2021年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所  週 報
          
           クリスマス礼拝

     2021年12月19日  午前10時30分~
                
               司 会    出席役員

               配 餐    配餐奉仕者
 
               奏 楽    奏楽奉仕者

前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    21-85番           一 同
  
交  読    詩篇 97篇           一 同
  
聖  書    ルカによる福音書 第2章1節~14節
                    (新)p. 102

                   
祈  祷                     司会者

讃 美 歌     21-256           一 同
  
使徒信条    21-93番 ( 4-A )        一 同

讃 美 歌     21261           一 同

説  教    「神さま第一」          牧 師

祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21264           一 同

洗 礼 式                     牧 師

聖 餐 式                     牧 師

献  金    ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏    (黙  祷)

                                                               説教要約 印刷用PDF

クリスマス礼拝
説教
「神さま第一」要約
ルカによる福音書 第2章1節~14節


① 「そのころ」(1節)

 イエス様がお生まれになった頃、ユダヤの国は、ローマ帝国という強い国の領地でした。ユダヤだけではなく、沢山の国々をローマが占領していました。アウグストゥス皇帝は、それらの国々に住む人々に、人口調査を命令したのです。それは、ただ人数を調べるだけではなくて、もっと沢山の税金を取るため、また兵隊や奴隷として、もっと沢山の人間を集めるための下調べでした。だから、人々は人口調査がとてもいやでした。でも、政府の命令だから仕方ありません。いやいやながら、先祖の町や村の役所に行くために旅行を始めました。ヨセフもマリアも、住んでいたナザレという町から120キロも離れたベツレヘムまで旅行しなければなりません。昔は、電車も自動車もありませんし、その上、マリアは間もなく赤ちゃんが生まれそうになっていましたから、その旅行はとても大変だっただろうと思います。このように聖書は、強い国のいばった皇帝がわがままな命令を出し、そのために、人々が苦しめられている姿を、まずハッキリと書いています。

② 「宿屋には彼らの泊まる場所がなかった」(7節)
 
 ヨセフとマリアが長旅をして、疲れ切ってベツレヘムに着いた時、どこの宿屋も「うちは満員だよ。よそへ行っておくれ」と言われてしまいました。もしも皆さんだったらどうしますか?今でも、多くの人々は同じような態度でクリスマスを迎えます。「うちは満員だよ」―そうです。その人たちの心は自分たちの事でいっぱい。自分の楽しみ、自分の幸せ、自分の願い、自分の得になることばかり考えていて、イエス様の事、苦しんでいる人たちの事を思う余裕さえなくなっています。こう考えるとクリスマスは、悲しい人間の姿を見せる、悲しい物語です。ヨセフとマリアは、しかたなく馬小屋に泊まりました。馬小屋といっても、その頃、ユダヤ人は馬を飼っていません。馬はローマの軍隊の大切な道具です。マリアたちが泊まったのは、たぶん、今の言葉でいえば、駐車場かガレッジのような所でしょう。旅人が乗ってきたロバや、畑で働かせる牛を入れておく所です。イエス様は、寒くて暗いガレッジのような所で生まれたのです。

神さま第一

 寒い夜にも家の中でゆっくり休むことのできない人々が、他にもいました。羊飼いたちです。主人の羊を預かって淋しい郊外の野原で一晩中、羊の群れの番をしていなければならないのです。辛い仕事と重い責任―このような人々に「救い主が生まれた」という素晴らしいニュースが、み使いによって伝えられました。み使いというのは、神さまのみ言葉を伝える役目の事です。もし皆さんが、まだイエス様を知らない人に、神様のみ言葉を伝える役目をすれば、皆さんがみ使いになります。さて大勢のみ使いたちは一緒になって歌いました。「いと高き所には栄光、神にあれ、地には平和、御心に敵う人にあれ」(14)。これはとても大切なみ言葉です。意味は「神さま第一。みんな平和に!」という事です。私たちは、何を第一にするか分からなくなっています。ある人は「お金第一」と言います。他の人は「健康第一」と言います。「自分の国が第一」と言う人、「勉強第一」、「仕事第一」…結局、みんな「自分の幸せ第一」にしたいと思っているのです。皇帝も、宿屋の主人もそうでした。クリスマスにお生まれになったイエス様は、いつも「神さま第一」でした。私たちも、クリスマスのみ言葉をよく学んで、クリスマスを実行する人になりましょう!


       
       ■  「ベツレヘム」

   ・ 主イエスがお生まれになったベツレヘムという地名は、
   「パンの家」という意味を持ちます。何とも象徴的ですよ
   ね。パンなしには人は生きることができません。主ご自身
   「わたしが命のパンである」と言われましたが(ヨハネ6:35)
   命を支えるパンのごとく、主イエスの誕生により私たちは
   永遠の命を与えられることになりました。ゆえに「メリー
   クリスマス」とお互いに祝うことができるのです。

   パンは熱によって発酵します。同じように、その独り子を
   を与えるほどに世を愛された神の熱き愛により、私たちの
   命は膨らむのです。クリスマスにパンを人々に施す習慣が
   イギリスにはあるそうです。私たちも互いに養い合うパン
   種となっていける豊かさを与えられたいですね。


       ■  クリスマス・バザー
    12月25日(土)午前10:30-午後2:00
       会場:茅ヶ崎堤伝道所 礼拝堂

   昨年に引き続いて、今年もクリスマス・バザーを行います。
   地域に開かれた教会となることを願い、オープンチャーチ
   を掲げて皆様のご来場をお待ちいたします。バザーの収益
   は、全額、東日本大震災で被災された方々への復興支援と
   して献金いたします。
                               
      


 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

    新型コロナウイルス感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に
   より、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、すでに
   「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されてい
   る指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しな
   がら主日礼拝を献げています。皆様にはご不便とご迷惑
   をおかけしますが、ご留意いただきますようお願いいた
   します。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱
   えている方には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせて
   ホームページ上の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に
   聴き、祈りの内にお過ごしくださるようお願い致します。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、FAXを
   お持ちの教会員の方にはFAXで週報をお送りいたします。
   当日の週報ならびに説教要旨は、主日礼拝の前日までに
   ホームページ上で閲覧できるようにいたします。事態の
   早期収束を願うと共に、教会員の皆さまはじめ、悲しみ
   と困難に直面する世界中の人々のことを覚え、主のみ守
   りと支えが豊かにありますようにお祈りいたします。
               2021.2.7 牧師・三原信惠


          2021年度 年間聖句

     神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
     出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
     ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
             (テモテへの手紙二 1章9節)
            
            
             今週の祈り

     ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
     ・病や困難の中にある友のために。
     ・豊明新生教会と河合佐紀牧師のために。
               
            
             本日の集会
      (感染予防対策を講じながら行います)

     ・10:20~     礼拝準備祈祷会
     ・10:30~11:45  クリスマス礼拝 
     ・11:45~12:45   クリスマス祝会
            

             今週の集会

     ・聖研祈祷会   12月23日 10:30-11:30  
      マタイによる福音書3章1~12節 (新)p.3 

        ( 信徒の友"日毎の糧”欄に記載の聖書の
        御言葉に耳を傾けた後、豊明新生教会の
        お働きを覚えて祈りを合わせます。)

     ・クリスマス・バザー 12月25日(土)       



             次主日の案内

     ・12月26日(日) 降誕節第1主日礼拝 
      礼拝準備祈祷会     午前10:20-10:30
       主日礼拝        午前10:30-11:30
       司 会 : 出席役員
       交 読 : 詩篇 98篇
       聖 書 : マタイ 2章1~11節 
                  (新)p.2 
       説 教 :「飼葉桶に至る二つの道」三原牧師
       献 金 : 献金奉仕者
       奏 楽 : 奏楽奉仕者
       讃美歌 :21-258(まきびとひつじを)
           21-266(イェスは生まれた) 
           21-280(まぶねの中に)

      
      礼拝後、2021年のハイライトである、K・H
      さんの”チェロコンサート”に行きましょう!
      日時:12月26日(日)14時~15時30分
      会場:二宮町防災コミュニティセンター



            その他の報告
     
     ■「新つつみ通信」第3号を発行しました。 

        
   
     牧師の巻頭言をはじめ、伝道所の歩みを覚えて教会員
    有志の方々にメッセージ記していただいて9月12日に
    発行することができました。お忙しいなか、御寄稿下さ
    いました皆様方に心よりお礼申し上げます。伝道所に連
    なる方々や来会される方々にお配りしています。
         

         
          ■ 前向き・肯定的に!

     コロナ禍の中、2021年1月3日から始めた「聖書
    通読リレー」も、10月11日をもって旧新約聖書全巻
    を読み終えました。通読に参加して下さった皆様の篤い
    志に感謝申し上げるとともに、わたしたちの内に働いて
    下さった聖霊の力とお導きを覚え、御名を賛美致します。
    伝道所の方々の賛同が得られれば、2022年1月2日
    (日)より「聖書通読リレー」を再開する予定です。
    どなたでもご参加いただけるようにように、年間の通読
    予定表(2022年版)を後日添付いたします。
                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF

   


   ■ 先週の集会報告
   ・準備祈祷会  12月12日(日) 男4、女6、計10名
   ・主日礼拝   12月12日(日) 男4、女6、計10名
   ・聖研祈祷会  12月16日(木) 男2、女2、計 4名


  
  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに、
    献金を捧げられた方々のお名前は伏せさせていただきまし
    たが、当伝道所は、教会内外からの多くの方々の尊い献金
    によって支えられています。心から感謝申し上げます。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
 更新:2021.12.18 by nk


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