2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第14主日礼拝

     2022年9月4日  午前10時30分~
                
               司 式    伝 道 師

               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    (真理は主イエス・キリスト)   一 同
  
交  読    詩篇 129篇          一 同
  
聖  書    詩編 103編 3~5節   (旧) p. 940
                   
祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-226番(1,3,5)       一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21484番          一 同

説  教    「忘れないで」          牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21533番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                                説教要約 印刷用PDF      

聖霊降臨節第14主日礼拝
説教
「忘れないで」要約
詩編 103編3節~5節

① 詩編103編

 詩編は、全体が150編と、聖書の中で一番大きな書になっていますが、その内容は、長い歴史の間の信仰の歌の集大成です。律法は神様からの直接の語りかけ、預言書は、預言者たちによる神様の言葉の伝達とすると、詩篇は、人々の神体験、神の受容、神の告白と、信仰者の実存が赤裸々にあらわれています。従って詩篇の内容も多岐にわたって、旧約の時代の神学、人間学が、いろいろな形であらわれてきます。103編は、神様に召された民が神様に向かって歌う賛美の言葉であり、祈りの言葉です。この詩はダビデの名を冠する「賛美・ほめたたえ」の詩です。自分の全存在に向けて「主をたたえよ」(1)と呼びかける詩です。なぜ詩人は神様を「ほめたたえよ」と呼びかけているのでしょうか。それは、神様がご自分の群れを深い愛をもって助けられたからです。詩人はこの神様のなされたことを「主の御計らい」(2)と言っています。その神様のなされたことが記されています。神様は私たちに何をしてくださったのでしょうか。たくさんあります。

② 罪のゆるし、病の癒やし、墓、死の世界
 
 「罪」とは神様から離れてしまい、神様抜きで生きていくことです。神様から離れてしまうと私たちは自分のことも分からなくなり、自身を見失います。自分の生きていく方向が分からなくなります。自分のことで色々悩み、自分の思い通りにしたいと思って人を傷つけてしまいます。そのような「罪」の中にある人間に神様は歩みより、呼びかけ、ご自分の方に向き直らせ、引き寄せてくださいます。「病の癒やし」とは罪の中にある私たちの悩みや苦しみの全てを神様が受け止め、慰め、私たちに生きる力、喜びを与えてくださることを表しています。「墓」とは私たちと神様との交わりが完全に絶たれてしまう場所です。罪の中で神様から離れたままに歩んでいくなら私たちは神様の恵みの届かない死の世界に吞み込まれてしまいます。「死の世界」とは苦しみと悩みに満ちている希望のない世界です。神様は私たちがこの詩の世界の中で滅ぶことを望まれません。私たちを救い出し、ご自分のもとに集め、慈しみと憐れみを豊かに与えてくださいます。

忘れないで

 この「神様の御計らい」は、イエス様において私たちに実現しました。イエス様は私たちの罪を赦し、病を癒し、私たちを滅びから救い出してくださいました。イエス様は私たちのために十字架について死んでくださり、私たちの罪の赦しを実現してくださいました。そのイエス様を神様は三日後に復活させられ、イエス様と私たちを結び合わせ、私たちに復活の命の希望を与えてくださいました。神様はイエス様を通して私たちの「罪を赦し」、「病を癒し」、「命を墓から贖い出して」くださいました。イエス様が十字架についてくださったのは、私たちの罪が赦されるためであり、イエス様が復活なさったのは、私たちが神様の恵みを受けて新しく、力強く生きてほしいからです。イエス様の「十字架と復活」、これが神様の「御計らい」です。この神様の「御計らいが私たちの心に宿るなら、私たちの心に喜びが与えられ、生きる力が与えられます。だから神様の御計らいを忘れないようにしましょう。「神様、ありがとうございます」と神様に「生かされている」ことを感謝しましょう。神様の「御計らい」に対して、心から神様に「ハレルヤ」と褒め称えましょう。神様を褒め称えるところに私たちの輝いて生きる力の源があるのですから。



         ■  「振起日」

   教会暦では9月の第一日曜日を「振起日」と定めています。
  「振起日」とは、米国の教会での‘Rally Day’
(ラリーデー)
   から由来しています。暑い夏を終えて精神をもう一度奮い
   起こし、再結集
(ラリー)して、秋に向かって心機一転新
   しい出発をしよう!という志がそこにあります。
   日本基督教団の教会の中でも、比較的歴史の長い教会では
   この日を覚えて「振起日礼拝」を献げています。




         家族を結ぶ原点     水野 源三

     主よ わが家にも お立ち寄りください
     弟夫婦は             
     忙しく働いていますので
     何もおもてなしできませんが
     そこにおあたりください
     この炬燵ぶとんは
     多くの方々の
     愛のこもったものです
     これをお読みください
     この寄せ書きは
     多くの方々の
     祈りのこもったものです
     主よ 私を愛し祈ってくださる
     多くの方々に
     恵みと   平安を      
     ゆたかに 与えてください
     
    (瞬きの詩人の「こんな美しい朝に」より)








    教団出版局の月刊誌『信徒の友』2022年7月号
    の「日毎の糧」欄(7月14日)に茅ヶ崎堤伝道所が
    紹介され、私たちの祈りの課題を覚えて、多くの方
    々からお祈りを献げていただきました。教会・伝道
    所・個人の皆様に心より感謝申し上げます。
   
    ・・・ 祈りのお葉書をいただいた方々 ・・・
   浅草教会様11名の方々、尼崎教会様8名の方々、
   尼崎教会様8名の方々、上田新参町教会様6名の方々、
   宇都宮東伝道所様5名の方々、大江野の花教会様、
   荻窪教会様8名の方々、鹿児島教会様7名の方々、
   鴨島兄弟教会様5名の方々、河内長野教会員様2名の方々、
   北須磨教会員様、小石川明星教会員様、相模原教会様、
   下石神井教会様5名の方々、小山教会様2名の方々、
   泉北栂教会様5名の方々、祖師谷教会様8名の方々、
   高槻教会様8名の方々、津教会様2名の方々、平塚教会様、
   辻堂教会様6名の方々、天門教会様8名の方々、
   東京山手教会様16名の方々、東郷教会様9名の方々、
   長野教会様5名の方々、名瀬教会様9名の方々、
   奈良教会様3名の方々、武蔵豊岡教会様10名の方々、
   門司大里教会様8名の方々、薬円台教会様5名の方々、
   元住吉教会牧師・教会員一同様、宿河原教会様、
   横浜磯子教会様2名の方々、松戸教会様30名の方々、   
   コイノニアセンター様、和歌山新生伝道所様5名、個人2名様、
   隠退教師2名様、そして、教団総幹事 秋山 徹様、
   教団出版局『信徒の友』『こころの友』編集部の
   林 牧人様、宮地 冬子様、大村 豊様、
   皆様の尊いお祈りに、牧師、伝道師、教会員一同大変
   励まされています。前途洋々力が湧いてまいりました。
   本当にありがとうございました。



 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2022年度 年間聖句

     「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
     神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
     になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
     走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            
            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・小平学園教会と下里綾子牧師のために。
                   
            
            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~10:30  礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  聖書通読:箴言7章  
                   (旧)p.999
    ・11:45~12:00  讃美歌練習


            今週の集会

    ・聖研祈祷会   9月8日(木)10:30-11:30  
        マタイによる福音書 14章13~21節 
                   (新)p.28

    ・信徒の友「日毎の糧」欄に載っている聖書の
     言葉に耳を傾けた後、この日”共に祈る教会”
     として同欄に紹介されている小平学園教会の
     お働きを覚えて祈りを合わせます。
 


            次主日のご案内

     ■ 聖霊降臨節第15主日   9月11日(日)

    ・礼拝準備祈祷会      午前10:20-10:30
    ・主日礼拝         午前10:30-11:45
      司 式 : 伝 道 師
      配 餐 : 配餐奉仕者
      交 読 : 詩篇 130篇
      聖 書 : ローマの信徒への手紙 14章17節
                    (新)p.294
      説 教 :「神の国に生きよう」 牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-57 (ガリラヤの風かおる丘で)
            21-412(昔、主イエスの)
     (聖餐式) 21-81 (主の食卓を囲み)

    ・礼拝後、
      「聖書通読」 箴言28章 (旧)p.1027
      讃美歌練習 指導:奏楽奉仕者
      9月役員会 役員の方はお残り下さい
           



            その他の報告



       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した伝道師が、神学校在学
    時、讃美歌学の課題で提出したした詞に、担当教師の
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念して曲をつけて
    いただきました。感謝申し上げます。作曲者のご承諾
    を得て、4月から毎週、主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
    牧師の巻頭言をはじめ、「鈴木一郎先生を偲ぶ会」
    で語られた言葉を特集して、3月27日発行いたしま
    した。御多忙の中をご出席いただき、貴重なご証言
    を語っていただいた方々に心より御礼申し上げます。
    伝道所に連なる皆さまや、来会される方々にお配り
    しています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     わたしたちのの社会がコロナ禍に直面し、早くも3年
    目に突入しました。これまで経験したことのない大きな
    災いによって、一日一日を生きること、そして、教会に
    集って礼拝できることが、決して当たり前のことではな
    いことを学ぶことができました。
     この与えられた時を大切に、意味あるものとして過ご
    すために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引き続き、
    2022年1月2日(日)より「聖書通読」を再開しま
    した。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、おたがいが
    通っている試練を覚えながら、共に祈り合い、支え合い
    ながら新たな一年の歩みを始めたいと願っています。
    どなたでも無理なく通読できるように、年間通読予定表
    (2022年版)を以下に添付しましたので、ご参考の
    うえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・夏の教会学校  8月28日(日) 男3、女 7、 計10名
  ・礼拝準備祈祷会 8月28日(日) 男3、女 7、 計10名
  ・主日礼拝    8月28日(日) 男3、女 7、 計10名
  ・聖研祈祷会   9月 1日(木) 男2、女 3、 計 5名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022. 9. 3  by km.mn


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