2022年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
        母の日(復活節第4)主日礼拝

      2022年5月8日  午前10時30分~
                
               司 式    伝 道 師

               配 餐    配餐奉仕者
 
               奏 楽    奏楽奉仕者

前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司式者
  
頌  栄    真理は主イエス・キリスト     一 同
  
交  読    詩篇 117篇          一 同
  
聖  書    ヨハネによる福音書 第10章11節~16節
                     (新) p. 186

                   
祈  祷                     司式者

讃 美 歌    54年版-510          一 同
  
使徒信条    21-93番 ( 4-A )        一 同

讃 美 歌     21120           一 同

説  教    「イエスは良い羊飼い」      牧 師

祈  祷                     牧 師

聖 餐 式     2178            牧 師 

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏    (黙  祷)

                                                               説教要約 印刷用PDF

母の日(復活節第4)主日礼拝
説教
「イエスは良い羊飼い」要約
 ヨハネによる福音書 第10章11節~16節


① 「母の日」礼拝にようこそ!

 母親というのはわが子に何でも良くしたいと思う心(愛)でいっぱいです。子はそんな母を尊敬し母の愛をいっぱい受けて「良い人」に育つものです。私たちの母子関係(親子関係)は、あらゆる人間関係の基いとなるものです。私たちはそれぞれの場でリーダーシップをとりながら暮らしています。学校で、職場で、教会で、家庭で、父親であったり母親であったりその仕方は様々ですが、それぞれある役割を担って生活しています。母と子(親子)の本来あるべき姿(良い関係)を経てきた人は、たとえどんな難しい人間関係や新しい局面もスムーズに切り拓いて、それを大きく良いものに成長させることができるようです。それは愛が媒介になっているからです。たとえば、この教会に集うお一人ひとりが互いに、母の愛(何でも良くしたいと思う心)で接すれば、茅ヶ崎堤伝道所は神様に喜ばれる「良い教会」へと成長するでしょうし、間違いなく良く発展するのです。本来あるべき姿(良い関係)を聖書の「羊飼い」のたとえから学びましょう。

② 「羊」と私たち
 
 羊は弱い動物です。弱い動物だからみんなと一緒にいようとしますし、自分たちの羊飼いを心から信頼し、様々な危険から身を守ってもらおうとします。私たちは強がっていても心の奥底に弱さを秘めています。皆さんの中に眼鏡をかけている人がいますね。羊は近眼で約30センチしかハッキリ見えないそうです。羊がいつも群がっているのは、30センチ四方に他の羊が見えないと「ああ、わたしは一人(一匹)ぼっち」と気弱になるからだそうです。私たちも気弱で、独りでいるのはとても寂しいです。みんなと一緒にいたいですし、誰かに命を守って貰いたいのではないでしょうか。イエス様はご自分のことを「わたしは良い羊飼いである」とおっしゃいました。良い羊飼いは命がけで羊を守ります。私たちは毎日の生活の中で、イエス様の慰め励ましが与えられていることに、気づいているでしょうか。イエス様は私たちを命がけで愛し守って下さる方です。実際、イエス様は私たちの罪の身代わりになって、十字架の上で死んで下さいました。

イエスは良い羊飼い 

 眼の近い羊も、耳は良いそうです。牧場に複数の羊と羊飼いがいても、羊はそれぞれ自分の羊飼いの声を正しく聞きわけ、自分たちの羊飼いに間違いなく従っていくそうです。私たちも「良い羊飼い」であるイエス様の声を聞いていくことが大切です。イエス様に聞き従うことなしに、私たちがイエス様の羊であり、イエス様が「良い羊飼い」であることを知ることはできません。私たちはイエス様に心から信頼し、神様と人々に喜ばれる良い親子関係、仲間関係、人間関係を築いて参りましょう!この教会堂にはブロックホルストの「良い羊飼い」の絵が掲げてあります。良い羊飼いであるイエス様が羊の群れの先頭に立って歩まれています。片手に杖を持ち、もう片手には子羊を抱いておられます。よく見ますと、真っ先に来た一匹のお母さん羊が、イエス様の手に抱かれた子羊を見上げています。そして子羊を見上げているお母さん羊の目は、イエス様の御顔をも見上げることになっています。お母さん羊は、群れの羊と同じく、羊飼いのあとについて歩いていたけれど、自分の子をイエス様の手に召されたので、走って行ってイエス様の手にあるわが子を見上げているのです。そしてその子に導かれて、イエス様の御顔を拝しているのです。


          ■ 母よ  ありがとう!!
                      
      私の手となり足となり
      悲しみ苦しみを一緒になってくれた母 

      源三を み国へ送ってからゆきたいと
      いつも 話していた母

      先にゆくのが すまないと言って 
      早春の朝 み国へ召されてしまった母

        (瞬きの詩人 水野源三 1975)



          ■ 母の日の起源

    母の日は、一人の女性の呼びかけから始まりました。
    1905年5月9日に母親を亡くしたアメリカのウエスト
    ヴァージニア州出身のアンナ・ジャービスという女
    性が、教会学校の教師であった母親を偲び、3年後
    の1908年5月10日教会で記念会を持ち、母親が好き
    だった白色のカーネーションを献げました。それで
    カーネーションが母の日に贈る花となりました。
    1914年には米議会で、5月の第2日曜が「母の日」
    と定められました。日本では、大正期に青山学院の
    教授だったアレクサンダー女史が紹介したことから
    キリスト教会を中心に広まったそうです。


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   すでに「新型コロナウィルス感染防止対策」として周知
   されている指針に基づき、できる限りの感染予防対策を
   実施しながら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便
   とご迷惑をお掛け致しますが、ご留意いただきますよう
   お願い申し上げます。特に体調のすぐれない方、健康面
   に不安を抱えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻
   に合わせてホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内
   で御言葉に聴き、祈りの内にお過ごしくださいますよう
   お願い申し上げます。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈り申し上げます。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2022年度 年間聖句

     「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
     神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与え
     になる賞を得るために、目標を目指してひたすら
     走ることです。」
        (フィリピの信徒への手紙3章13b~14節)
            
            
             今週の祈り

     ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
     ・病や困難の中にある友のために。
     ・横浜菊名教会と江口裕子牧師のために。
               
            
             本日の集会
      (感染予防対策を講じながら行っています)

     ・10:20~     礼拝準備祈祷会
     ・10:30~11:30  主日礼拝 
     ・11:30~     聖書通読:サムエル記下17章
                       (旧)p.507
     ・12:00~     5月役員会(讃美歌練習後)



             今週の集会

     ・聖研祈祷会   5月12日(木)10:30-11:30  
        ヨハネの黙示録 5章1~14節
                 (新)p.458

       ( 信徒の友「日毎の糧」欄に記載の聖書の
        み言葉に耳を傾けたのち、横浜菊名教会
        のお働きを覚えて祈りを合わせます。)      



             次主日の案内

     ・復活節第5主日      5月15日(日)
      準備祈祷会        午前10:20-10:30
      主日礼拝         午前10:30-11:30
       司 会 : 出席役員
       交 読 : 詩篇118篇
       聖 書 : ルカによる福音書  2章25~32節 
                     (新)p.103
       説 教 :「人生は出会いで決まる」  牧師
       献 金 : 献金奉仕者
       奏 楽 : 奏楽奉仕者
       讃美歌 :21-351(聖なる聖なる)
           21-343(聖霊よ、降りて)
           21-348(神の息よ)


      ・礼拝後、「聖書通読」列王記上 6章  
                  (旧)p.536
           讃美歌練習
           お茶の会 自由参加です





            その他の報告


       ■創作讃美歌「真理は、主イエス・キリスト」

    

    今年度より当伝道所に赴任した伝道師が神学校在学時、
    課題で提出したした詞に、讃美歌学を教えて下さった
    高浪晋一先生から、神学校卒業を記念してオリジナル
    に曲をつけていただいて生まれた讃美歌です。

     
       ■「新つつみ通信」第4号を発行しました。 

        
   
      牧師の巻頭言をはじめ、当伝道所の初代牧師
     鈴木一郎先生を偲んで語られた言葉、そして、
     2022年度4月より当伝道所に赴任される伝道師
     の派遣実習報告などを載せて3月27日発行いた
     しました。メッセージを語っていただいた方々、
     寄稿していただきました方々に心より御礼申し
     上げます。伝道所に連なる方々や来会される皆
     様にお配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     新しい年を迎え、われわれの社会がコロナ禍に直面し、
    早くも3年目に突入しました。
    これまで経験したことのない大きな災いによって、一日
    一日を生きること、そして教会に集って礼拝できること
    が、決して当たり前のことではないことを学ぶことがで
    きました。この与えられた時を大切に、意味あるものと
    して過ごすために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引
    き続き2022年1月2日(日)より「聖書通読リレー」
    を再開しました。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、
    お互いが通っている試練を覚えながら、ともに祈り合い、
    支え合いながら新たな一年の歩みを始めたいと願ってい
    ます。どなたでも無理なく通読できるように、年間通読
    予定表(2022年版)を以下に添付しましたので、ご
    参考のうえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


           ■ 先週の集会報告
   ・讃美歌練習    5月 1日(日) 男4、女8、計12名
   ・礼拝準備祈祷会  5月 1日(日) 男4、女8、計12名
   ・主日礼拝     5月 1日(日) 男4、女8、計12名
   ・聖研・祈祷会   5月 5日(木) 男2、女2、計 4名



  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
   献金者の個人名は伏せさせていただきました。ご了承くだ
   さい。当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
   によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
 更新:2022.5.7 by km.mn


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