2021年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
         降誕節第5主日礼拝

     2022年1月23日  午前10時30分~
                
               司 会    出席役員
 
               奏 楽    ヒムプレーヤー

前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    21-85番           一 同
  
交  読    詩篇 102篇          一 同
  
聖  書    ヨハネによる福音書 第11章23節~27節
                     (新)p. 189

                   
祈  祷                     司会者

讃 美 歌     21-11            一 同
  
使徒信条    21-93番 ( 4-A )        一 同

讃 美 歌     21390           一 同

説  教    「すなおに信じる」        牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21194           一 同

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏    (黙  祷)

                                                               説教要約 印刷用PDF

降誕節第5主日礼拝
説教
「すなおに信じる」要約
ヨハネによる福音書 第11章23節~27節


① 愛する兄弟ラザロの死を悲しむマルタ

 今、私たちは生きています。これは当たり前のことではありません。私たちの命は、神様からの贈り物です。神様が、私たち一人ひとりに命を与えて下さっているから、私たちは今こうして生きているのです。そして、私たちがいつ死ぬかを決めるのも神様です。それが分かっていても、大切な家族や友だちが死んでしまい、目の前からいなくなってしまうと、とても悲しくなります。マルタも、兄弟のラザロが死んでしまい、とても悲しみました。マルタはイエス様と仲良しでしたから、ラザロが病気になった時、イエス様に「早く来て、ラザロを助けて下さい」とお願いしていました。イエス様ならラザロを助けられるって信じていたから。なのに、ラザロが病気だという知らせを聞いても(3)、イエス様は二日間も同じ所にいて、ラザロのもとに行こうとしません(6)。そうしているうちに、ラザロは死んでしまったのです。その後で、イエス様がマルタの所にやって来ました。マルタは「もっと早く来て下さったら、弟は死ななかったのに」と怒りました。 

② 死んでも生きる
 
 イエス様がすぐにラザロのところへ行かなかったのは「この病気は死で終わるものではない」(4)からです。イエス様は、ラザロの死をとおして神様の栄光をあらわし、ご自身も栄光を受けることを示そうとされたのです。ですから、ラザロの死を悲しむマルタに「あなたの兄弟は復活する」(23)と言われます。当時のユダヤ人には、終末に死者が復活することを信じる人たちが多くいたと考えられます。マルタもそのことについて知っていたのでしょう。それで「終わりの日の復活の時に復活することは存じております」(24)と答えました。そんなマルタに、イエス様は「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。…このことを信じるか」(25~26)と言われます。わたしが復活であり命であるから、死者の復活は、私を信じる今、ここで起こるというのです。マルタは「はい、主よ、あなたが世に来られるはずの神の子、メシアであるとわたしは信じております」(27)と答えました。マルタは、イエス様の言葉を信じました。

すなおに信じる 

 愛する兄弟ラザロの死を悲しむマルタは、「あなたの兄弟は復活する」というイエス様の言葉に驚いたはずです。死んだ人が生き返るなんてありえないし、あるとしたら神様が死者を復活させられる終末の時だと思っていたからです。でも、「あなたが神にお願いになる事は何でも神は叶えてくださる」(22)とあるように、イエス様に対する信頼もありました。だから、「復活であり、命である私を信じるか」と聞かれた時に、「信じます」と答えたのです。この後を読み進めていくと、死んでしまった兄弟ラザロは、イエス様によって復活させられます(44)。が、マルタはそれを見る前に、「わたしは復活であり、命である」と言われるイエス様に「あなたが世に来られるはずの神の子、メシアであるとわたしは信じております」と信仰告白したのです。この告白はイエス様ならラザロを復活させることができると信じている事の表れです。「メシア」とは、救世主(救い主)です。旧約聖書には、いつか必ずメシアが現れ、神様の救いが完成する時(終末)がくるという予言が記されています。イエス様は神様の子供であり、救い主です。イエス様を救い主と信じる人は、神様の子供となり、イエス様と一緒に生きるのです。私たちもすなおに信じましょう!


       
       ■  「からこそ」
                   渡 辺 和 子
    
   「花のいのちは短くて、苦しきことのみ多かりき」

    輝くためには燃えないといけないし、燃えるためには、
   必ず”痛み””苦しみ”がある。
   
   苦しいことの多い生命であったとしても、また短い生命で
   あったとしても、咲いたということに価値があるのである。
 
   短いにもかかわらず、苦しいことが多いにもかかわらず、
   咲くのではなくて、短いからこそ、苦しいことが多いから
   こそ咲くのである。

   花の美しさは、そのはかなさ健気さにこそあるのであって、
   アートフラワー、ホンコンフラワー はきれいであっても、
   美しくない。

   限りある生命のゆえに惜しまれ、いとおしまれるのだ。短か
   限られた生命なればこそ、その間、輝かせないといけない。
   内側から人が輝くために必要なもの、それを「愛」という。


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
   より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
   「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
   る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
   がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
   をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
   します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
   えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
   ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
   聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2021年度 年間聖句

     神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
     出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
     ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
             (テモテへの手紙二 1章9節)
            
            
             今週の祈り

     ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
     ・病や困難の中にある友のために。
     ・坂城(さかき)栄光教会と仲野隆介牧師のために。
               
            
             本日の集会
      (感染予防対策を講じながら行います)

     ・10:20~     礼拝準備祈祷会
     ・10:30~11:30  主日礼拝 
     ・10:30~     聖書通読:出ジプト記 9章
                      (旧)p.106
     ・11:45~     お茶の会(自由参加です)
            

             今週の集会

     ・聖研祈祷会   1月27日(木) 10:30-11:30  
       ルカによる福音書10章17~24節 (新)p.121 

        ( 信徒の友"日毎の糧”欄に記載の聖書の
        御言葉に耳を傾けた後、坂城栄光教会会
        のお働きを覚えて祈りを合わせます。)      



             次主日の案内

     ・降誕節第6主日礼拝 1月30日(日)
      礼拝準備祈祷会     午前10:20-10:30
       主日礼拝        午前10:30-11:30
       司 会 : 出席役員
       交 読 : 詩篇103篇
       聖 書 : ヨハネ黙示録 5章11~14節 
                    (新)p.458 
       説 教 :「礼拝においで!」  三原牧師
       献 金 : 献金奉仕者
       奏 楽 : 奏楽奉仕者
       讃美歌 :21-17 (聖なる主の美しさと)
           21-456(わが魂を愛するイェスよ) 
           21-471(勝利をのぞみ)


       礼拝後、「聖書通読」出エジプト記25章~ 
            朗読者に合わせて全員で!




            その他の報告
     
     ■「新つつみ通信」第3号を発行しました。 

        
   
     牧師の巻頭言をはじめ、伝道所の歩みを覚えて教会員
    有志の方々にメッセージ記していただいて9月12日に
    発行することができました。お忙しいなか、御寄稿下さ
    いました皆様方に心よりお礼申し上げます。伝道所に連
    なる方々や来会される方々にお配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     新しい年を迎え、われわれの社会がコロナ禍に直面し、
    早くも3年目に突入しました。
    これまで経験したことのない大きな災いによって、一日
    一日を生きること、そして教会に集って礼拝できること
    が、決して当たり前のことではないことを学ぶことがで
    きました。この与えられた時を大切に、意味あるものと
    して過ごすために、わたしたち堤伝道所では、昨年に引
    き続き2022年1月2日(日)より「聖書通読リレー」
    を再開しました。信仰の原点に帰って、み言葉に聴き、
    お互いが通っている試練を覚えながら、ともに祈り合い・
    支え合いながら新しい出発をしたいと願っています。
    どなたでもご参加いただけるようにように、年間通読予
    定表(2022年版)を以下に添付しましたので、ご参
    考のうえ、ご参加下さいますようご案内いたします。

                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


   ■ 先週の集会報告
   ・礼拝準備祈祷会 1月16日(日) 男4、女6、計10名
   ・主日礼拝    1月16日(日) 男4、女6、計10名
   ・聖研祈祷会   1月20日(木) 男2、女1、計 3名


   ■ 献金報告
   ※ クリスマス協力献金
       片 瀬 教 会 様 (1月16日 受領)
       茅ヶ崎平和教会 様 (1月16日 受領)
       茅ヶ崎 教 会 様 (1月16日 受領)
   
   ※ クリスマス・バザー献金     31,650円
   
   昨年に引き続いて今年も12月25日(土)、東日本大震災
   で被災された方々への復興支援としてクリスマス・バザーを
   行いました。近隣にお住まいの方や藤沢教会の皆様から献げ
   ていただきました募金は、全額「会津放射能情報センター」
   に献金いたしました。心温まるご支援をいただきました皆様
   に心よりお礼申し上げます。


   ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
    献金を捧げられた方々のお名前は伏せさせていただきまし
    たが、当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
    によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
 更新:2022.1.22 by nk


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