2021年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         降誕節第8主日礼拝

     2022年2月13日  午前10時30分~
                
               司 会    出席役員

               配 餐    配餐奉仕者
 
               奏 楽    奏楽奉仕者

前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    21-85番           一 同
  
交  読    詩篇 105篇          一 同
  
聖  書    ヨハネによる福音書 第9章5節~7節
                   (新)p. 184

                   
祈  祷                     司会者

讃 美 歌     21-17            一 同
  
使徒信条    21-93番 ( 4-A )        一 同

讃 美 歌     21446           一 同

説  教    「土をこねるイエス様」      牧 師

祈  祷                     牧 師

聖 餐 式                     牧 師

讃 美 歌     2181            一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏    (黙  祷)

                                                               説教要約 印刷用PDF

降誕節第8主日礼拝
説教
「土をこねるイエス様」要約
ヨハネによる福音書 第9章5節~7節


① 信仰も健康も両方大事

 私の知人に、信仰と健康を並べて「信仰は大事じゃない。健康が大事だ。健康こそ、人間を幸せにする」と言うのが口癖だった人がいます。私は彼に「クリスチャンでない方も、キリスト教主義学校で働いている以上、礼拝と建学の精神を大事にしましょう。それを大事にしないということは、自分の生き方を否定することではないでしょうか」と申し上げたのですが、聞き入れてもらえませんでした。あれから時が経って、彼がクリスチャンになったと知りました。だんだんと目が見えなくなり、とうとう先生をやめたとのこと。元来並べていけない健康と信仰を並べるなら、例えば生まれつき身体的なハンディキャップを持って生まれた方が家にいたらどうか、家族の中に大病したり、看病しなければならない人が出たら、<健康が幸せで、信仰は関係ないという考えは、生涯不幸だ、悲惨だ、私の人生希望がない>ということに気付いたそうです。今は「信仰も健康も両方大事」というのが口癖になったとか。彼の人生は新しく作り変えられました。 

② シロアムの池に行って洗いなさい
 
 生まれつき目が見えない人がいました。イエス様は土をこねてその人の目にぬりました。そして「シロアム(『遣わされた者』という意味)の池に行って洗いなさい」と言われました。その人が言われた通りにしたら、目が見えるようになりました。イエス様は世の光として私たちを照らして下さいます。どうしてよいか分からなくなった時、迷ってしまった時はお祈りしましょう。聖書を読みましょう。そうすれば私たちがよく見えるように、イエス様が明るくして下さいます。私たちの善悪の究極の判断模範を与える方はイエス様です。私たちの人生の歩みの上で、理解しがたいことが沢山あります。辛いことが沢山あります。悲しい時もあります。家族の中にいながら、友達の中にいながら、孤独を感じることもあります。が、それらの辛さ、悲しさを共有して下さる方を、私たちはイエス・キリスト(遣わされた者)において持っているのです。私たちといつも共に歩まれる究極的存在がおられる、との確信を私たちに与えて下さるのがイエス様です。

土をこねるイエス様 

 「わたしは世の光である」。イエス様の本質や働きを表す重要な言葉です。「唾で土をこねて」という動作は不思議に見えます。遠隔治療よろしく遠く離れても癒す(マタイ8:13など)ほどの方が土をこねるなんて。しかし注意深く読むと、ここに神様の創造の業を見出すことができます。「神は言われた『光あれ』こうして光があった」(創世記1:3)、「主なる神は、土の塵で人を形づくり…」(創世記2:7)という天地創造の出来事の再現です。そしてこの奇跡は肉体的な開眼という結果に終わりません。この癒された人は、ただじっと座らされる状態から、立ち上がって自由に行動するようになりました。物乞いをして、ただ受けるだけだった生き方から、主体的に考え、対話するようになりました。この癒しの前後、弟子や周囲の人々はこの人の障碍は罪の結果だ、と発言します(2;34)。古代のユダヤ教には「不幸や禍=罪の結果」という発想がありました。が、イエス様はその考え方を否定し、むしろ「神の業がこの人に現れるため」と、この人の存在を肯定しました。周囲の人々はイエス様の業とその意味を最後まで理解できません。つまり、真実が「見えていない」のです。一方、癒された当人は「主よ、信じます」と告白するに至りました。

       
       ■2月11日は、「信教の自由を守る日」

    日本キリスト教団では、2月11日の「建国記念の日」
   はかつての戦争の精神的な支柱のひとつ「紀元節」の復活
   につながるとして、それに反対の意思を表すため、教会暦
   のひとつに「信教の自由を守る日」を制定いたしました。
    日本国憲法第20条は、「信教の自由は、何人に対しても
   これを保障する」と定めています。信教の自由は、生まれ
   ながらにすべての人が持ち、為政者や権力者が奪うことの
   できない基本的人権であり、教会には「信教の自由を守る」
   日本国憲法擁護の務めがあります。それを改めて自覚する
   ために、この日に近い礼拝日を「信教の自由を守る日」と
   して献げています。
                 (信徒の友2月号より抜粋)


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
   より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
   「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
   る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
   がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
   をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
   します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
   えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
   ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
   聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2021年度 年間聖句

     神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
     出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
     ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
             (テモテへの手紙二 1章9節)
            
            
             今週の祈り

     ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
     ・病や困難の中にある友のために。
     ・飯田入舟教会と丸大 勝 牧師のために。
               
            
             本日の集会
      (感染予防対策を講じながら行います)

     ・10:20~     礼拝準備祈祷会
     ・10:30~11:30  主日礼拝 
     ・11:30~     聖書通読:レビ記14章
                    (旧)p.182
     ・11:45~     お茶の会(自由参加です)
     ・12:00~     2月役員会

             今週の集会

     ・聖研祈祷会   2月17日(木)10:30-11:30  
        コリントの信徒への手紙(二)3章1~18節
                   (新)p.327 

        ( 信徒の友"日毎の糧”欄に記載の聖書の
        御言葉に耳を傾けた後、飯田入舟教会の
        お働きを覚えて祈りを合わせます。)      



             次主日の案内

     ・降誕節第9主日礼拝 2月20日(日)
      礼拝準備祈祷会     午前10:20-10:30
       主日礼拝        午前10:30-11:30
       司 会 : 出席役員
       交 読 : 詩篇106篇
       聖 書 : ヨハネによる福音書12章35~36節前半 
                    (新)p.193 
       説 教 :「暗闇に追いつかれないで」三原牧師
       献 金 : 献金奉仕者
       奏 楽 : 奏楽奉仕者
       讃美歌 :21-490(かみさまに感謝)
           21-502(光のある間に)
            21-510(主よ、終わりまで)


       礼拝後、「聖書通読」民数記 1章 
                  (旧)p.210
            お茶の会 (自由参加です)




            その他の報告
      
       ■大谷紀子さん 召天のお知らせ

    大谷紀子さんは、2022年2月9日(水)午後10時25分
   老衰により、安らかに眠るように、平安のうちに逝去され
   ましたことを、謹んでご報告申し上げます。
   告別式は2月12日(土)12時30分~於:茅ヶ崎堤伝道所


     
       ■「新つつみ通信」第3号を発行しました。 

        
   
     牧師の巻頭言をはじめ、伝道所の歩みを覚えて教会員
    有志の方々にメッセージ記していただいて、9月12日
    発行することができました。お忙しい中、御寄稿下さい
    ました方々に心よりお礼申し上げます。伝道所に連なる
    方々や来会される方々にお配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     新しい年を迎え、われわれの社会がコロナ禍に直面し、
    早くも3年目に突入しました。
    これまで経験したことのない大きな災いによって、一日
    一日を生きること、そして教会に集って礼拝できること
    が、決して当たり前のことではないことを学ぶことがで
    きました。この与えられた時を大切に、意味あるものと
    して過ごすために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引
    き続き2022年1月2日(日)より「聖書通読リレー」
    を再開しました。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、
    お互いが通っている試練を覚えながら、ともに祈り合い、
    支え合いながら新たな一年の歩みを始めたいと願ってい
    ます。どなたでも無理なく通読できるように、年間通読
    予定表(2022年版)を以下に添付しましたので、ご
    参考のうえ、ご参加くださいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


   ■ 先週の集会報告
   ・礼拝準備祈祷会 2月 6日(日) 男4、女5、計 9名
   ・主日礼拝    2月 6日(日) 男4、女5、計 9名
   ・聖研祈祷会   2月10日(木) 男1、女2、計 3名



   ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
    献金者の個人名は伏せさせていただきました。当伝道所は、
    教会内外からの多くの方々の尊い献金によって支えられて
    いることに心から感謝しています。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
 更新:2022.2.12 by nk


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