2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         アドベント第三主日礼拝

     2022年12月11日  午前10時30分~
                
               司 会    出席役員

               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇 143篇          一 同
  
聖  書    ルカによる福音書 第1章5~25節 (新) p.99

祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-242番(3節のみ)    一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21231番          一 同

説  教    「うれしいことの予告」      牧 師
 
祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-241番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

アドベント第三主日礼拝
説教
 「うれしいことの予告」 要約
ルカによる福音書 第1章5節~25節


二つの奇跡的誕生物語

 ルカによる福音書は、二つの奇跡的誕生物語で始められています。バプテスマのヨハネの誕生とキリスト・イエスの降誕ですが、二つともよく似た物語です。不妊の女性で年をとっていたエリサベトと、まだ年若いが結婚していないマリアと、両方とも子どもを産むはずのない女性が、ただ神様の恵みと全能の力によって母とされた、と伝えられています。少なくともマリアは天使と会話をかわすという不思議な経験をしています。またエリサベトの夫ザカリアも聖所内で主のみ使いの告げる言葉を聞きました。しかし、ヨハネの母となるべきエリサベトには不思議な声も幻も現れませんでした。彼女は直接には神様のご意志をたしかめる方法をもっていませんでした。けれども彼女は体内の子どもが決して人間の可能性によるものではないことを知っていました。口がきけなくされてしまったザカリアから、たぶん筆談で聖所内の出来事を聞いた時、直ちに信じることができ『主の言葉は必ず成就する。主は私を心にかけてくださった』と感謝しました。

主の言葉は必ず成就する

 信徒とは彼女のように、直接的な証拠によらなくても、ただ御言葉が示されたときに、これを信じ受け入れることのできる者のことです。『信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです』(ヘブル11:1)と教えられていますが、エリサベトは信仰による希望の故に、マリアに向かっても『主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう』(ルカ1:45)と言えたのです。み使いは、聖所でザカリアに『あなたの祈りが聞き入れられた』と告げますが、実はエリサベトのこの信頼のないところでは、祈りが聞かれることはないでしょう。預言は「まだ…でない」事実が、既成のものとして「もう…なった」と語られます。主の言葉は必ず成就することを確信していない者にとっては、それはどんなに熱心に捧げられても信仰の祈りとは言えませんし、『あなたの祈りが聞きいれられた』との喜びの音信を聞くこともありません。私たちも確実に成就される神様の約束を信じ、祈りのうちに、御子の降誕を待ち望みましょう。

うれしいことの予告

 クリスマスという救い主誕生の知らせは、全ての人に与えられる喜びの知らせです。その喜びの時が近づいているということが、先に生まれるヨハネの誕生予告で告げられます。ザカリアとエリサベトの間に生まれるヨハネは「イスラエルの多くの子らをその神である主のもとに立ち帰らせ」(16)、「準備のできた民を主のため用意する」(17)と言われます。来るべき救い主を迎える備えをすると告げられるのです。ザカリアは天使のその言葉を信じなかったので口がきけなくされました。そのため、人々はザカリアに告げられたヨハネ誕生の予告を、はっきりと聞くことができなくなってしまいました。でも、その代わりに与えられたしるしがありました。それは、妻のエリサベトが身ごもったということです。この時代、子どもが生まれるのは神様から与えられる祝福のしるしと考えられていました。子どもが生まれないのは女性にとって非常に辛い思いをさせられることでした。「既に年をとっていた」(7)と言われるエリサベトは長い間、その屈辱に耐えてきたのです。だから、このしるしは彼女にとって神様が自分を見捨てず目を留めて下さったしるしであり、「人々の間からわたしの恥を取り去って下さった(25)という喜びとなったのです。



          ■ クリスマスの祈り

     神さま
     御子イエスをわたしたちの救いのために、
     誕生させてくださり ありがとうございます。
     あなたはその喜びの知らせを
     羊飼いに 最初に届けてくださいました。
     人が温かなベッドで眠る夜、
     暗い草原で羊を守る羊飼い、
     主人の羊を守る下僕の羊飼い、
     強盗や野獣におびえる羊飼い。
     その羊飼いに あなたはおっしゃいました。
     「あなたがたのために救い主がお生まれになった」と。
     羊飼いたちは急いで行って、幼子イエスに会い、
     あなたを崇め、そして賛美しながら帰って行きました。

    神さま
     あなたは、「あなたがたのために」と
          おしゃってくださいました。          
     どうぞ、その一人にわたしを加えてください。
     羊飼いのように急いで救い主のもとに走り、
     あなたを賛美する者とならせてください。
    御子イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン


 

    ■ 今年のクリスマス礼拝は12月25日(日)です。

    この良き日に洗礼や入会を希望される方は、牧師まで
    お申し出ください。


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2022年度 年間聖句

    「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
    神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
    になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
    走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・栃尾教会と野沢幸宏牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  聖書通読:ホセア書1章  
                   (旧)p.1403
    ・11:45~12:00  讃美歌練習指導:奏楽奉仕者
    ・12:00~      お茶の会(自由参加です)
              12月役員会


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  12月15日(木)10:30-11:30  
     テサロニケの信徒への手紙一 3章1~13節 (新)p.376

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に祈る教会”
     として同欄に紹介されている 栃尾教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。
 


            次主日のご案内

     アドベント第四主日   12月18日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 会 : 出席役員
      交 読 : 詩篇 144篇
      聖 書 : ルカによる福音書 1章26~38節
                    (新)p.100
      説 教 : 「お言葉どおり成るように」牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-242(主を待ち望むアドヴェント)
            21-231(久しく待ちにし)
           21-241(来たり給え我らの主よ)


    ・礼拝後の集会

      「聖書通読会」アモス書7章 (旧)p.1437
      讃美歌練習  指導:奏楽奉仕者
      クリスマス礼拝の準備 12:00~
      お茶の会があります。(自由参加です)
      
           



            その他の報告


      ■ 細井宏一伝道師  【活動報告】

    第1週目~第10週目迄、礼拝堂うしろの専用掲示板で
    ご覧いただけます。毎週楽しみですね!
    



      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月から毎週、主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
    牧師の巻頭言をはじめ、「鈴木一郎先生を偲ぶ会」
    で語られた言葉を特集して、2022年4月に第4号を
    発行いたしました。御多忙の中をご出席いただき、
    貴重なご証言を語っていただいた方々に心より御礼
    申し上げます。
    伝道所に連なる皆さまや、来会される方々にお配り
    しています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学びました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら新たな一年の歩みを始めたいと願っています。
    どなたでも無理なく通読できるように、年間通読予定表
    (2022年版)を以下に添付しましたので、ご参考の
    うえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・礼拝準備祈祷会 12月 4日(日)男4、女12、 計16名
  ・主日礼拝    12月 4日(日)男4、女12、 計16名
  ・聖研祈祷会   12月 8日(木)男1、女2、 計 3名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022. 12. 10  by km. mn


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