2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         アドベント第一主日礼拝

     2022年11月27日  午前10時30分~
                
               司 会    出席役員

               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇 141篇          一 同
  
聖  書    ルカによる福音書 第21章25~36節
                     (新) p. 152

                   
祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-242番(1節のみ)    一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21231番          一 同

説  教    「希望を持って待とう」      牧 師
 
祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-241番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

アドベント第一主日礼拝
説教
 「希望を持って待とう」 要約
ルカによる福音書 第21章25節~36節


アドベント

 クリスマスの前4回の日曜日の期間をアドベントと呼びます。ドイツではアドベント・クランツを作り、ローソクを4本立てて、毎週1本ずつ灯をともしていきます。4本目に灯がともされればクリスマスです。アドベントはラテン語で「到来」という意味です。救い主の到来を待ち望む時という意味で待降節(降臨節)と訳しています。2022年前にベツレヘムに到来されたキリストは、世の終わりに再び到来されます。ですからアドベントは昔から「二つの到来」を迎える準備をする時と考えられてきました。日本では待降節はクリスマスの準備をする喜びの時とされていますが、元来は祈りと断食の中で最後の審判を迎える準備をする厳粛な時なのです。ルター派の教会では4回の日曜日の第1日曜は主イエスのエルサレム入城を、第2日曜は世の終わりを、第3日曜は先駆者ヨハネを、第4日曜は母マリアをそれぞれ記念する習慣があります。カルバン派の教会は教会暦を簡略化して守っていますがアドベントという美しい習慣は引き継いでいます。

さあ、いよいよ、今日からアドベント!

 もしイエス様が今日、もう一度この世界に来られ、皆さんのおうちに来られるとしたらどうでしょう。汚いお部屋は見られたくないなって思いませんか。来られることがわかっていたら、ちゃんと片付けると思います。いや、イエス様には心の中まで見えていますから、自己中心のガラクタで散らかった汚い心も見られたくありませんね。来られることがわかっていたら、心の中もきちんと片づけたいと思うでしょう。「いつも目を覚まして祈りなさい」と聖書に書かれています。イエス様がいつ来られてもよいように、「いつも目を覚まして」とはそういうことです。イエス様は再び来られると言われました。その日がいつか分りません。でも、イエス様がいつ来られても良いように、心の中もきれいにして、お迎えできる準備をしておきたいですね。「天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない」(33)、イエス様を通して示される神様の愛は、永遠に変わることはありません。今日からクリスマス迄の約1か月、クリスマスを迎える準備を致しましょう!

希望を持って待とう

 イエス様がお生まれになるずっと前、イエス様の国のユダヤの人たちは、とても苦しい生活をしていました。苦難の中を歩むユダヤの人たちを支えたのは、「恵みの約束を果たす日が来る」との神様の約束でした。神様が救い主をお送り下さるとの希望こそが彼らの歩む力でした。だからこそ、彼らはその時を待ち続けたのです。私たちは、イエス様が誕生された後も生きています。その希望はもう必要がないのでしょうか。いいえ、私たちの生きる世界は、今も世界的な感染症、戦禍の中にいます。世の終わりに向かって進んでいるようです。イエス様が言われた「神の国が近づいた」。そのような中を歩むために必要なことがあります。この世界は滅びに向かっているのではなく、神様による完成に向かって進んでいることを知ることです。しかもその時まで「わたしの言葉は決して滅びない」、つまりイエス様が示された神様の愛は一切変わることはないのです。私たちに、こうお語りになったイエス様が、再び来て下さいます。だから私たちは、イエス様が全てを完成して下さるとの希望を持って「そのとき」に向かって生きるのです。この希望があるから様々な問題がある今を、不安に飲み込まれることなく精一杯歩んでいくことができるのです。



         ■  黙    想

   誰からも愛されることなく育った子供は、愛を知らない
  と言われる。逆に、幼くして深く愛された者は生涯それを
  忘れることはないと言う。

   「幼児虐待」のニュースは心を暗くするが、虐待はその
  「肉体」に加えられる以上に「心」に深い傷を負わせる。
  まだ記憶にすら留まらないごく幼いときの傷は思い出され
  なくても「心」が反応し、愛されなかったことの補償を激
  しく求めるものとなる。愛の不毛の連鎖が人間社会をいっ
  そう歪んだものとする。その悪循環を断つ努力は膨大なも
  のとなろう。

   しかし、愛における人間の成熟こそ人間の成熟であり、
  愛すること以上に大切なものはこの世にない。 しかし、
  愛は単なる愛する「技術」の修得のことではなく、「神が
  このようにわたしたちを愛してくださった」とある「この
  ように」ということが、「どのように」であるかを改めて
  心に深く感じ取ることこそ肝心である。 
                  (「ローズンゲン」より)

 

    ■ 今年のクリスマス礼拝は12月25日(日)です。

   この良き日に洗礼や入会を希望される方は、牧師まで
  お申し出ください。


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2022年度 年間聖句

    「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
    神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
    になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
    走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・三宅島伝道所と岡田真希牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  聖書通読:エゼキエル書30章  
                   (旧)p.1344
    ・11:45~12:00  讃美歌練習指導:奏楽奉仕者
    ・12:00~      お茶の会(自由参加です)
              


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  12月1日(木)10:30-11:30  
     ローマの信徒への手紙 15章1~13節  (新)p.295

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に祈る教会”
     として同欄に紹介されている三宅島伝道所の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。
 


            次主日のご案内

     アドベント第二主日   11月27日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 会 : 出席役員
      交 読 : 詩篇 142篇
      聖 書 : イザヤ書 55章1~11節
                  (旧)p.1152
      説 教 : 「生きて働く神の言葉」牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-242(主を待ち望むアドヴェント)
            21-231(久しく待ちにし)
           21-236(見張りの人よ)

    ・礼拝後、
      「聖書通読」エゼキエル書 45章 (旧)p.1371
      讃美歌練習 指導:奏楽奉仕者
      その後、お茶の会があります。(自由参加です)
     
           



            その他の報告


      ■ 細井宏一伝道師  【活動報告】

    第1週目~第8週目迄、礼拝堂うしろの専用掲示板で
    ご覧いただけます。毎週楽しみですね!
    



      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月から毎週、主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
    牧師の巻頭言をはじめ、「鈴木一郎先生を偲ぶ会」
    で語られた言葉を特集して、3月27日発行いたしま
    した。御多忙の中をご出席いただき、貴重なご証言
    を語っていただいた方々に心より御礼申し上げます。
    伝道所に連なる皆さまや、来会される方々にお配り
    しています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学びました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら新たな一年の歩みを始めたいと願っています。
    どなたでも無理なく通読できるように、年間通読予定表
    (2022年版)を以下に添付しましたので、ご参考の
    うえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・礼拝準備祈祷会 11月20日(日)男3、女8、 計11名
  ・主日礼拝    11月20日(日)男3、女8、 計11名
  ・聖研祈祷会   11月24日(木)男2、女3、 計 5名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022. 11. 26  by km. mn


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