2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
          降誕前第6主日礼拝

     2022年11月13日  午前10時30分~
                
               司 会    出席役員

               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇 139篇          一 同
  
聖  書    ローマの信徒への手紙 第8章26~27節
                    (新) p. 285

                   
祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-493番          一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21495番          一 同

説  教    「神様にお祈りできる喜び」    牧 師
 
祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-500番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                             説教要約 印刷用PDF      

降誕前第6主日礼拝
説教
 「神様にお祈りできる喜び」 要約
ローマの信徒への手紙 第8章26節~27節


どう祈ったらよいかわからない

 パウロがローマの教会の人たちに手紙を書きました。神様からいただいた恵みがどんなに大きなものか知ってほしいと思ったからです。その手紙の中でパウロは「私たちはどうお祈りしたらよいかわからない時がある」と書きました。神様の愛をハッキリと伝えてくれたパウロが「どう祈ったらよいかわからない」と書いていたので、みんなビックリ仰天したと思います。パウロが言ったのは、お祈りの言葉がわからないということではなく、お祈りが本当に神様に喜ばれているかどうかわからないということです。私たちも、何か自分のお願いばかりお祈りしているように思うことがあります。そして、本当に辛い時や悲しい時には心がいっぱいで、神様にちゃんとお祈りできないこともあります。そういう時に、私も「自分は、本当にお祈りしているのかなあ」と思うことがありました。けれども、パウロが伝えたいことは、その先です。「そんな時でも、私たちの中におられる“霊”が、全ての思いを神様に執り成して下さっている」ということです。

“霊”自らが、言葉に表せないうめきをもって執り成してくださる

 皆さんはどんな時に祈りますか。朝起きた時?食事の前?夜寝る時?悩んでいる時や悲しい時に祈りますか?自分のことではなく、家族やお友だちが悩んでいる時、悲しんでいる時にお祈りするかも知れませんね。でも、あまりにも悩みが大きい時や悲しみが大きい時など、どう祈ったらよいか、わからなくなってしまうこともあるでしょう。私自身、とっても悲しい時に、ただ「神様…助けて」としか言えなくて、ただ泣くことだけしかできない時がありました。皆さんはどうですか。でも、大丈夫みたいですよ。私たちがどう祈ってよいかわからない時も、私たちの内で神様の“霊”が一緒に祈って下さるって聖書は教えているからです。“霊”自らが、言葉に表せないうめきをもって執り成してくださる。聖霊が私たちの内に住んで下さり、今も神様に私たちの心の思いを執り成し続けて下さっている。この“霊”の執り成しによって私たちは神様に祈ることができます。言葉にならない祈りも、本当に必要なことは神様にちゃんと届いているのです。

神様にお祈りできる喜び

 「執り成し」ってちょっと難しい言葉ですが、聖霊が私たちの心の思い、気持ちをちゃんと神様に伝えて下さっています、ということです。神様は、私たちのことをとても愛して下さって、私たちのところに大切な聖霊を遣わして下さいました。この聖霊が、私たちの心の思いを全部受け止めて下さいます。そして、神様に、その思いを届けて下さいます。悲しい時、辛い時、私たちの心の中はぐちゃぐちゃかもしれません。お祈りなんてできないと思うかもしれません。でも、そういう私たちの思いを、聖霊は共にいて受け止めて下さり、ちゃんと、神様に伝えて下さるのです。だから、私たちは神様にお祈りできます。私たちのお祈りは不十分かもしれません。けれども、聖霊が私たちと共にいて下さって、言葉にできない私たちの心の思いの全てを、神様に届けて下さるのです。このように、神様は私たちに、必要な助けを必ず与えて下さいます。パウロも、聖霊に助けられて神様にお祈りをして歩みました。私もみんなに、神様にお祈りして歩んでほしいと心から願っています。私たちがお祈りする時、私たちが思う以上に神様が近くにいて下さいます。だから、神様にお祈りできることは、とても大きな喜びなのです。感謝!感激ですね!



         ■ 次主日は「収穫感謝日」です。

    私たちの国の法律では、11月23日を「勤労をたっとび、
    生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」 趣旨の日
    (勤労感謝の日)と定めています。 
    戦前はこの日を「新嘗祭(ニイナメサイ)」といい、
    天皇がその年の新穀を先祖にお供えする儀式の日で、
    稲の収穫を祝い、翌年の豊作を祈願する古くからの祭
    りでした。しかし新しい法律では、誰が誰に感謝する
    日かが極めてあいまいになってしまいました。

    キリスト教会の「収穫感謝祭」は、雨を降らし、日を
    照らし、豊かな収穫の恵みを与えて下さった神さまに
    対して感謝をささげる日です。もちろん、収穫への感
    謝の祭りは旧約聖書の時代からありましたが、今日の
    収穫感謝祭は、 アメリカ合衆国独立の礎石となった
    ピルグリム・ファーザーズと呼ばれる新移住者の一群
    が、11月の終わりに無事穀物を実らせ、生き延びる
    ことができたことを感謝して祝うため、七面鳥などの
    ご馳走を用意し、集ったことを起源としています。
 



    ■ 今年のクリスマス礼拝は12月25日(日)です。

     この良き日に洗礼や入会を希望される方は、牧師
    までお申し出ください。


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠



          2022年度 年間聖句

    「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
    神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
    になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
    走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            

            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・葛飾高砂伝道所と川名 基 牧師のために。
                   
            

            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  聖書通読:哀歌 1章  
                   (旧)p.1283
    ・11:45~12:00  讃美歌練習指導:奏楽奉仕者
    ・12:00~      お茶の会(自由参加です)
              11月定例役員会


            今週の集会

    ・聖研祈祷会  11月17日(木)10:30-11:30  
     マルコによる福音書 6章14~29節 (新)p.71

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に祈る教会”
     として、同欄に紹介されている葛飾高砂伝道
     所のお働きを覚えて祈りを合わせます。
 


            次主日のご案内

     収穫感謝の特別礼拝   11月20日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 会 : 出席役員
      交 読 : 詩篇 140篇
      聖 書 : ルカによる福音書 16章19~31節
                    (新)p.141
      説 教 : 「お金持ちと貧しいラザロ」牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-11 (感謝にみちて)
            21-493(いつくしみ深い)
           21-566(むくいを望まで)

    ・礼拝後、
      「聖書通読」エゼキエル書 16章 (旧)p.1315
      讃美歌練習 指導:奏楽奉仕者
      その後、お茶の会があります。(自由参加です)
     
           



            その他の報告


      ■ 細井宏一伝道師  【活動報告】

    第1週目~第6週目迄、礼拝堂うしろの専用掲示板で
    ご覧頂けます。毎週楽しみですね!
    



      ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した細井伝道師が、神学校
    在学時、讃美歌学の課題で提出した詞に、担当の教師
    から、神学校卒業を記念して曲をつけていただきまし
    た。感謝申し上げます。作曲者の承諾を得て、2022年
    4月から毎週、主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
    牧師の巻頭言をはじめ、「鈴木一郎先生を偲ぶ会」
    で語られた言葉を特集して、3月27日発行いたしま
    した。御多忙の中をご出席いただき、貴重なご証言
    を語っていただいた方々に心より御礼申し上げます。
    伝道所に連なる皆さまや、来会される方々にお配り
    しています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝を献げられることが、決して当たり前のこと
    ではないことを学びました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら新たな一年の歩みを始めたいと願っています。
    どなたでも無理なく通読できるように、年間通読予定表
    (2022年版)を以下に添付しましたので、ご参考の
    うえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・礼拝準備祈祷会 11月 6日(日)男4、女8、 計12名
  ・主日礼拝    11月 6日(日)男4、女8、 計12名
  ・聖研祈祷会   11月10日(木)男2、女3、 計 5名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022. 11. 12  by km. mn


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