にいてくださり自分を用いてくださる神様に、マリアは「お言葉どおり成るように」と告白しました。



         ■讃美歌21-267(ああベツレヘムよ)

  作詞はフィリップス・ブルックス(1835-93)アメリカ生まれ
  ブルックス家は、ニュー・イングランドに9代続いたプロテ
  スタントの一族で、多くの会衆派の牧師を送り出しましたが、
  ブルックスの父は聖公会に転じ、ブルックス自身も、ハーヴ
  ァード大学に学んだ後、ヴァージニアの聖公会神学校に学ん
  で聖公会の牧師になりました。いくつかの教会を経て、最後
  はボストンの三位一体教会の牧師となり、アメリカを代表す
  る名説教者として多くの人の尊敬を集めました。

  彼は32歳の時に「聖地旅行」に出かけ、クリスマス・イブの
  礼拝をベツレヘムの聖誕教会で守り、そのあと、聖誕教会の
  深夜礼拝(夜の十時から夜明けの三時迄)に出席。感動のう
  ちにアメリカに帰り、この讃美歌を作詞しました。
 

 

    ■ 今年のクリスマス礼拝は12月25日(日)です。

    この良き日に洗礼や入会を希望される方は、牧師まで
    お申し出ください。


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2022年度 年間聖句

    「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
    神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
    になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
    走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・巻祝福教会と野澤幸宏牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  聖書通読:アモス書7章  
                   (旧)p.1437
    ・11:45~12:00  讃美歌練習指導:奏楽奉仕者
    ・12:00~      お茶の会(自由参加です)
              クリスマス準備


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  12月22日(木)10:30-11:30  
     ローマの信徒への手紙1章1~7節 (新)p.273

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に祈る教会”
     として同欄に紹介されている 巻祝福教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。
 


            次主日のご案内

     クリスマス特別礼拝   12月25日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:45
      司 会 : 出席役員
      配 餐 : 配餐奉仕者
      聖 書 : ルカによる福音書 2章1~20節
                    (新)p.102
      説 教 : 「天に栄光、地に平和」牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-231(久しく待ちにし)
            21-267(ああベツレヘムよ)
           21-264(きよしこの夜)
           21-261(もろびとこぞりて)

    ・礼拝後の集会

      「聖書通読会」ゼファニヤ書1章 (旧)p.1470
      讃美歌練習  指導:奏楽奉仕者
      クリスマスを祝って、ささやかな
      お茶の会を行います。(自由参加です)
      
           



            その他の報告


      ■ 細井宏一伝道師  【活動報告】

    第1週目~第11週目迄、礼拝堂うしろの専用掲示板で
    ご覧いただけます。毎週楽しみですね!
    



      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月から毎週、主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
    牧師の巻頭言をはじめ、「鈴木一郎先生を偲ぶ会」
    で語られた言葉を特集して、2022年4月に第4号を
    発行いたしました。御多忙の中をご出席いただき、
    貴重なご証言を語っていただいた方々に心より御礼
    申し上げます。
    伝道所に連なる皆さまや、来会される方々にお配り
    しています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学びました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら新たな一年の歩みを始めたいと願っています。
    どなたでも無理なく通読できるように、年間通読予定表
    (2022年版)を以下に添付しましたので、ご参考の
    うえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・礼拝準備祈祷会 12月11日(日)男3、女6、 計9名
  ・主日礼拝    12月11日(日)男3、女6、 計9名
  ・聖研祈祷会   12月15日(木)男2、女2、 計4名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022. 12. 17  by km. mn


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