2021年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所  週 報

          復活後第2主日礼拝

     2021年4月11日  午前10時30分~
                
                司 会     出席役員
 
                奏 楽    ヒムプレーヤー

前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    21-85番           一 同
  
交  読    詩篇 61篇           一 同
  
聖  書    マタイによる福音書 第1章1節、16~17節
                      (新)p. 1
                   
祈  祷                     司会者
  
讃 美 歌     21-57番           一 同
  
使徒信条    21-93番 ( 4-A )        一 同

讃 美 歌     21-289番          一 同

説  教    「イエス様の物語」        牧 師
  
祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-280番          一 同

献  金   ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈     21-93番 ( 5-A )       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏    (黙  祷)

                                                                  説教要約 印刷用PDF

 復活後第2主日礼拝
説教
「イエス様の物語」要約
マタイによる福音書 第1章1節、16~17節


① イエス・キリストの系図

 新約聖書の最初のページ、マタイによる福音書1章1節には「アブラハムの子ダビデの子、イエス・キリストの系図」という言葉があります。系図というのは、自分のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、もっと前の先祖たち、そして自分の子供、孫などが書いてある表の事です。この系図には、イエス様は、イスラエルの人たちが最も大事にしている祖先、アブラハム、そしてダビデの子孫だったという事が書いてあります。イスラエルの人たちは昔、バビロニアという国に戦争で負けて、バビロニアに連れて行かれました。やがてバビロニアから解放されましたが、その後も、ペルシァ、エジプト、アッシリア、ローマという国々が次々やって来て、イスラエルの人たちの自由を奪いましたから、彼らはいつも、苦しみ、悲しみの中にありました。彼らは「神様、私たちに救い主を遣わして下さい」と祈り続けました。この祈りに応えて下さった神様は、ご自分の大事な子どものイエス様を、この地上に送り出す事をお決めになったのです。

系図の中に、四人の女性の名前
 
 第一は「タマル」。彼女は不倫なことをした女性です(創世記38:18)。次は「ラハブ」。彼女は正真正銘の遊女です(ヨシュア6:25)。次に「ルツ」は貞淑な女性でしたが異邦人です(ルツ記)。ユダヤ人にとっては救われないとされた異邦人が、イエスの系図の中に入れられています。最後はウリヤの妻バト・シェバですが、この女性も夫の留守中に姦淫の罪を犯しました(サムエル下11:4)。そういう女性をなぜ入れているのでしょうか。それはイエス・キリストによって、罪ある者も、数に入れられない者も皆、数の中に入れられるようになったという福音が語られているのです。という事は、私たちはイエス・キリストの系図の中に入れられているという事です。系図の中に入れられている限りは、大きな責任と名誉とを神様からいただいているのです。神様は、神様の栄光のために私たちを有益な者として用いられるのです。今日この時代に、用いようとしてくださる神様のゆえに、私たちは自分を大切にし、自分を見つめて生きていく必要があると思います。

イエス様の物語

 神様は、その救い主「イエス・キリスト」という方をイスラエルの民だけにではなく、今この時代に生きる私たちにも、お与え下さっているのです。イエス様は一つの家だけではなく、一つの国だけではなく、すべての人を救う「救い主」として私たちに与えられているのです。聖書は、イエス様の時代の人々の事を、「飼い主のいない羊のような有様」だったと言っています。誰も守ってくれる人がいなかったのです。イエス様は、「飼い主のいない羊のような」人々に自由を与えるために、生きる希望を与えるために、この地上に、来て下さったのでした。そして今もイエス様は私たちと一緒に生きて下さっているのです。福音書は、この系図の後に、苦しむ人、悲しむ人たちの所に向かっていったという「イエス様の物語」を書いています。イエス様が何をなさったのか、イエス様が何を話されたのか、という「イエス様の物語」が始まるのです。マタイによる福音書の著者は、冒頭でこのイスラエルの歴史を描き、ようやく自分たちが望んでいた救い主が到来したことを描きます。そして、全く新しい王である「イエス様の物語」を伝えていきます。私たちも、その「イエス様の物語」に耳を傾けながら、イエス様と出会っていきたいと思います。



        ■  4月の祈り

    命の源であられる神さま
    新しい命が芽吹く季節を 感謝いたします
    十字架に死なれた主イエス・キリストを
    あなたは墓からよみがえらせてくださり
    わたしたちは赦された者として 
    永遠の命の希望を与えられました
    それなのに 復活の主に出会ったときの弟子たちのように
    うろたえ おののき 疑うことが何と多いか
    的はずれな方向に心を向けることが何と多いか
    主なる神さま どうぞ憐れんでください
         
    主イエスがエマオに向かう二人の弟子たちと
    共に歩かれたとき
    二人は御言葉に耳を傾け 心を燃やしました
    主はいつもわたしたちと共に歩み
    いつも語りかけてくださいます
    よく聴いて 信じ 主に従って進む者にしてください
    そして 弟子たちを世界に遣わされたように
    わたしたち一人ひとりにも
    ふさわしい使命を与えてください
    小さなわざであっても
    忠実に行う者になることを 心から願います
    主イエス・キリストの御名によって祈ります  アーメン
               
               (信徒の友4月号より抜粋)

         ■  公   示

    次のとおり、茅ヶ崎堤伝道所定期総会を開催します
    日時  2021年4月18日(日)礼拝後
    場所  日本基督教団 茅ヶ崎堤伝道所 礼拝堂
    
     議案Ⅰ 2020年度 活動報告承認の件
     議案Ⅱ 2020年度 会計決算報告承認の件
     議案Ⅲ 2021年度 活動計画策定の件
     議案Ⅳ 2021年度 茅ヶ崎堤伝道所予算決定の件
     議案Ⅴ その他

   ※ 日本基督教団の『教憲教規』によれば、教会・伝道所
    総会の招集は、2回続けて日曜日の礼拝において公示
    しなければならない(第5章 第28条①)とありますので、
    ここに、総会開催について通知させていただきました。
    また、原則では委任状は認めない事になっています。
    しかし茅ヶ崎市からの要請もあり、新型コロナウイルス
    感染防止の観点から、委任状・書面評決が必要と認め
    ます。よく祈って、よく考えて判断してください。不在
    の方は、書面評決書を4月17日(土)迄にご提出ください。


         
 「新型コロナウィルス」感染症への対応について

   新型コロナウイルスの感染症対応のため、長らく礼拝は
   自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、
   2020年6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。
   しかしながら、「新型コロナウィルス」感染症の感染拡大
   により、再度「緊急事態宣言」が発出されたため、既に
   「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されている
   指針に基づき、できる限りの感染防止対策を実施しながら
   主日礼拝を守っています。皆様にはご不便とご迷惑をおか
   けしますが、ご留意いただきますようお願いいたします。
   特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱えている方
   には、無理をなさらずに礼拝時刻に合わせホームページ上
   の週報をご覧の上、ご家庭内で御言葉に聞き、祈りの内に
   お過ごしくださるようお願いいたします。
    なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、Faxをお持
   ちの教会員の方にはFaxでお送りいたします。当日の週報、
   説教要旨は、主日礼拝の前日までにホームページ上で閲覧
   できるようにいたします。事態の早期収束を願うと共に、
   教会員の皆さまはじめ、悲しみと困難に直面する世界中の
   人々のことを覚え、主のみ守りと支えが豊かにありますよ
   うにお祈りします。
                 2021.2.7 牧師・三原信惠


           2021年度 年間聖句
    神がわたしたちを救い、聖なる招きによって呼び
    出してくださったのは、わたしたちの行いによるの
    ではなく、御自身の計画と恵みによるのです。
             (テモテへの手紙二 1章9節)
            
             今週の祈り
     ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
     ・病や困難の中にある友のために。
     ・在日大韓基督教会大阪第一教会のために。
         
             本日の集会
           (三密を避けつつ…)
     ・10:30~11:30 主日礼拝
     ・11:30~    聖書通読 ヨブ記29章 (旧)p.811
     ・12:00~    4月定例役員会

             今週の集会
     ・聖研祈祷会   4月15日(木) 10:30-11:30  
        列王記上 3章 3~15節(旧) p.531
       (祈祷会では、在日大韓基督教会大阪第一教会
       を覚えて祈ります)

             次週の案内
     ・復活後第3主日礼拝 4月18日 10:30-11:30
       司 会 : 出席役員
       交 読 : 詩篇 62篇
       聖 書 : マタイによる福音書 
            第3章13~17節   (新)p.4
       説 教 :「洗礼の恵みによって」 三原牧師
       献 金 : 献金奉仕者
       奏 楽 : ヒム・プレーヤー
       讃美歌 : 21-120(主はわがかいぬし)
            21-289(みどりもふかき)
            21-507(主に従うことは)
     
      礼拝後  
     (聖書通読)「旧約聖書通読リレー」
           『詩編』21篇 (旧)p.851
     (定期総会) 教会員の方はお残りください!

   
   ■ 前向き・肯定的に!
    新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、発令されていた
    「緊急事態宣言」は解除されましたが、依然として予断を
    許さない状況にあります。
    しかし、コロナ禍の中でも、それぞれの場で、それぞれの
    形で御言葉を学び、神を賛美し、共に覚えて 祈ることは
    可能です。私たち茅ヶ崎堤伝道所では、コロナ禍の大切な
    時を意味あるものとして過ごすために、2021年を
    「聖書通読の年」としたいと願い、2021年1月3日
    から「旧約聖書のリレー通読」を始めました。信仰の原点
    に帰って、新しい出発をしたいと願っています。添付の
    年間通読予定表をご参考の上、ぜひご参加下さいますよう
    ご案内いたします。
   
                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF
   

   
■ 「新つつみ通信」第2号 3月1日付けで発行しました。

       
   
   牧師の巻頭言をはじめ、伝道所の歩みを覚えて教会員有志
   の方々から寄稿していただきました。お礼申し上げます。
   教会に連なる方々や来会される方々にお配りしています。

   ■ 先週の集会報告
   ・イースタ-礼拝  4月4日(日) 男5、女5、計10名
   ・聖研祈祷会  4月8日(木) 男3、女2、計 5名

  ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者ならびに
    献金を献げられた方のお名前は伏せさせていただきました。
    ご了承ください。
     
   当伝道所は 教会内外からの多くの方々の尊い献金によって
   支えられていることに心から感謝しています。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
 更新:2021.4.10 by nk


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