2020年度 主日礼拝
  週報 ・説教抄録  

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     日本キリスト教団茅ケ崎堤伝道所  週 報

            降誕節第7主日礼拝

     2021年2月7日  午前10時30分~
                
                司 会     出席役員
 
                奏 楽    奏楽奉仕者

前  奏    (黙  祷)
  
招  詞                     司会者
  
頌  栄    21-85番           一 同
  
交  読    詩篇 52篇           一 同
  
聖  書    ローマの信徒への手紙 第8章 38~39節   
                     (新)p.284
                   
祈  祷                     司会者
  
讃 美 歌     21-402番          一 同
  
使徒信条    21-93番 ( 4-A )        一 同

讃 美 歌     21-508番          一 同

説  教    「神の愛に信頼する」       牧 師
  
祈  祷                     牧 師

讃 美 歌     21-533番          一 同

献  金   ー困難にある人々への連帯を祈りつつー
  
感  謝                   献金奉仕者
  
主 の 祈    (21-93番 5-A)       一 同
  
讃 美 歌     21
-92番           一 同

  
祝  祷                     牧 師
  
後  奏    (黙  祷)

                                                                  説教要約 印刷用PDF

 降誕節第7主日礼拝
説教
「神の愛に信頼する」要約
ローマの信徒への手紙 第8章38節~39節


① 聖書を知る

 8章31~39節に「神の愛」と小見出しがあります。神の愛と言えば、ヨハネ3章16節を、そらんじておられる方も多いでしょう。パウロは、現実の困難をよく知っていたので、「神、もし我らの味方なら誰か我らに敵せんや」(31)、「私を義として下さるのは神です」(33)、「キリスト・イエスが、神の右に座っていて、私たちのために執り成してくださる」(34)と述べています。故に、どんな困難に遭っても私たちは神の愛によって勝利を収める、と神の愛を絶賛しています。今朝の聖書箇所は神の愛の賛歌の頂点です。彼は「わたしは確信している」(38)と語り始めます。その確信の内容が38後半~39節です。どんな力も、私を神の愛から切り離すことはできない。「死も、命も、天使も、支配するものも」(38)、「高い所にいるものも、低い所にいるものも、他のどんな被造物も」(39)。これらは、私たちを支配しようとする諸勢力の事です。「天使」とは、霊的な力の事です。すぐ前の35節で、パウロは、実際に経験した苦難の数々を延べています。

聖句を思いめぐらす
 
 「どんな被造物も・・・神の愛から、私たちを引き離すことはできないのです」。2020年の初めから、新型コロナウイルス感染症が、世界中で大流行しています。「パンデミック」という言葉を聞きます。「病気の世界的大流行」という意味です。個人的な困難だけでなく、世界的な異常気象による災害や感染症パンデミックの不安もあります。昨年来の新型コレラウイルス感染症など、世界は、そして私たちは今、さまざまな困難に出会っています。世界は滅びに向かっているのでしょうか?実はこのパンデミックを人々は昔から何度も何度も経験しているのです。昔、ペストという病気が大流行しました。ヨーロッパでは、三人に一人がペストで死んだと言います。ペストだけではありません。コレラも一時は、世界中で大流行しました。何度もパンデミックは起きたのです。教会は、そのたびに、人々を励ましてきました。パウロは断言します。「神は、ご自分がお造りになった世界を滅ぼしはなさらない」。私も確信しています。「神は愛の方」ですから。

神の愛に信頼する

 『三本の木』という話があります。山の上でそれぞれの夢を描いて育った三本の木。けれども赤ちゃんのベッドになりたいと願った木は家畜の「えさ箱」に、宝を積む王様の船になりたいと願った木は「小さな舟」に、ずっと山に立っていたいと願った木は、材木にされ、十字架の形に組み合わされました。三本は自分の願ったような人生にならなかったけれど、神の愛に信頼して待っていました。何年もたって神様の不思議な計画が実現します。「えさ箱」(かいばおけ)はイエス様を寝かせるベッドになりました(ルカ2:8~16)。「小さな舟」は天地を治める王であるイエス様を乗せました。この小舟はどんな宝物よりもすばらしいイエス様を乗せることができたのです。しかも小舟の持ち主のペトロは、その時からイエス様に従っていくりっぱな弟子になったのです。そして十字架の形に組み合わされた三番目の木には、一人の男が釘付けにされました。木は恐ろしさに震えました。しかし三日後、その男は神様の子としてよみがえりました。人々は三番目の木、十字架を見る時、神様のことを考えるようになりました。あなたの人生がうまく運んでいないように思われる時、神はあなたのために計画を持っておられる事を常に覚えておきましょう!

   
   ■ 2月のリタニー
 
  司会者  神さま、いつもの毎日が
  みんな  暗い夜のように感じるときがあります。
  司会者  戦争や差別、悲しい知らせ、不安な毎日。
  みんな  心のなかは、夜のようにまっ暗です。
  司会者  神さまは そんな不安でいっぱいの私たちに
  みんな  希望の光として イエスさまをくださいました。
  司会者  私たちの暗い、暗い心に
  みんな  イエスさまというあかりを灯してくださいました。
  司会者  長い、長い夜はおわり
  みんな  私たちは、新しい朝をむかえます。
 (一緒に)  イエスさま、いつも一緒にいてくださって
        ありがとうございます。     アーメン


   ■もうひとつの2月の祈り

   主なる神様
    王の王 主の主なるイエス・キリストを賛美します
    私たちは 2月11日を「信教の自由を守る日」として
    教会の暦に入れています。
    そのことの意味を 多くの人が理解しますように
    お導き下さい

    75年前まで教会は 天皇神格化の嵐の中で
    唯一神信仰を守るために苦しみを受けました
    キリストのみを主と仰ぐ信仰により
    牢に入れられ死んだ人もいます
    二度とそのような時代が来ないように祈ります
    しかし いつこの自由を脅かす力が
    立ち現れるかわかりません
    教会が見張り役となり 警告することができますように
    力を与えてください

   歴史を支配したもう主よ
    弾圧と迫害の歴史を知ります
    現在 世界には宗教弾圧により苦しんでいる人々がいます
    助けてください
    信教の自由にのために闘っている人も多くいます
    お支えください
    勝利の主を信じ 真の自由と平和のために
    進みゆくことができますように
 
    主の御名によって祈り願います   アーメン

              「信徒の友2月号」より抜粋


         
「新型コロナウィルス」感染症への対応について

新型コロナウイルスの感染症対応のため、長らく礼拝は自室礼拝(ご家庭内での礼拝)を原則としてきましたが、6月14日より会堂での主日礼拝を再開しました。しかしながら、コロナ禍が収束していない現状にあっては、既に「新型コロナウィルス感染症対策」として周知されている指針に基づき、ご留意いただきますようお願いいたします。特に、体調のすぐれない方、健康面に不安を抱えている方には、無理をせず礼拝時刻に合わせ、ご家庭内で御言葉に聞き、祈りの内にお過ごしくださるようお願いいたします。なお、週報は主日礼拝の前日に週報棚に入れ、Faxをお持ちの教会員の方にはFaxでお送りいたします。当日の週報、説教要旨は、主日礼拝の前日までにホームページで閲覧できるようにいたします。事態の早期収束を願うと共に、教会員の皆さま始め、悲しみと困難に直面する世界中の人々のことを覚え、お祈りします。
                 2020.6.21 牧師・三原信惠


           2020年度 年間聖句
    あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、
    神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生か
    して互いに仕えなさい。
                (ペトロの手紙 一 4章10節)
            
             今週の祈り
     ・東日本大震災の被災者・被災教会のために。
     ・病や困難の中にある友のために。
     ・山手教会(神戸市)と竹内紹一郎牧師のために。
         
             本日の集会
           (三密を避けつつ…)
     ・10:30-11:30  主日礼拝
     ・11:30-     「旧約聖書通読リレー」
              申命記 30章 (旧)p.328
         
             今週の集会
     ・聖研祈祷会   2月11日(木) 10:30-11:30  
        サムエル記上 14章24~46節  (旧)p.449 
       (祈祷会では山手教会を覚えて祈ります)

             次週の案内
     ・降誕節第8主日礼拝 2月11日(日)10:30-11:30
       司 会 : 出席役員
       配 餐 : 配餐奉仕者
       交 読 : 詩篇 53篇
       聖 書 : ヨハネ黙示録 21章1~4節(新)p.477 
       説 教 :「涙をぬぐい取って下さる」 三原牧師
       献 金 : 献金奉仕者
       奏 楽 : 奏楽奉仕者
       讃美歌 : 21-390(主は教会の基となり)
            21-575(球根の中には)
      (聖餐式)  GL188番、21-81番
     
     ・ 礼拝後  (聖書通読)「旧約聖書通読リレー」
            士師記5章 p.386~
     ・2月役員会 役員の方はお残りください。

   ■ 2月にお誕生日を迎えられる方々へ
     おめでとうございます!
     さらなる祝福をお祈り申し上げます。
   
   ■ 前向き・肯定的に!

   新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、「緊急事態宣言」
  が来月7日まで延長されました。コロナ感染は収束どころか、
  拡大方向にあります。
  しかし、コロナ禍の中でも、それぞれの場で、それぞれの形
  で御言葉を学び、神を賛美し、共に覚えて 祈る事は可能です
  私たち堤伝道所では、コロナ禍の大切な時を意味あるものと
  して過ごすために、2021年を「聖書通読の年」としたい
  と願い、2021年1月3日から「旧約聖書のリレー通読」
  を始めました。
  信仰の原点に立ち帰って、新しい出発をしたいと願っています
  ぜひご参加下さいますよう、ご案内いたします。
   
                     聖書通読表(年間) 印刷用PDF
   

   ■『新つつみ通信 第2号』は、3月1日発行予定です。
     原稿の締め切り日は、次週 2月14日(日)です。
     どうぞよろしくお願いいたします。
   
   ■ 先週の集会報告
   ・主日礼拝    1月31日(日) 男4、女6、計10名
   ・聖研祈祷会   2月 4日(木) 男3、女3、計 6名

   ※ 個人情報保護の観点から、牧師以外の礼拝奉仕者並びに
    献金を献げられた方、2月お誕生者のお名前は伏せさせて
    いただきました。ご了承ください。
     
    当伝道所は 教会内外からの多くの方々の尊い献金によって
    支えられていることに心から感謝しています。

〒253-0006 神奈川県茅ケ崎市堤19-6
TEL/FAX 0467-54-1300
日本キリスト教団 茅ケ崎堤伝道所
牧師 三原 信惠
 更新:2021.2. 6  by nk


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