2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         聖霊降臨節第4主日礼拝

     2022年6月26日  午前10時30分~
                
               司 式    伝 道 師
 
               奏 楽    奏楽奉仕者


前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    真理は主イエス・キリスト     一 同
  
交  読    詩篇119篇(シン~ タウ)      一 同
  
聖  書    コリントの信徒への手紙 二 第1章21~22節 
                      (新) p. 326

                   
祈  祷                     司式者

讃 美 歌     21-57           一 同
  
使徒信条    21-93番 4-A )       一 同

讃 美 歌     21355番          一 同

説  教    「イエス様に結ばれて」      牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21196番          一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏   (黙  祷)          奏楽奉仕者

                                                               説教要約 印刷用PDF

聖霊降臨節第4主日礼拝
説教
「イエス様に結ばれて」要約
 コリントの信徒への手紙 二 第1章21節~22節


① わたしたちに油を注いでくださったのは、神です(21節)

 「油を注ぐ」という言葉があります。これは特別な言葉です。昔イスラエルに王様がいた時代、選ばれて王様になる時の儀式がありました。神様に仕える祭司が王様になるその人の頭に油を注いだのです。油は神様の霊を表していて、神様の霊によってその人が潔められて、神様によって立てられたという事を表していました。この手紙を書いたパウロは教会につながる私たちは皆がその油を注がれた者だと言っています。神様に選ばれ、特別な力と務めをいただいている者だと。神様の特別な務めを行う力は、神様からの聖霊をいただいてイエス様に結びつけられる力です。ですから今も生きて私たちと一緒にいて下さるイエス様につながっているという事が大切なのです。神様の霊をいただいてイエス様に結ばれた私たちはイエス様のお守りと励ましをいただいて神様のための働きをすることができます。自分の力や勇気だけで神様のための働きをする事はできません。イエス様にシッカリつながれている私たちだから神様のための働きができるのです。

② 神はまた、わたしたちに証印を押して(22節)
 
 「証印」という言葉。約束や契約の文書にその内容が確かである事を示すために証印を押します。ですから、証印を押すという事には押す人の決意が込められています。この場合には神様の決意です。「保証としてわたしたちの心に“霊”を与えてくださいました」(22)。神様は私たちを召してご自分の大切な務めにつけて(即位させて)下さいました。その事を私たちがハッキリと知るために、私たちの心に“霊”を与えて下さったと言われています。“霊”とは聖霊の事です。私たちは「キリストに固く結び付け」ていただいたと「思い込んでいる」のではありません。神様の送って下さった聖霊によって、その確信を与えられているのです。聖霊が弟子たちにくだった出来事(使徒2:1~4)が示すように、弟子たちは、ただ自分の確信や熱意だけでは神の国の働きを行うことはできません。弟子たちは待たなければなりませんでした。祈って、上からの聖霊をいただく事を。人は神様にとらえられて、初めて証しをする者として立つ事ができるからです。

イエス様に結ばれて

 神様は「どんな時でも私たちがイエス様につながっていること」を喜んで下さいます。神様は、私たちがイエス様につながっていることを忘れないように「聖霊」を下さいました。聖霊は目に見えません。でも、聖霊は「どんな時でもイエス様につながっています」という神様の約束のしるしです。イエス様の事をたくさんの人々に伝えたパウロは、イエス様にあった事がありません。でも、パウロは、イエス様のことをたくさんの人にお話ししました。それは、パウロが神様から聖霊をいただいてイエス様につながっている事を忘れなかったからです。コリントは地中海の多くの街から人々が集まって来る港町でした。面白い事や楽しい事がいっぱいありました。でも悪い事や誘惑もいっぱいありました。そういう中で誘惑に負けす、神様の事を人々に伝えていくのがコリントの信徒の人々の務めでした。そのために教会の人たちは神様の油をいただいているのです。王様に即位する者が油注がれるように、神様の栄光に浴する者として油注がれている私たちです。その光栄ある恵みをわがものとして受け入れることができるように、神様は私たちの内に聖霊を下さいました。私たちもパウロと同じように聖霊をいただいている事を忘れないように。




           ■ 聖霊と風車
 
    聖霊は神の息であると聖書は教えます。そこに神の呼吸
   というイメージを重ねると、温かさや命が感じられます。
   私たちは、神さまから息を吹き込まれることで、愛の呼吸
   をさせていただくようになります。いや、愛のないところ
   から、愛に駆り立てられるようになる、と言った方がよい
   のかもしれません。

    パンデミックのもと「ソーシャル・ディスタンス」と言
   う言葉が定着しました。なぜ「社会的」距離なのでしょう。
   それは、自分が相手からうつされたくないための「利己的」
   距離ではなく、自分が相手にうつさないための思いやりの
   距離だから。その心が社会を支え、社会は愛を必要とする
   からです。その距離は、分断ではなく共生を意味します。
 
    人が共に生きるためには、愛が必要です。愛の源である
   神さまの息吹が、今日も私たちに届いています。私たちの
   いのちの風車が、神さまの愛を示すものとなりますように。


  ◎ ウクライナ救援募金について…
   去る2月24日に始まったロシアの軍事侵攻により、ウク
   ライナ国内に多数の死傷者、被災者、国外への難民が出て
   います。 この地に一日も早く主の平和がきますように、
   そして人々の命が守られることを祈り、6月19日の礼拝献金  
   18,510円、緊急救援募金1,850円、合計20,360円を、日本
   基督教団社会委員会を通して人道的支援のために献げます。
   皆様のご協力を感謝いたします。 (会計)


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2022年度 年間聖句

     「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
     神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
     になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
     走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            
            今週の祈り

    ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
    ・病や困難の中にある友のために。
    ・藤沢北教会と長倉基牧師のために。
               
            
            本日の集会
       (感染予防対策を講じながら行います)

    ・10:20~     礼拝準備祈祷会
    ・10:30~11:30  主日礼拝 
    ・11:30~11:45  聖書通読:歴代誌下21章
                    (旧)p.697
    ・11:45~12:00  讃美歌練習
    ・12:00~     お茶の会(自由参加です)


            今週の集会

    ・聖研祈祷会   6月30日(木)10:30-11:30  
       テモテへの手紙二 3章1~17節
                  (新)p.393

     信徒の友「日毎の糧」欄に記載の聖書のみ言葉に
     耳を傾けたのち、この日”共に祈る教会”として
     同欄に紹介されている藤沢北教会のお働きを覚え
     て祈りを合わせます。      



             次主日の案内

    ・聖霊降臨節第5主日      7月3日(日)
     準備祈祷会        午前10:20-10:30
     主日礼拝         午前10:30-11:30
      司 会 : 伝 道 師
      交 読 : 詩篇120篇
      聖 書 : イザヤ書 59章21節
                (旧)p.1159
      説 教 :「変わらない神様の約束」牧 師
      献 金 : 献金奉仕者
      奏 楽 : 奏楽奉仕者
      讃美歌 : 21-361(この世はみな)
           21-463(わが行くみち)
           21-393(こころを一つに)


     ・礼拝後、「聖書通読」エズラ記 1章   
                 (旧)p.723
           讃美歌練習
           お茶の会  自由参加です





            その他の報告


       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した伝道師が神学校在学時、
    課題で提出したした詞に、讃美歌学を教えて下さった
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念してオリジナル
    に曲をつけていただいて生まれた讃美歌です。4月か
    ら主日礼拝で賛美しています。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
      牧師の巻頭言をはじめ、当伝道所の初代牧師
     鈴木一郎先生を偲んで語られた言葉を特集して、
     3月27日発行いたしました。メッセージを語って
     いただいた方々に心より御礼申し上げます。
      伝道所に連なる皆さまや、来会される皆様に
     お配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     新しい年を迎え、われわれの社会がコロナ禍に直面し、
    早くも3年目に突入しました。
    これまで経験したことのない大きな災いによって、一日
    一日を生きること、そして教会に集って礼拝できること
    が、決して当たり前のことではないことを学ぶことがで
    きました。この与えられた時を大切に、意味あるものと
    して過ごすために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引
    き続き2022年1月2日(日)より「聖書通読リレー」
    を再開しました。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、
    お互いが通っている試練を覚えながら、ともに祈り合い、
    支え合いながら新たな一年の歩みを始めたいと願ってい
    ます。どなたでも無理なく通読できるように、年間通読
    予定表(2022年版)を以下に添付しましたので、ご
    参考のうえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告

  ・主日礼拝     6月19日(日) 男6、女10、計16名
  ・聖研祈祷会    6月23日(木) 男1、女 3、計 4名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団  茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
、伝道師 細井 宏一
 更新: 2022. 6. 25  by km.mn


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